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今まで呼んだ琥狗さんの作品は、耳や尻尾や角なんかが標準装備でしたが、この作品は「狼」と称される、暗殺者=人間のお話です。
ケモ耳も角もありませんが、中国は唐の時代の設定の、結い上げた髪やデコラティブな装備や装束のおかげで、もはや人外レベルの素晴らしい肉体美にも、違和感なく萌えられます。
それにしても、ウーの色っぽいこと、この上ない。
こんなに色っぽい美人に迫られたら、つい、たががはずれて、朝までヤリまくりの、大惨事になってしまうのも無理ないやね。
いつも同じ二人の役者さんを使っているように思えるハヤテさんの作品。安心して読めます。今回はお得意の中華ファンタジー。忍者モノなのになぜか尻尾や耳があったような記憶に摩り替わってる(笑)あれ?狼って、別に狼に変身するわけではないのね?してもよさそうだけど。むしろしてもいいんだけど。ウーもジエンもふたりともすごく腕が立つし、オス同士って感じがたまりません。そして巻末のちびっ子4コマ漫画の可愛さのギャップがまたくせになる。
何がきっかけか急に琥狗ハヤテさんの本を買いあさり始めてますが、
いわゆるガチムチでありながら筋肉ばかりに目を奪われない生身な美しさに引き込まれます。
今回は比較的単純で単独行動ありながら処世に流されがちな南の狼と仲間と暮らしていて割合安定しているがゆえに周りに流されざるを得ない北の狼の話になるのですが、
お互いの立場が敵対に当たりながらお互いの評判はお互いに影響するという微妙!な立場がお互いなぜか惹かれていく(まぁきれいだから惹かれる、でいいと思う)とか、
結構複雑な話をグダグダ書かずに説明してくる感じがいいんです。
多分それを可能にしてるのが絵力だと思うのですが、
どっちも筋肉!な体なのにそれとは別のタイプのフェロモンが出てるような気がするんですよね・・・特に受けのウー。
女装しても筋肉の分厚さがなぜかうまい事色気に化けていて、綺麗なのです。
そこなんですよこの人の凄さ。ギリギリのラインでキャラクター調整がきいてる。
あ。後ろについているおまけの四コマ漫画(しかも2頭身w)も好き。
前作で意表を突いた擬人化を堪能させて頂いたので今度はどんな引き出しから
作品が飛び出してくるのかとワクワクして読んだ1冊。
時代は千年前の唐の時代、主役の二人は北と南に分かれた暗殺者でした。
二人とも狼と呼ばれる裏稼業で悪人を抹殺する仕事をしているのですが、
出会いは同じターゲットを狙う者としてで、初めに策を労していたのが北の狼
美しい遊女としてターゲットを手玉に取りながら暗殺の機会を狙っている。
その遊女を使ってターゲットを抹殺してやろうと近づくのが南の狼。
しかし、南の狼の攻め様は、あっさり変装した北の狼の受け様にかわされるのです。
そして受け様が暗殺を実行する時が来て、男だと知りながらも受け様が気になり
様子を伺っていたが、毒殺が成功したかと思われた時にターゲットに不意を突かれ
受け様ピンチになった時に、商売敵と知っていながら助けてしまう攻め様。
受け様を背負って助けた事で受け様の肌から接種した毒が攻め様を・・・・
しかし、受け様に解毒され、更に借りは作りたくないと受け様自ら攻め様に
乗っかって身体でお礼をしちゃうのです。
一夜を共にした二人が再びめぐり合う事が出来るのか!
暗殺者がまかり通る時代のライバルとも言うべき二人の命がけの恋です。
当たり。
肉体の絡み 完璧です。
ガチムチ最高!
エロイ。蕩けます。
ジエン×ウー
南×北
黒×白
対比が素晴らしいです。
人物のコントラストがはっきりしていて たいへん読みやすい。
命がけの恋という設定もブレが無くて がっつり最後までいけた。
敵なので もしかしたら殺し遭いをしなくてはいけない そんなドキドキが止まらない。
それでも惹かれ合ってしまう 切なく愛おしい思い。
続き待ってます。
作者の描く筋肉は 最高!
良かったあ。