コミック

  • 続・滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 5~

続・滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 5~

zoku shitataru botan

男公关白皮书

  • 電子書籍【PR】
  • 紙書籍【PR】

表題作続・滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 5~

聖鴉門 経済ヤクザ 36才
吉原雛胡 ホストでヤクザに命を狙われてる 28才

同時収録作品その後の燐花篇

周防燐花,ホストをやめた受様一筋高校生
薬師寺灯,腕っ節も気も強い生物教師

その他の収録作品

  • dangerous Leopard

あらすじ

ヤクザの鴉門(あもん)と共に逃避行を続け、強引に彼のキスや指先に慣らされるうちに、雛胡(ひなこ)は鴉門を愛するようになる。
しかし、そんな雛胡を、鴉門は突き放し?

雛胡と鴉門の道は、重なるのか!?
山荘の一夜を加筆しておくる、完全版!!

(出版社より)

作品情報

作品名
続・滴る牡丹に愛 ~レオパード白書 5~
著者
扇ゆずは 
媒体
漫画(コミック)
出版社
新書館
レーベル
Dear+コミックス
シリーズ
レオパード白書
発売日
ISBN
9784403663574
4.2

(51)

(25)

萌々

(18)

(5)

中立

(1)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
10
得点
213
評価数
51
平均
4.2 / 5
神率
49%

レビュー投稿数10

雛胡の変化が愛おしすぎます

あの、沼の目をしてた雛胡が…。
死なんて笑って享受しようとしていた雛胡が、好きな人のために焦ったり尽くしたり一生懸命になるなんて…。

続の見所はここに尽きる気がします。

強引で、穏やかさなんて欠片もないけど、どうしたって優しくて、自分を救おうとする鴉門に少しずつ絆されていくんですよね〜。

表情がくるくる変わるようになったり、意外とたくさん喋ったり、記憶を失う前の雛胡は本当はこんな感じのとても可愛らしい性格だったのかな〜なんて。

特に、別荘での2人のエッチシーンは…可愛くて、エロくて、尊い…(;_;)
その後の展開とか、もう、鴉門さん男前すぎて…!!

レオパードシリーズのカップリングでは、燐花×薬師寺推しだったのですが、ああ〜この2人もすごく好きになってしまった〜(TT)
正直全巻までではそこまで引き込まれなかった2人ですが、続でグッと掴まれました。

しかしなんでしょう、ヤクザ×世捨て人な美形の組み合わせって好きなんですよね〜…。
お互い死を受け入れていたはずなのに、いつの間にかお互いのために生きようとする2人…
愛ですよ…

心の欠けた部分を満たしてくれる相手。
真っ暗だった心の中に、光を灯してくれた相手。
やっぱりこれは、救いの物語なんですね。

そして、恋情とか無しに、ただただ鴉門を心底信頼して、鴉門が大切にする相手は自分も大切に扱うけど、そのスタンスは鴉門の安全が絶対。
対等の立場で接するのに、鴉門を唯一無二の男として扱い守る郡司さん、ある意味一番カッコいい男だと思います。

0

私的にはかなり好きなカップリング♪

レオパードホスト3人目の雛胡。

ちょこちょこ出てはいたけど、いつも冷静で皆のお兄さん的な存在位置……って感じだったので、体液恐怖症や記憶喪失などビックリな設定だな……と。

まぁ、レオパードはいつもビックリなので仕方ないんだけど。

それにしても鴉門が男前過ぎる!
こんだけ命懸けで全力で守られたら、全力で求められたら雛胡じゃなくても惚れますよ。
そのいい例が郡司。ま、彼の場合は男が男に惚れるっていうやつだけど。

それにしても、よくよく読むとこれって莫大な遺産を勝手にもらうはめになって抗争?に巻き込まれ恋に落ち……って数週間?数日?の話なんだよね。
その間に、鴉門だけとはいえ体液恐怖症がよくなったり記憶を取り戻しかけたりと、雛胡忙しいな。
本当に愛する人・愛してくれる人を見つけた雛胡、これからはゆっくり体液恐怖症を治し記憶を取り戻し本当の幸せを掴んでほしいな。

そして郡司にも幸せになってほしい。


しかし……好きな人には申し訳ないけど、いい加減リンカと灯は……食傷気味。
レオパードは大好きだけど、出る本出る本載るのは……………。

4

はなのすけ

師匠!お久し振りです。

鴉門×雛胡は、真行寺×絢に次いで好きなカップリングで話でもあったので、ずっとレビューを書きたいと思っていたのですが……なんせ文章能力が……(/o\)
師匠のように、わかりやすく丁寧なレビューが書けるようになるのが目標なんですが、いつになるやら……。

リンカと灯は、好きな人には本当申し訳ないけど扇ゆずはさんに直接言えない思いをここにぶつけてみました(笑)
私のような人もいるということで。


レビューを読んでくださっただけでなく、コメントまで!
メチャメチャ嬉しかったです。ありがとうございます!

