依頼先で正体がバレちゃった!? 真面目なケモミミ便利屋さんはゴーマン依頼主に手懐けられる!

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表題作支配者は愛猫と戯れる

上條胤継
金花猫一族の次期頭領
三崎冬也
末端金花猫の血筋で便利屋

その他の収録作品

  • short story(帯裏記載)

あらすじ

大邸宅に住む上條という男の元を訪れた便利屋の冬也。迷子のドーベルマンを探すという依頼に通された部屋で、冬也はなぜか酩酊感を覚える。揺れる物に目を奪われ、飛びつきたくなる衝動が抑えられず…。「やはり猫か」冬也が金猫なのを見破られていた!? そのうえ「こういうペットが欲しかった」って、冬也にエッチを仕掛けてきて…!?

(出版社より)

作品情報

作品名
支配者は愛猫と戯れる
著者
橘かおる 
イラスト
亜樹良のりかず 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
支配者は愛猫と戯れる
発売日
ISBN
9784796403344
3.4

(22)

(1)

萌々

(12)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
5
得点
73
評価数
22
平均
3.4 / 5
神率
4.5%

レビュー投稿数5

人外嫁もので大好物なお話でした!

同人誌のレビューが面白そうだったのでそちらを読みたくて本編を購入。
も~面白かった!期待してなかったのが良かったのか。
自分的には大好き要素が沢山含まれててお気に入りの1冊になりました。
まずは続編希望。
受様の方は金花猫(猫の妖)の中でも力が弱いので猫耳と尻尾が生えるだけなんですが
かっ可愛い~気持ちよくなったりして油断すると出てきちゃう。
攻様はそれがとってもお気に入りで。
攻様は金花猫の次期頭領なので力も強く、完全に変身できます。黒豹みたいになります。
カバーをめくるとSSがあるのですが獣姦のお話になっております。
橘先生の理性が邪魔してなんとかカバー下ではありますがお話を入れてくださったみたいです。
抵抗ある方は駄目なんですかね~この2人の場合は受様が半猫ではありますが
お互いケモノなんで獣姦はありありだと思うのですが。
続編とかでるならそちらで読んで見たいですね~
攻様も俺様的なのに事後処理とかが甲斐甲斐しくて、受様の世話を色々やいてやるのです。
すっごいこういうシチュエーション好きです。
愛されてっるってかんじかする~ってやつです。
両思いになってから互いがスッゴイ甘いのも萌えです。
好き好きオーラがでてるお話って癒されます。

7

うにゃ~って萌え萌えしまくりですっ!

好きな作家さまと萌えのイラストに萌え萌え展開なストーリー
個人的にばっちり萌え心を鷲掴みされてしまうようなお話で、悶えました(笑)
ガッシュ文庫の獣耳フェアと銘打った2タイトルのうちの1冊なのですがやっぱり
ニャンコ好きにはこの作品の内容はたまらんのではないかと思います。
だって茶トラの耳に縞々しっぽなんですよ!!!そしてマタタビで酩酊しながらも
猫じゃらしに飛びつく姿はまさにラブリー萌えなのです。
想像しただけで鼻血が出そうになるほど、悶えちゃうのですよ。
ああ~~やっぱりニャンコは史上最高の生き物だと思える!一生お仕えしたいっ!
と、心の叫びを吐き出しながら、この作品の内容は・・・

ファンタジーではあるけれど、現実にも沿った内容で、受け様はリーマンだったが
上司のパワハラに心身ともに痛められ、会社を辞めてから、自宅で便利屋を始め
近所の困りごとを請け負ったりお買いものやペットの散歩など何でもこなす
仕事をしているのです。
そんな時にペットの捜索依頼が来て、新規のお客様の所へ出向くのですが、
出てきた相手は見惚れる程のいい男なのですが、どうにも依頼の内容が信じられない
おかしいと思っている時に目の前にかぐわしいマタタビをだされ、受け様は
理性ではダメだと警鐘を鳴らしているのに、それを上回る本能でうにゃ~と言いながら
マタタビ目がけて追いかける、そうなのです、受け様は金花猫と言う化け猫の血筋で
興奮すると耳としっぽが出ちゃう可愛い半ニャンコちゃんなのです。

でもその事は一般の人間には絶対秘密のトップシークレットなのに、攻め様は
何故か金花猫の血筋だと知っていて、マタタビに酔わされ、猫じゃらしで誘われ
マタタビ欲しさに攻め様に服を脱げと言われ、ホイホイ脱いでしまい、更には
マタタビで酩酊してる間に抱かれてしまうのです。
そして、怒りながらもマタタビで酔って、自分からもおねだりしたバツの悪さもあり
二度と合わない相手だと誓いながらも、自分の秘密を知ってる攻め様が何者なのか
弁護士をしている兄へ相談する受け様なのです。
攻め様からの着信は受けないように兄から指示されていたのですが、母親から
一族の次期党首である攻め様の家に雑用の手伝いに行くように言われる。
そして、その次期党首が受け様をマタタビで酔わせて抱いた攻め様だと知る。

意地っ張りなニャンコと、唯我独尊みたいな攻め様の花嫁探しを背景にした
ファンタジーなストーリーで、身分さと男だと言う事で悩みながらも攻め様への
思いが深くなる健気な受け様と、遊び相手で、おもちゃと言い張る攻め様との
花嫁ものでした。
ラストの内容も、化け猫ならこれは当然だよねぇ~なんてニヤける展開があって
最後の最後まで、ケモノ好きには満足の内容でとても良かったです。
是非、受け様の兄の誰もが認める美貌の弁護士さんで続編希望です。
それから忘れてはいけないのは、表紙カバーを外すと美味しいショートが!!
ギュッと萌え萌えが詰まった素晴らしい1冊でした!

