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私の上に降る雪は
真綿のようでありました
少 年 時
私の上に降る雪は
霙のようでありました
十七〜十九
私の上に降る雪は
霰のように散りました
二十〜二十二
私の上に降る雪は
雹であるかと思われた
二十三
私の上に降る雪は
ひどい吹雪とみえました
二十四
私の上に降る雪は
いとしめやかになりました……
作中にも登場する、中原中也の歌です。
同じ雪でも環境や気持ちで違ってみえる。
恋や仕事もそうだと思います。
今まで何とも思っていなかったのに、ふとしたきっかけで意識する。
作中の2人も仕事を通して知り合い、少しづつ近付いていく。
2人の老後を想像しながら、ずっと見守っていきたくなるような…そんな甘い物語です。
一応、恋人になった松川と西岡。
今回は仕事を通した嫉妬によるちょっと辛い展開が。
後輩が新規に立ち上げた代理店が宝飾会社のコンペに参加することになり、それに西岡が協力を。
松川の会社も当然参加しているのだが、担当は違う人と課ということで安心していたのだが、後輩と仲良くしている西岡に嫉妬して松川がコンペ担当に直接名乗り出てくる。
ライバルになる二人、、と行った展開と、
クライアントとの調整がうまくいかず、名前だけが一人歩きして焦燥感が募る西岡に、父親が倒れたとの知らせが。
それを期に、大阪へ引っ越して心機一転やり直したいと考える西岡と、
海外転勤を内々に打診される松川
という、二人の岐路の物語の展開になります。
決して二人がべったり甘甘だけの恋愛ではなく、それぞれに仕事を真摯に考えて、でも同じだけ相手の事を考えて、悩んでいる姿がやっぱり働く男のBLです♪
でも、この場合松川のほうが西岡への執着度は高いかもw
昔、言いたい事を言えなかった後悔があるから、今度は後悔したくないから口に出して言わなくちゃいけない言葉が西岡にはある。
二人揃えばなんでもできる、そして思い切りと思いやりと、
そんな未来をこれから想像させる終わりは、きっと夢と希望しかないと思います!
新たな描きおろしはそのラストから1年後。
二人の大阪での暮らしです♪
旧版でその後が気になった方にはちょっと満足な描き下ろしなんではないでしょうか?
相変わらずの二人でした♪
作者さんのあとがきに、某酒蔵漫画と攻めキャラが一緒!とか、受けも!とかかれてますが、それは実は自分も思いましたwww
でも、ちゃんと別の漫画になってますから♪
新装版第2巻!完結編‼
やっぱりこの2人は萌ツボキャラ♡
いつも強気なカメラマン西岡。
でも、実は、純情で照れ屋さん。
そこを必死で隠そうとしてるのが、また可愛いくて萌。
松川は、仕事は遣り手のエリート、言葉も巧でスマートないい男。
でも、西岡の前で時折見せる、男臭さや、乱暴気味な話し方のギャップに萌。
本当にハマりにハマってしまったカップルです♡
2巻は、西岡とその後輩が松川のライバルになったり…
松川のニューヨークへの転勤話に、西岡までもが、東京を離れ、地元関西に帰ろうと考え始めて…
と、やっと恋人になったものの、まだまだ、気持ち的に不安定な二人の、恋愛試練が垣間見れる展開です。
すれ違いぶりに、ハラハラ&ドキドキしながらも、お互いの進む道を切り開いていく2人の恋愛模様に、キュンキュンさせられました。
やっぱり大好きな作品です。
男の仕事に対するプライドと、男を好きになった恋愛感情との葛藤が繰り広げられ、
2人がライバル的立ち位置に立ったことで衝突しちゃいます。
お互いに腕は認め合っているものの、負けず嫌いな西岡は松川に負けたことがショックで泣いちゃうし(笑)
西岡の後輩に嫉妬心を燃やした松川は、私情を持ち込み、仕事もプライベートでも西岡を独占したい余り、仕事を横からかっさらっちゃいます(笑)
でも、その後の仲直りシーンがいいんです。
松川は、本当に情熱的なくらい西岡のことを思っているし、泣いちゃうくらい仕事優先なようで、『片思いとかゆーな』って、素直な気持ちを照れながら伝える西岡の2人が本当に可愛らしいんです。
そして、西岡の朝チュン♡
もう可愛すぎて、純情っぷりに、こっちまで移って照れちゃいます♡
朝チュンシーンは、特にこの2人のはドキドキ萌えて大好き♡
そして、最後のお互いの将来を左右する決断。
お互いに、仕事で成功しているからこそ抱える問題。
大人だからこそ、不器用で、素直に寄りかかることが出来なくて。
恋人同士だから、理解し合えているようで…していると思っていたら大間違い。
好きだと想いあっていたはずなのに、それすら分からなくなっていく2人。
そのすれ違いがせつないくらい伝わってきます。
でも、ここは男松川でした!