Krovopizza

はなのすけさん お邪魔します☆

ビックリ設定~鴉門男前~リンカ灯食傷気味までw、一言一句同意したい気持ちです!!!

急展開なところはあっても何か引き込まれる作品ですよね。
絢と真行寺が一瞬出てたのも地味に嬉しかったです♪

郡司、いいキャラしてますよね。
ノンケらしいのでスピンオフとかなさそうなのが残念ですが、
私も幸せになってほしいと思います♪

素敵なレビューありがとうございました☆

実は健気な雛胡萌え

あんなにふてぶてしい雰囲気だった雛胡ですが、
実は健気なキャラだったんですね。
お互い身を守り合いながら追っ手から逃げる二人に萌え。
きっと王道。だからこそいい。

髪が下ろしている鴉門いいですね。
キメキメの鴉門もカッコイイですが、逃亡中の下ろしてる髪型カッコイイ。

そして怪我をした鴉門に会いに行く雛胡。
あんなに冷めた目をしていた人が恋をしたとたんにこんなに人が変わるなんて、
これぞギャップ萌え。軽くツンデレ入っています。
慣れない料理まで作ろうとして、健気な雛胡です。

それにしても郡司さんはホンマもんですな~。
怖いけいどある意味良い部下だと思います。
こうなった以上はもう二人のことを認めるとは思いますが…。

4

未来を一緒に生きる相手として

4巻の続きの雛胡編。

ヤクザの抗争から逃げる過程で鴉門との色んな交流を通じて
体液恐怖症の発作が出なくなり、家族との記憶も少しずつ蘇る雛胡。
見どころは、鴉門と雛胡の心の通い合い(遠慮のない傷の抉り合いでもありますがw)と、その過程でデレて可愛くなっていく雛胡でしょうか。山荘でのシーンが色々ツボでしたv

鴉門は、初恋の人アキを自分のせいで死なせてしまったという後悔があり。雛胡を救うことで、自分の罪の意識からも解放されたかったのかもしれない。それを雛胡に指摘されるシーンが印象的でした。
自分に何をしてもあんたの過去の罪は消えない、と雛胡が鴉門に言うシーンは、境遇は違っても同じく重い過去を背負う者故の説得力と凄みがありました。
雛胡がただ守られているだけではない、鴉門の感情を揺さぶる相手だからこそ、鴉門はアキの代わりではなく雛胡自身を救いたいと思うようになったのかもしれません。

この話のいいところは、二人が互いの存在に救われる過程を描いていながら、過去の傷が完全に癒やされたような描写がない点だと思います。
雛胡の体液恐怖症は鴉門以外には完治したとは言えないし、子供の頃の記憶も恐らく完全に戻ったわけではない。鴉門も、アキのことを吹っ切れたというような描写はない。
大切な人を失った傷は癒えなくても、過去の埋め合わせとしてではなく、現在・未来を一緒に生きたい相手として互いに惹かれたのだろうなと思います。

「鴉門」と「雛胡」って最初はこのシリーズらしい?すごい名前だなと思ったものですが。読み終わってみると、カラスとヒナ鳥ってこの二人の関係性にピッタリだなと、すごく腑に落ちました。そう思うと、ラストの暖炉前でのエロシーンもどことなく「巣ごもり」っぽい体位に見え(微妙に違う感じもしますが)、全体的にH度は少なかったけど二人の関係性に激しく萌えた雛胡編でした。

二人の心情描写はすごく良かったのですが、ヤクザの抗争については最後駆け足感が??
雛胡が東京に戻った経緯を数行の説明で済まされたのは物足りなかったし、
追われる身のはずの鴉門が東京に戻って来て大丈夫なの?組での立場は結局どうなったの?と、ラストのキスシーンには感動したものの説明不足感が。。

ただこの点も、危険もリスクも山積みだけど、それでも二人で生きることを決めたのかなと思うと、あえて全ての問題を解決させないことで物語に深みが増す感じもします。
描き下ろしの鴉門に寄り添っている雛胡を見ると、その後の二人の日々が穏やかなものであることを願わずにはいられません。
このシリーズは続くみたいなので、その後の二人がちゃんと幸せになれたのか、そのうち番外編ででも登場してくれたらいいなと思いました。

次回は燐花の兄と古参ホストの話で、この話もすごく面白そうです♪ 雛胡・鴉門・郡司も登場してるらしいので、楽しみに待ちたいと思います。

6

またまた・・・

こちらも2つのストーリーが入っていました。

白書の4の続きで、アモンとヒナコカップルのお話からスタート。
「4」からずっと2人の過去を合わせつつ
ストーリーが進むのですが、4で感じたちょっとした違和感を
こちらもほんのほんのほんの少し感じつつ読み終えました。
でも、ラブラブっぷりに突入してからは
もうそれも気にならなくなるんですけどねw

そして、後ろの4分の1くらいは周防と薬師寺カップルのお話でした。
相変わらずな2人で、面白かったです。

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP