坂上田村麻呂って、何した人……!? ユキムラのゆるっと歴史コメディ!!

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表題作たむらまろさん

あらすじ

*BLではありません。

誰もが名前【だけ】は知ってる、坂上田村麻呂。
征夷大将軍って、何した人……!? 実は、金髪碧眼のイケメンだった!? 
今日もお供の綿麻呂といっしょに、何かにつけて遷都したがりの桓武天皇に呼び出され、無理難題をふっかけられる。
そんなたむらまろさんの日常を描く、ゆるっと☆歴史コメディ!!

(出版社より)

作品情報

作品名
たむらまろさん
著者
ユキムラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
エンターブレイン
レーベル
B's-LOG COMICS【非BL】
発売日
ISBN
9784047280519
3.6

(5)

(0)

萌々

(3)

(2)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
18
評価数
5
平均
3.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

ゆるっと

史実がどうとか詳しいことはよくわかりませんが
可愛い作品でした。ゆるっとフワっと案外いいことやっちゃってる
そんな作品(*´∀`*)田村麻呂さんよりワタワタ綿麻呂。
なにより、アテルイが渋くて男前。いいキャラ揃っております。
ユキムラさんの作品って結局読むとあたっちゃう。そんな気がします。
BLじゃないしと放置してきたのですが、これはこれでイイ

ワタワタさんの中に入れてくれ
「よいではないか よいではないか」
ベタなネタでの小競り合いがホも臭くていい。
中に入らせろ。押し倒してそこだけ聞いてたらだれでもカンチガイ

ゆるっとダメ人間に見せかけて、案外仕事は優秀で
綿麻呂の危機にはソッコー駆けつけてくれる。存外すごいぞ田村麻呂!
妹大好きすぎてのダメっぷりもツボでした。
帝もダメダメで面白い。早く攘夷しろwww

そういえば、藤原の~いけ好かない男と思わせておいての
母上に会いたいからワタワタに扮して。挙句、動物にまでフモフモされるという不名誉ざんまい。その母上に~の理由が可愛くてちょっぴり萌えた
続編希望(・∀・)ノシ

1

征夷大将軍・坂上田村麻呂のやんちゃな若者時代!?

改めて言っとくが私はいちおー歴史勉強してきた人なので歴史物にはうるさいぞ?wと
特にソースがあるのに無視して適当に書く歴史物はBLであろうが大っ嫌いである。

そこでこの本・・・に出てくる坂上田村麻呂はなんと金髪碧眼!
ソースは!と言いたくなりますが、まぁ軽く外国の血が入ったお方(帰化人)の血筋なのでいっか。中国だけど。
特に髪の毛や目についてソースはなく(平安時代だからねぇ)

ところでここに出てくる「わたわたさん」こと文室綿麻呂さんですが、
この人も実は坂上田村麻呂の後の征夷大将軍というちゃんとした人
実際には坂上田村麻呂の部下ではなく、坂上田村麻呂に命を助けられた人です。
そこらへんはファンタジーなので、間違えないでください。
その後行動を共にしたことは結構あったようだ。

そして東北の蝦夷の王である阿弖流為(すげー、一発変換できるよ)とは幼い日の交流あり設定。
実際に交易があったかどうかは・・・まぁあっても不思議じゃないしあったら楽しそうだ。
実は阿弖流為と坂上田村麻呂は最終的にはちゃんと和睦してるんよ史実でも。処刑しちゃったのは当時の朝廷。

そんでもってこの本に出てくる悪路王ですが・・・ちゃんと田村麻呂伝説としてあったりする!
元々確定していることに大嘘物故くのではなく、美味しいと思われる設定をプクプクに膨らませて面白くしてるって思う。
桓武天皇がやたら神経質な人に描かれてたりするけど史実見ても結構この人はやることなすことが神経質だろお前!なエピソードがごろごろ出てくる人なので納得できた。

あと、東北の人たちが単なる僻地の蛮族でなく(そう書かれる本は多い・・・)ちゃんと一つの文化をもった人々だという認識は実はいい線行ってると思う。

総じていうならこの本読んで、坂上田村麻呂とか文屋綿麻呂とか阿弖流為に興味をもったら一度調べてみるといいよ、ってことで。流石にこれを事実として丸のみしちゃいけません。
全体的にファンタジー、本当率10%以下って感じですが面白いのは事実です。

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