すべてを投げ出して西岡にぶつかるんです…かっこいい♡
そして、西岡も過去の後悔を思い出し、その過ちを振り払うかのように、やっとの一言を!素直に打ち明けてくれます。
互いに辛い過去を経験し、せつない恋を経て、今の恋に没頭していく姿。
その一生懸命な姿が本当に2人にとって自然形としてうつしだされ、優しい気持ちにさせてくれます。
同時収録の番外編でも、色んな2人を見せてくれてます。
夏祭りを楽しむ二人に、ちょっとドラマチックな夜のホワイト・バレンタインデーの2人のお話。
笑に、ほのぼの〜しっとりまで、最後まで楽しませてくれるから、萌ます。
そして、西岡が今まで怖くて聞けなかった、松川のイレズミ篇。
この西岡の純情さが可愛過ぎでした。
密かに将来を告白しちゃう天然っぷりと、西岡命の松川の喜びっぷりの2人の日常に、幸せいっぱいの気持ちにさせられちゃいます。
最後の新装版描き下ろしは、本編〜1時年後!
大阪での2人の休日が描かれたお話。
相変わらずの2人なんですけど…仕事のパートナーとしても、恋人としても、より絆も深くなって、愛情たっぷりな幸せな日常模様に、お腹いっぱいにさせていただきました。
いつも仕事の延長で、しっかり恋愛にも一生懸命な2人。
毎回読み終わるのが惜しい、素敵な作品です。
一度ハマったら抜け出せない…まさに恋愛は中毒‼
そして、私もそんな2人に魅了され、中毒漬けにされた1人でした(笑)
是非是非オススメしたい作品です。
新装版の2巻、完結巻。
恋人関係になった松川と西岡。
でも西岡はいつまでも松川とイチャイチャすることに慣れられず、ついドツいたり。
そんな時、後輩の独立後初の大仕事のプレゼンを手伝うことになる西岡。ですが、後輩とじゃれる西岡に嫉妬する松川が参戦して…
経験値の差もあって負けてしまう西岡チーム。
西岡はもちろん悔しがるけど、松川の方が女々しくて(←この言葉を使いたくないが。)、西岡の何もかもを独占したいわけです。
仕事で負けた西岡、でもそのまま抱かれるのはみじめだ…
そういう受けのプライドと葛藤、いいですね…!
そして、西岡のお父さん(大阪在住)が倒れたり、松川が異動でNY転勤の話が出たりの遠距離恋愛又はお別れフラグ。
しかし、川唯先生は独自の展開を生み出した!
それは…
西岡が、松川を、大阪にさらうのです。
…そうきたか〜。
攻めが受けを養うのではなく、受けが攻めにオレについて来い、と引っ張るんですね。
もとより、確かに攻めの松川は大変なスパダリではあるけれど、西岡も才能もガッツもある1人の職業人であって、松川は西岡を尊敬しているからこその2人の答えなんだなぁ。
新装版にあたっての描き下ろしは、2人が大阪に居を構えて1年後のお話。
相変わらずっぽいけど一層しっくりいっているようで、読者として大いに安心のエピソードで締められています。
「Marble」で川唯先生を知った方にも大オススメの作品です。