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表題作欲望スイッチ

荒木 小学校の教師
冴島千尋 25歳 書道家・書道教室の先生

同時収録作品誘惑の甘いワナ

土屋 (漫画家森ユウジ先生のプロアシ)
広瀬 東 21歳(デビュー2年目新人漫画家)

同時収録作品雲外蒼天

向井 (議員秘書)
冴島 一尋 (国会議員・冴島家当主)

その他の収録作品

  • 欲望スイッチ(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)
  • カバー下 おまけ付き

あらすじ

ヘタレ教師・荒木の頭の中は、通勤途中に見かけた書道家・冴島の存在ではちきれんばかりだった。ひとまずお近づきになることに成功したものの… 普段は癒し系の冴島には、エロかわ襲い受に豹変してしまう秘密のスイッチがあって――!? ほか、冴島のド淫乱兄が敏腕秘書に陥落するまでを収録★★★ 表題作はHたっぷり大量描き下ろし!!

(出版社より)

作品情報

作品名
欲望スイッチ
著者
鷹丘モトナリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス Cita Citaシリーズ
発売日
ISBN
9784832288058
3

(15)

(1)

萌々

(3)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
43
評価数
15
平均
3 / 5
神率
6.7%

レビュー投稿数5

どこに~あるのかな~君の○○スイッチ~♪

「好き人に触られるとエロく豹変します」
そんな受けに翻弄されてしまう小学校の先生ということですが、何となくもう今一つ変化の豹変ぶりが欲しかったような~
そして、その豹変する受けちゃんのお兄ちゃん編のほうが設定的には面白かったりと、
まあ、このスイッチを持つ兄弟が出てくる二組が絡むお話だから、これらで一本となっている表題はそれはそれで面白かったです。

新しい赴任先の学校へ向かう途中に見えた筆を持つ書道教室の先生・冴島の姿に見惚れた主人公・荒木。
雨宿りにそこの軒先を借りたのがきっかけでそこの書道教室へ通うことになる。
日頃優しいものごしだが、書に向かう時の真摯な冷たい目に憧れていた荒木は、雨で交通機関が不通になった晩、冴島の家に泊まることになった時、勢いでキスしてしまった時にその瞳をもう一度見ることになるのです。
荒木が冴島に触れると豹変する性格。そして思わず襲われてしまいwww
住まいが勤め先に不便なこともあり、冴島の家に居候することになる荒木ですが、そこへ議員をしている兄がやってくる。
この兄も荒木が触れると豹変して~♪

この冴島兄弟が、触れられると淫乱(?)になるというある種の二重人格ですね。
兄の方は秘書の向井が好きじゃないらしいんだけど、これは嫌よ嫌よも好きの内?
ただ、向井がいきなり襲っちゃって、二人が好き同士になるようなんだけど、その後向井が鬼畜な人だったというその変化は面白いんだけど、それにお兄ちゃんの変化がどうもついていってないんですよ。
欲望スイッチという発想は面白いけど、何となく今一つ消化不足です。

同時掲載はマンガ家のアシスタントをしているヘタレ気味の作家が、プロのアシに手なづけられるお話。

何だかいつも何かいま一つ、何かが足りない。それが何かわからないんだけど、さら~と読むと面白いんだけど、じっくり読むとアレ?ていう感じがしてしまうのです。
今回も読みなおしてみたら評価が下がってしまいました(涙)

2

エロスイッチ標準装備

好みの相手に触られると穏やかだった受け様がSモードのエロハンターに豹変!
書道家で教室も開いている千尋の書道をしている冷徹そうな姿を偶然見かけた
小学校教師の荒木、それから何故かその姿が忘れられない。
そんな時に偶然雨宿りをした家があの時の千尋の家で、前に見かけた姿から
かけ離れた温和で優しい姿にも惹かれてしまう荒木なのです。

天候不良の事故で電車が止まってしまったことで、千尋の家に泊まる事になって
思わず気持ちが高ぶってキスしてしまう荒木。
しかしその途端に千尋が豹変し、初めて見た時と同じ冷淡な表情で・・・
荒木はどちらの姿が本当の千尋なのか混乱しながらもどちらの千尋も好きだと。

好きだと告白しながら、そんな雰囲気になったと思ったら逆に千尋に乗られちゃう(笑)
主導権は豹変した千尋なんですよね。
そしてこの千尋には同じように気に入った相手に触られると豹変する議員の兄もいて
兄とその秘書のラブも同時進行的に描かれています。

同じような豹変スイッチがある兄弟なんですけど、ちょっと違う感じですね。
弟はSモードで、相手を翻弄してるし、兄はタラシ的な感じで豹変しちゃう。
そして弟の相手である荒木はヘタレ気味のMだと思うし、兄の相手秘書はドSだと思う。
兄のスイッチは秘書との関係がラブラブになった途端に攻め様専用みたいになって
スイッチ起動しなくなってしまうのですが、弟は荒木相手にSスイッチ入りまくり
これは、単に性格的なものかもなんて思うお話でした。

