【SS付】【イラスト付】
「「先輩、昼休みなんで乳首吸わせてください」 」
さらっと読めて面白かったです。
会社の後輩二人に挟まれる3P物ですが、3Pになるのは最後です。
それまでは一人ずつなので3Pを重視すると期待外れかもしれませんが、自分は好きです。
攻め複数で受け一人の複数物で気持ちが攻め→受けの場合、何も知らない受けが攻め達ににやられてしまうパターンが多いと思うのですがこの話は違います。
この話の受けの亘は性的経験は豊富で、攻め1の内に対しては寂しかったせいもあって酔った勢いで襲い掛かり
攻め2の降旗に対しては昔家庭教師をしていた時に「第一志望校に合格したら、寝てもいい」と約束して実行しているので
亘が攻め二人に追いかけ回されても自業自得としか言いようが無いです(笑)
亘は攻めに対して結構酷い奴かもしれませんが自分は嫌いじゃないです。
話は暗さが無くムカつく展開も無い(人によっては受けの亘にムカつくかもしれませんが)ので安心して読めます。
媚薬成分入りローションで受けをメロメロにしようとして、生で突っ込んで自分も薬の影響を受ける攻めを初めて見ました(笑)
攻めの二人もそれぞれ魅力があると思うのですが、自分は降旗の方がより好きです(年月補正と眼鏡補正)
巻末の「談合ラブ・アフェア」は降旗視点の話で一旦亘に振られた後にどうやって内と手を組んだか、という話です。
これを読むと内より降旗の方が年下なのに上手に感じられます。
この作者さんの3P物は攻め同士が双子や兄弟なのが多いですが、これは攻め二人の関係は他人です。
攻め同士の関係性を重視する人にはお勧め出来ませんが、自分はそれを全く重視しないので満足でした。
LILI文庫さんも装丁を変更されて、シックな色合いに。
黒がメインで珍しく3人表紙があったりして花丸BLACKかと思っちゃいました(汗)
そしてお話の方も、非常にライトなエロ乗り三角関係。
本編220Pある中、登場人物達が同じ社内ということもあって、しかも攻め二人なもので、四六時中なんだかんだと絡むので、軽い絡みを含めてもそれだけで100pありますので約半分はそういうシーン。
エロ食傷気味の自分には超速で読み終えてしまえる内容でありました。
そこで、多分つなぎとめる為に出てくる策が、陥没乳首への乳首攻め♪
そしてオフィスということで、文具応用編。
3人ですので、二輪挿しといったところでしょうか。
ストーリーというより、シチュと関係描写がメインの本作でありました。
文具メーカーの主任・亘はゲイですが、恋人を作らないタイプ。
最近人肌が恋しい時期だったのもあり、飲んだ席の帰りで後輩の内を襲ってしまって、それから内に懐かれて関係を持っている。
そこへ隣の部署へ新入社員として、大学時代家庭教師をしていた生徒であり、彼が合格したら寝てあげる、というそんな約束から身体の関係を持ち、そしてうっとうしくなって逃げてしまったと言う過去のある降旗がやってくる。
亘に再び執着を見せる降旗と、内の研修不在中にまた関係をもってしまうのだが。
多分、キャラクターでしょうねw
亘が節操無しというか、若干女王様受けっぽい快感に抗えないタイプで、ダメとか言いながら結構貪欲にノリノリになってしまう人。
そして、のめりこみそうになると逃げるw
内は、徹底的にワンコ!
降旗は頭のいい、結構ヤンデレ気質の執着タイプ。
この攻め二人とも年下で、亘が自分のイイところを、セックスを教えたというのが、災いしてる(爆)
細かいシチュで笑ってしまうのが、冒頭デザート代わりに渡るの乳首を吸わせてくれという内とかwww
結構陥没乳首にこだわっていて、乳首攻めが沢山出てきますよ。
この三角関係の結末は・・・www
『談合ラブ・アフェア』は、内に降旗との関係を知られて二人から詰め寄られた亘が、二人から逃げようと別れを切り出したその直後の内と降旗のお話が。
これが本編結末のいわくになってるんですね♪
お話を読む本じゃなくて、関係を楽しむという本だったと思います。
ただ、エロは色々テンコ盛りなのに、淫猥という意味では全然エロくないです。
プレイも、よくあるものなので、刺激はないかも?