6

鉄板のお二人なのです

えっ何が鉄板って、それは橘先生と亜樹良先生のお二人です。
このお二人が組まれた本は多分全部持ってるな~なんて思いながら、これも買いました。
それに表紙がっ……!
猫耳とか言われると可愛らしいのを想像しちゃうのですが、表紙がかっこいい猫ちゃんだったので……!

いやはや、いやはやいやはや…
それでも中身は可愛い猫ちゃんでございました。
男気のある可愛い猫ちゃん。
上條さんは黒豹かな?

最初は「嫌なヤツ!」と反発しながらも上條さんのお世話を焼いてた冬也と、
退屈しのぎにちょっかいかけて冬也で遊んでいた上條さんが、次第に心を通わせるストーリー。
冬也は屋敷から上條さんを連れ出す事で、上條さんは冬也のトラウマを取り去ってくれる事で
お互いを助けていたのですね。

最後までほっこりしながらお話を読み進めていって、本当に最後の最後で度肝を抜かれました。
……まさかっ……子猫がっ……!!(愕然)
なんと可愛い子供が生まれていました。
よくよく考えてみると、上條さんが万能すぎますw
満月の時は人の心が読め、黒豹に変身し、おまけに子供が産めるとは……
あとがきの亜樹良先生のイラストが可愛すぎます。
でも、上條は猫耳猫尻尾だけの変身が出来ない(=完全に変身しちゃう)ので
最後のイラストの上條はサービスショットといったところでしょうか。

それにしても、超絶美貌のお兄さんのスピンオフも読んでみたいです。

4

にゃんこにゃんこ☆

モフモフ作品は、モフモフってだけで
甘く評価してしまう傾向があるのですが・・・
仕方ない!モフモフはかわいいんだもの。

金花猫(つまりは、化け猫??)の血をひく冬也が、
金花猫の頭領と恋をするお話です。
頭領は、花嫁(女)を探しに来ているのに、
冬也にちょっかいを出す。
冬也にしてみれば、花嫁探している頭領に
心動かされてしまって(><)
結構お約束な展開なのですが、コミカル?な感じでドンドン進んでいきます。

個人的には、もっとモフモフを見たいという欲望がありますが、
子猫も現れたので、よしとしますか(笑)
(読んだ方には分かると思いますが、どうやって子猫が現れたのか、
非常に気になります。)

金花猫の家族が人間に交じって
普通に生活しているというのは、結構好きな設定です。
秋月こおさんの「王様な猫」シリーズを思い出します。

これからこのお話がシリーズとして展開しても、読もうと思うかな☆☆

3

物語の幅が広がりそうですね。

猫耳ものです。
庶民的な茶トラ柄の尻尾とネコ耳の表紙絵が素敵です。

花嫁選びの為にやってきた一族の次期当主と、色々あって会社勤めを辞めご近所密着型の便利屋を営む受との物語です。
受は実は金花猫という猫の妖の一族の『人間』で。それは絶対に外部に漏らしてはいけない秘密なのに、飼い犬の捜索を依頼してきた男は何故か知っていて!?

マタタビにやられてごろんごろん、ぐねんぐねん、うにゃんうにゃん、な姿が可愛かったです。
ただ、亜樹良のりかずさんのイラストが男前過ぎて、(そのシーンのイラストありましたが)そうなっている姿が少し想像しにくかったです。
美しくて、男前過ぎて!
イラストの祖語はそこぐらいでしたが・・・。

攻は当然のように傲慢で、いかにも一族の頂点に君臨する、という雰囲気がバンバンに出ていました。
傲慢であり、身勝手だけどそれは傅かれることを当然として生きてきた証なのでしょう。
しかし、次期当主として上の立場である筈なのに、攻には攻なりにその立場ゆえの苛立ちというのもあって。
自分の正体を明かした後、最初は受のことを玩具のように扱う。
暇つぶしで、このままならない現状を少しでも面白くするための『モノ』と考える。
いかにも、な、こういう攻好きです。はなから傲慢に見えるキャラは、お得ですよね。ふたを開ければアレ?超傲慢でイメージ崩れたなぁというのが無い。

受は攻の正体を知り、次期当主直々のご指名を蹴る事もできず(両親が許さない)諾々と従い、振り回される日々。
でも、そんな中で攻の現状を知って、だんだんと態度を軟化させていく。
そうやって、お互いがお互いの事を知って行くうちに攻は受の事を愛しく想い初め、受を苦しめるトラウマを取り除いてくれ。
受は攻の傲慢に感じていた部分が薄れ、攻の境遇や思わぬ優しさに惹かれていき。
でも気になるのは次期当主の攻は現在『花嫁探し』をしているということ、男の自分が傍にいても、と受けは恋心を胸の内に抑え込みつつ身を引く決心をする。
その部分の表面的には幸せなひと時なのに、涙を流してという部分がとても切なかった。
まーた攻が優しいですよ、どうしたんだ?って慰める。
受の気持ちを知っている読者としては、攻が優しさを見せる度に胸がきゅっとなるってもんです。

しかし攻が選んだのは男の受でした!
当然と言えば当然の結果。
子作り問題も難なくクリアして幸せ三人家族の出来上がり!

同じく自分も好きな作家さんに好きなイラストレーターさんの組み合わせ!という、これに萌えずして何に萌えよというかぐらい楽しませていただきました。
あぁ楽しかった。

そうそう『金花猫』って作者さんの創作?それともいるの?と思いなんとなく調べてみました。
調べてみたところ、月光から力を得て美男・美女にへーんしーん!するという化け猫ということらしいです。
読む前に知っていれば設定や作中に出てきたシーンなどでニヤリと出来たのに!と思った次第です。
それにしても金に花とは美しい名前だぁ。

3

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