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表題作課長の彼氏

社長の息子 松原 
教育係になった課長 桐谷

その他の収録作品

  • 課長の彼氏~大好きな人と休日を~
  • 幼馴染み
  • 幼馴染み~俺のハニー~
  • Drop-Off
  • 理外の理
  • Keep a secret
  • あとがき

あらすじ

地味で強面の桐谷課長の下に配属されたのは、長身のイケメン社長令息だった!しかし彼はトラブルメーカーで……!?

(出版社より)

作品情報

作品名
課長の彼氏
著者
小池マルミ 
作画
小池マルミ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
ISBN
9784344825819
2.2

(4)

(0)

萌々

(0)

(2)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
3
得点
7
評価数
4
平均
2.2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

天然ワンコ年下攻めが結構愉快

作者さんの05~現在までの作品が収録されていて、その変遷を見るに、最近のものになるにつれどんどん良くなってきているのが見えます。
シリアスに進むものより、ちょっとコメディの風味が入っている方が、話が楽しく魅せるような気がします。
実は初読みの作家さんなのですが、絵も線もきれいで、顔も身体もしっかしした骨格のある大人の男性に描かれているのが自分好みです。
が、一本だけ登場人物が子供時代のものがあるのですが、それも大人の子供版ではなくて、かわいらしい、しっかりと子供に描けていて描き分けのできる作家さんだな~ととても好感が持てます。

さて、お話のほうですが、表題は中々に愉快です♪
社長の息子の教育指導係にされてしまったバツイチの課長。
この子息、ちょっと天然でボケてる!?
へべれけに酔っぱらってしまって終電を逃した為にホテルに行こうと言ったら、何を勘違いしたのかのしかかられてしまって!?
課長が好きで我慢できませんでした!
こうやってほだされて流されていく課長・・・というお話。
このちょっとズレてる子息が、バカわんこで、各各エピソードがついクスっとしてしまう。
自分が天然なのも自覚があるw
こうして恋人になった二人が迎えた子息の誕生日の日。
プレゼントをするはずの課長に、逆に子息が高いスーツをプレゼントして、高級レストランで御馳走して、いざ♪ベッドで・・・
憎めない息子と、案外にメロメロな課長という組み合わせ。
軽いノリですが、この先のワンコ調教を想像できて楽しい組み合わせでした。

『幼馴染み』ちょっとこれはありがちで、展開が甘いか?
幼馴染で恋人で、会社を立ち上げたのですが大手ライバル会社に買収をもちかけられ、片方が、それが嫌なら身体を・・・と脅されるという話。
しかし、過去の子供時代の話『幼馴染み~俺のハニー~ 』のエピソードはとてもかわいらしくて、天然炸裂の子供愛が楽しかった♪
好きな人は刺青を淹れるんだって!と相手の腕に油性マジックで・・・パンダの絵!?

『Drop-Off』下克上モノ
父親の会長から社長職を解かれ、新任社長の秘書にさせられてしまった元社長の息子。
嫌がらせを考えつくもことごとく失敗してしまい・・・このドジっこぶりがほほえましい♪

『理外の理 』人外モノの吸血鬼モノ
吸血鬼の眠りを覚ました子供。彼の姿を見ても逃げ出さない子供に、吸血鬼は花嫁の印を付けて迎えに行く約束をして再び眠りに入る。
そして、また目覚めて迎えに行くとその少女はなんと筋骨たくましい男子だった!?
よくあるネタではあるものの、面影もなく変わったその理由と姿に爆笑♪

『Keep a secret』作者さんのデビュー作
ある家に囚われの身のようにしている養子の男子をさらうのは・・・
色々追求すると??なのだが、ういういしいロマンチックかもしれない。
囚われの姫をさらう盗賊といった話か。。。
しかし、姫はちゃんと男子です(内面はめめしいがw)

2

どうしたもんか。

「社長の息子」というどうにも王道すぎる天然&俺様キャラの魅力を
目いっぱいにいかした話だと思います。
そうでなきゃ飲みすぎてしんどいからホテルに泊まろう→エッチしたいと思ってるなんていう都合のよすぎる考えがいけしゃあしゃあと通るわけがないw
そしてそのまま恋人という事に流されてしまうとかどんだけこの課長は恋愛体質なんだろうか。

こんな事情が通るのは社長の息子とアラブだけだよw
面白いんだけどね、おいおいおいおい!!!と突っ込みどころ満載という意味で。

ほかにも吸血鬼がカワイコちゃんに契印押したら筋肉ムキムキの男になっていて押し倒さた!
とか、この本はどんだけ滾ってるんだろうか!?という気分に。
綺麗可愛いという意味では好きなので何度も読むかも。

2

全てが少しずつ残念

短篇集です。
短篇集はいいのですが、いくらなんでも
これは話の詰め込み過ぎでしょう。
短編がいつくもあって、物語にのめり込めないです。

一番物語として長かったのは、表題作。
正直、話は悪く無いです。
天然ボケの部下攻めに、真面目な課長受け。
エロシーンもそれなりに色っぽいし、悪くはない…。
けど!すぐに終わっちゃうんです!短篇集だから!(笑)
嫌がっていたのに、あっという間に恋人同士っぽくなって、終わり…。
うーん、勿体無いです。

一番勿体無くて残念だと思ったのは表紙と題名。
すごくありきたりな題名。
どこらへんにでもありそうな表紙の絵(スミマセン)
装丁もありきたりすぎて、目を引きません。
「これじゃあ、お客さん、買ってくれないよなぁ…」とか
思ってしまいました。

悪いわけではないのですが、
全てが、少しずつ残念で、全体的に質を落としているって感じを
受けました。

うーむ…。

1

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