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やけに惹かれるタイトルにそそられるように購入した1冊は、思った程の変態さんでは
全然ありませんでしたねぇ~。
遅刻寸前で出勤を急いでいた受け様が人にぶつかり、謝り急ごうとした時にその相手から
抱きつかれ、首筋の匂いを嗅がれて、変態に遭遇みたいに逃げ出すが、
新しいプロジェクトで開発研究の人間と仕事をする事になった時、そのチームリーダーが
なんと道端で抱きついて来た変態だと知り驚愕するが、再会した時も匂いを嗅がれ
更には告白され付き合って欲しいと言われる。
仕事で会うたびにセクハラチックに匂いを嗅がれてうんざりしてしまう。
でも変態だけど、仕事が出来るしさり気なく受け様の欲しい資料を集めてくれたりと
若干絆されそうになりながらも、匂いを嗅ぐ姿には怒り心頭。
そんな時に偶然休日に攻め様に家に行くことになり、謝って淫乱剤を飲んでしまう。
そして攻め様に自慰的な処理をされ、微妙に意識しだしてしまう。
攻め様が受け様の匂いが好きで、受け様が好きなのか匂いだけが好きなのか、
そんな相手の気持ちが信じられなくてすれ違って、でもその裏に二人の関係を
邪魔する存在が見え隠れしている。
匂いフェチの恋人を持った受け様の苦労が伺えるお話で、でも実は受け様の匂いに
固執する訳が攻め様にはあるんです。
結果的には受け様の匂いだから好きになった、そんなストーリーでした。
攻めの匂いフェチから始まる変わり者感が、
作者さんは、乗りに乗って描かれたんだろうな~と
楽しく読めました。
会社員の友野は、仕事で関係のある研究員・日比谷に
体臭を気に入られ、匂いをかがれることに霹靂している。
それなのに、匂いをかぐだけにとどまらず、日比谷に好きだと
言われ、変態のくせにカッコいい様に友野に心も
動き出してしまう。
というストーリーでした。良くも悪くもルビーらしい1冊と感じました。
ただ、ルビー所以の薄い本なのが、切ないです。
それにしても、攻のイラストが猛烈にカッコいい(笑)
変態すぎてというタイトルに惹かれて買いました。
どんだけマニアックなのだろうと。
結論から言ってしまうと、そこまでマニアックな描写はなく、
攻めさんが受けさんの匂いが大好きで、しかし
攻めさんは「匂い」というもの全てに執着を持つ変わった人、というお話でした。
もうちょっと攻めさんのかっこいい所が見たかったし、
もっとマニアックで変態でもよかったのになー、と思いました。
それにしてもこの受けさんかわいらしい。笑
匂いフェチの男・日比谷譲。
そんな彼に、出会い頭にいきなり匂いをかがれた友野千紘。
いきなり「ああ、この匂いだ」と言われ、千紘は日比谷を変態だと思って慌てて逃げ出す。
ところが、実は日比谷は千紘と同じ職場の研究室に勤めていて、千紘の参加するプロジェクトの主任が日比谷だった。
すると日比谷が「お前の匂いに運命を感じた。付き合いたい」と言い出す。
毎日匂いを嗅がれると共に愛の言葉を告げられる千紘は、日比谷を避けるけれども、ひょんなところで日比谷と遭遇してしまう。
日比谷は、そのまま自宅に千紘を自宅に誘う。
試食段階のサプリメントを味見していた千紘だったが、そこに混ざっていた催淫剤をも口にしてしまう。
そのまま「千紘を楽にする」という名目で、エッチなことを致してしまう。
その後、実は自分も徐々に日比谷に惹かれていることに気がつく千紘だったが、実は匂いだけで自分のことを「好きだ」と言っているのではないかと不安になり、素直に日比谷の言葉を受け入れることができない。
そんな中、日比谷と同じ研修室に所属する同僚からも告白されて……
という話でした。
匂いフェチである以外はとてもいい男な日比谷と真面目でちょっとぼけている千紘の話。
でも、よく受けにあるボケボケな感じではなく、自分で断ることもできるしちゃんと考えることもできる受け。
ただ、日比谷も匂いフェチなところ以外で変なところもないし、自分の意思を押し付けてくるところもないし、千紘も決断したら自分からちゃんと行くことの出来る人間なので、最後はちゃんとハッピーエンドだし、なんだか脳内お花畑な話にはなってませんでした。
普通のゆったりした恋愛ものを読みたい人にはオススメです。