そして個人的になにやら好きだったのが同時収録の「誘惑の甘いワナ」ですね。
まだまだ半人前の漫画家と何でも器用にこなせるスペシャルなアシスタントとの
コミカルなラブになるお話で、泣き顔や困った仕草が可愛い漫画家を手なずけながら
手に入れようとしている腹黒っぽいS属性のアシさん。
手間暇を惜しまない攻め様の姿にゾクゾクしちゃうお話です。

1

人物描写が物足りない

どの方にも「作画が好きなのに、ストーリーが時々自分と合わない」という作家さんがいらっしゃるのではないでしょうか。
わたしにとって鷹丘さんがそうなんです。
見てください、この表紙の美しさ。1話目の扉絵も息を呑みますよ。
なのに…、なぜ萌えぬ…。

【遣らずの雨】【雲を掴む】【空を歩む】
新しい赴任先に向かう途中で、書道をする冷たい目をした男性に目を奪われた荒木。
その人は荒木の教え子の小学生たちも通う書道教室の冴島だと分かったものの…。
雨宿りから接点が出来て、急スピードで下宿するまでになります。
荒木はヘタレ、冴島はえろすスイッチが入ると淫乱キャラに豹変という不思議な設定。
ヘタレの終わりのないぐるぐると淫乱キャラに苦手意識があると、萌え難いCPかも。

【雲外蒼天】
冴島の兄で国会議員の一尋と秘書の向井。
優秀で父の信頼も篤かった向井に劣等感を抱いてきた一尋は、向井のようになれない自分に苛立ち、常に冷静で本心が分からない向井にも苛立っています。
時系列的には【空を歩む】で一尋が突然、家に戻ってくるちょっと前辺りから。
蓋を開けたら、向井は策士的S攻め。
周囲の声に「何が正解か分からない」と悩む一尋を、一撃で仕留めるために長いスパンで計画を練る冷静沈着さは参謀向きだなあと思った次第です。

【欲望スイッチ】
向井を連れて再び実家に戻ってきた一尋のせいで、2人きりになれなくてモヤモヤする荒木と冴島、という4人集合回。
これだけの話数を読んでも、登場人物の誰にも寄り添えずに宙ぶらりんなスタンスで読み進めてきたので、全員揃っても何とも思えず…。
ページ数はあるのに、ヘタレ、二面性、ツンデレ、策士というレッテル以上の人間性の部分に触れられなかったせいなのか。
唯一、一尋だけは人となりが少し分かるものの、ツンデレに寄り添える度量がないと寄り添えません。
どうやら兄弟揃って「好みのタイプに触られると理性が飛ぶ」らしいという設定が4話になって初めて分かるのですが、弟の方がミステリアス過ぎて伝わってこなくて。
ビッチかと思ってしまったのも寄り添えなかった一因でした。

【誘惑の甘いワナ】
駆け出しの漫画家とプロアシさん。
ぽわーっとした主人公が、パーフェクトなプロアシさんに徐々に絡め取られていくのが楽しい作品です。
随所に描かれた、おろおろと心配そうにしている先輩漫画家の姿がツボにハマって、だんだんウォーリーを探している気持ちになってきますよ。

本編は中立ですが、同時収録に萌を送ります。

1

豹変スイッチ!は誘惑スイッチ。

「気に入った人に触れられると何かスイッチが入るみたいで…」
普段癒し系の冴島は、荒木に触れられると大胆に⁈と、いう事は…そもそもお互いに魅かれ合ってたって事よね。荒木はヘタレだから、そのスイッチが無ければ全然進展しなかったと思うので。少々厄介だけど、ブラヴォースイッチなのでした♡
スイッチ入ってからの冴島がめちゃめちゃエロいです。普段奥手っぽいのに。豹変した時の記憶は無いんだろうか。覚えてたら恥ずか死ぬ様な気がします。
この変な体質(⁈)は兄弟共にだそうで、前半は冴島×荒木、後半は冴島の兄、一尋の話です。
ドSな議員秘書に翻弄される国会議員の一尋。父の代から秘書を務めている向井は大人の男。なので、スイッチの事もお見通し。
自分に自信が持てないからだと荒木に教えたりします。「あなたはそのままでいい」と教えてあげてください、と。
ありのままの自分を晒すって、信頼してる人にだけ。そんな人を見つけられたっていう、実はハッピーなストーリーだったんですね。まぁ、ただただエロいですけど。

同時収録は、新人漫画家の青年が腹黒プロアシさんに絡め取られるショートストーリー。

0

秘密のスイッチ

エロかわの襲い受に豹変していまう秘密のスイッチというのが
気になり、購入にいたりました。

教師の荒木は、偶然通勤中に見かけた書道家の冴島のことが
気になるようになる。
ひょんなことから、交流を持つようになるのですが、
荒木が冴島をふいに触ることで、冴島の表情が豹変!
Sっ気な受って、最高です(笑)

ただ、本編カプよりも気になるのは、冴島の兄です。
この兄は、国会議員であり、弟と同じように
ふいに他人に触られると、エロく豹変してしまう人です。
でも、兄の秘書に触られると、エロく豹変するのではなく、
ぞわぞわしてしまう。
この2人のくっついていく様が、兄かわいかったです!

3

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