きっと、3人とも性格がカラっとしてるからなんでしょうね。
どちらかが苦しめられたり、痛い設定になってるほうがイヤラシサというのは増すのかもしれません。
陥没の扱い型は、元祖(?)バーバラさんの「陥没の秘策と~」とか搾乳器が登場した作品のほうが、ワクワク感はあったかもしれません。
ただ、一番受けたのは、何と言ってもしょっぱな冒頭の内のセリフ「先輩、昼休みなんで吸わせてください」
この一言の笑激は大きかったですよ♪
年下キラーなんでしょうかね?この受け様は!何だかんだと言いながらも
結局美味しいワンコ2匹も手に入れてご満悦なラストでしょうね。
受け様は、性に奔放とまではいかないけれど、割合に貞操観念は低いです。
そして、セフレと別れご無沙汰状態だった受け様が酔った勢いで年下の部下を
誘って頂いてしまう。
目覚めた時は、やっちまった~って感じで後悔しちゃうけど、思った以上に
年下ワンコの内くん懐かれまくってしまい、ウルウルの瞳で乳首吸わせてなんて
お願いについつい、社内でも許してしまう流されやすい受け様。
そしてこのワンコ内くんは、素直すぎて、感情もモロに全身から滲みだしてくるタイプ
受け様は面倒な展開になってしまったと思っても、排除しきれないのです。
そんな時に、学生時代に家庭教師をしていた元教え子が新入社員として現れる。
実はこの教え子とも・・・やっちゃってます(笑)
始めの相手に、親切丁寧にレクチャーして、受け様の好みに仕立てていたのですが
相手の本気にビビって、はっきり分かれも告げずに、逃げるように音信不通に・・・
考えてみれば、かなり手酷い振り方なんですが、この年下攻め様も受け様を追って
同じ会社に来るほど受け様を忘れられなくて、かなり一途なワンコさんです。
当然過去の素行の悪さが今になって降りかかるなんて考えてもいない受け様ですが
再会して、無理やり身体を求められて、結局流されてヤッテしまう。
何処までも快感に弱くて、流されてしまう受け様なのです。
それでも、このままではダメだって思って二人との関係を清算しようとしますが
ワンコ二人は、そこでタッグを組むことで、お互いの不足部分を補って受け様と
今度こそ付き合う事にしちゃうのです。
受け様は、MとSを併せ持つような淫乱体質ですから、苛めるのも苛められるのも
結構好きだったりするのですが、M系のワンコ内くんとS系のワンコ降旗さんの
二人係での関係に、すっかりハマってしまうのですよ~~
ワンコ二人の愛されて、結局は幸せな受け様ですよね。
本気の恋愛に消極的で、案外怖がりでヘタレな受け様も、このワンコ2匹からは
とうとう逃げられないって設定のエロラブ3Pストーリーです。
昼休みに、職場の後輩・内に乳首を吸われる主人公の亘という冒頭から
ぐいい~っと引っ張られましたw
業界大手の文具メーカーに勤務しており、
最年少で社長賞を受賞し、同期の中で一番早く主任に亘は
仕事も順調で充実はしていましたが
プライベートではゲイでセフレとも次々縁が切れていて
ひと肌が恋しかった頃、職場の花見の帰りに内へ送ってもらい
随分酔ってしまったせいもあって、ノンケの内を誘ってしまったのです。
亘が陥没乳首だけど敏感なのをその時教えてしまい、冒頭のシーンとなるんですがw
内はすっかり亘に夢中になって駆け引きもない愛情の示し方と、
技巧のかけらもない気持ちをぶつけてくるようなキスを繰り返します。
亘はそういうベタベタした関係が苦手で
ゲイという事もあり社内恋愛も向いていない為
内に諦めてもらおうとしますが
内は大型犬のように健気で待てもできますw
すげない亘に「もっと優しくしてやってよ…」って思ってしまいました。
亘が大学生の頃家庭教師をしていた当時、生徒だった降旗が
亘を好きでたまらなくて関係を持った後、重さが怖くて逃げだした経験から
どうも本気の恋が出来ないタイプらしいのです。
降旗には自分好みのキスの仕方や抱き方も教え込んだのに…。
そんな矢先、なんと降旗が新人として亘の前に現れて、波乱の予感!
亘の事を調べて追いかけて就職したんだそうです!!
内からも降旗からも求められてどちらかなんて選べずに
面倒事を避けたい亘は二人に別れを告げますが
それで終わるはずもありませんw
情熱的でまっすぐな内と、狡賢くてクールSな降旗は不本意ながら協定を結んで
二人で亘を愛する事にします。
思わぬ提案に驚きつつ、乳首にセロハンテープを貼られたり
二輪挿されちゃったりとエロエロでした!!
(降旗だけにされた文具プレイはちょっと痛そうでしたけど…亘はM入ってるからw)
亘が快楽に弱い為、迫られると「駄目だ」と言いながら毎度反応してしまうので
いつになっても解決しないんじゃ…?と途中思いましたが
最終的に年下二人からの求愛に満足させられるわけです。
一人が年下でストレートに愛をぶつけてくるワンコ攻めタイプなら
もう一人は年上で大人の余裕たっぷりセクシー攻めタイプというのはよくありますが
今回どちらも年下で、執着心が強い二人だったので
亘は幸せだなーと思いました(作文)
ただ、亘は大人でお色気たっぷりクール美人なイメージでしたが
イラストではちょっと幼い感じだったのでそこが残念でした…すみません!!
物理苦手なんでよくわかりませんが、引力と遠心力の関係なんだとか。(バカでゴメン!)
この作品の三人の関係も、そんな感じで釣り合ってるように思えました。
流されやすくて、面倒ごとは先送りしてしまう志方に、
執着にも似た好意を寄せる内と降旗の年下二人。
どちらともズルズル関係してしまう志方もアレなんですが、
志方が手にに入らないくらいなら二人で手を組むという年下二人もアレだなぁ…
というのが正直な感想です。
でも、内の忠犬そのものなワンコぶりもウザ可愛いし、降旗の鬼畜な所業も魅力だろうし、
何より志方が自業自得なんで、嫌な感じは全然しませんでした!(笑)
それより気になったのは、3人で致すシーンで二人同時に…ってのが、
ぇ、マジで大丈夫なの? できるもんなの? しかも、イイの!?
てな感じに、変なところで引っかかってしまいまして…。
マンガで見た覚えはありますが、ファンタジーみたいなもんかと思ってたので、
読んでいて固まりそうになってしまいました☆
内と降旗は手を組んで志方を追いつめることに成功して、今は共同戦線を張ってるけど、
いずれ志方がこの状態を完全に是認したら、やっぱり独占したくならないかなぁ?
でも、手を組んでいかざるを得ないっていうのも、ストレスだと思うんだけど…。
そんな弱った二人も、ちょっと見てみたいような気がしました。