ボタンを押すと即立ち読みできます!
こういうイロモノネタを強調されると
どうしても買ってしまいます(ノ∀`)どんだけ刺激に飢えてるの。
着ぐるみの頭だけ=なエロスはいくつか見たことありますが
これはこれで面白かったです。
クマ!クマ!好き!くま!
淡い絵柄で描かれる、なんとも独特の雰囲気。
巡り巡って、最後に「あ~!なるほどな」と思えるお話でした。
結局のところ、可愛いだけの受じゃないのかなと
繰り返し読めばまた見解変わりそうな一冊。
可愛いです
一見カワイイ感じの表紙で、題名からもカワイイ雰囲気が漂ってきます。
だけど、読み進めていくとイタタタタ、、、、
クマの着ぐるみの頭だけ被った身体と僕がガッツリエッチしてます(大汗)
しかも、大好き、大好き、とベロベロと舐めまくって、クマはクリーニング代が嵩んで大変なんだよ~といいながら、ガッツリハメてます。
そう、
このクマは一体誰?どうして主人公はこんなにクマにこだわるの?
それが一番のこのお話の核心です。
半年付き合った彼氏を振って、とうとう自分の初恋の人に似ているというクマの着ぐるみを見つけた主人公・野上はその着ぐるみのクマパークで働くクマの着ぐるみに告白をして、付き合いを始めます。
振られた元カレ・河瀬は野上が心配で仕方ありません。
野上は嫌っているけれど、一応友人のような宮野も野上を心配しています。
以前、野上を嵌めていたずらした教授の柳井は、野上を心配する河瀬を呼び出して意味深な言葉を投げかけます。
そんな皆の心配をよそに、野上はクマにメロメロで、そして一喜一憂しては逐一を報告しているのですが。
初恋の人をクマに見る野上に、クマはある日もう終わりにしようと言ってきて・・・
最後までクマが一体誰だったのか?
それははっきりと名言されてはおらず、何げに匂わすようにして、ラストでああ~という具合になってます。
しかし、初恋の記憶がどうしてクマの着ぐるみになってしまうのか?
とても大事な想い出が忘れ去られたり、すり替わってしまうのか?
本当は色々と、くすぶってる部分は色々あります。
そう思うと、最初野上の行為を見てイタイ子だな~って思ってたのが、より確実にこの子ちょっと変わってる。。。っていうかおかしい子かもしれない。。。
不思議っ子とは言えない、どっか歪んでないか?って。
どうしてそんな子を皆好きなんだろう?
河瀬いいやつすぎるよ!宮野、、、彼についてもおい!って背中をバンと叩きたいくらい(w)
単純に考えてみれば、クマの着ぐるみが大好きでエッチする大学生がいて、実は初恋の成就だったよ、とみればカワイイ話なんだけど、
何だかあれやこれやが痛すぎて、可愛さを凌駕してしまって、素直にいい話って思えなくて・・・
顔がわからない、覚えてないからクマのぬいぐるみの顔になったの?
その割に、野上は他の着ぐるみバイトとは違うって差がちゃんとわかってるっていう設定だった。
そういう面のフォロー的展開やモノローグがあれば説得力につながったのかもな?
と、漫画を読んで多分これだろうと推測してそれが多分正しいと思うのはあまりに不安でした。
なので・・・萌×1コ
クマ×大学生
って、なんだ?なんだ?
表紙の絵はかわいい、ほわぁ~っとした感じなのに、
裏表紙を見ると、
「・・・気持ちよくて、出ちゃった」
とか言って、クマの着ぐるみの頭を付けたままでヤってるし!!
思わず、表紙買い(正確には、裏表紙買いww)してしまったではないですか~~
さてさてそれで、読んでみますと・・・
とにかく設定が斬新☆
もともとクマと名の付くものなら何でも大好きで、
カバンにはクマの小さなぬいぐるみのキーホルダーを付け、
ひとりでクマパークなるものにも行っちゃう、大学生の野上くんが主人公。
もう、そっからちょっと変わってるw
で、その野上くんが、クマパークで出会った着ぐるみのクマに恋をして、
彼氏に別れを告げて、その着ぐるみに「付き合ってください!」と告白しちゃう☆
そして、
クマの着ぐるみの頭だけを付けた状態で、
しかも、
中身に誰が入っているのか分からないまま、ふたりはエッチまでする関係に。
キスの代わりに、野上くんが着ぐるみのクマの頭をベロベロに舐めながら、アンアン♡
???
なんでなんで???
クマって誰よ???
もちろんその後ストーリーは、その「?」を解明するカタチで進んでゆきます。
野上くんが、クマという「顔の見えない相手に恋をする」その理由は何なのか。
そして、そのクマの中身は誰なのか。
クマに恋をしたからと、野上くんにフラれてしまった元彼。
その元彼の友達で、野上くんのことが好きな(?)同級生。
以前、縛って野上くんの体にイタズラしたことのある、大学の教授。
このうちの誰かが、クマを被っているんじゃないかな?
読者にそう思わせ、その考えを二転三転させる感じで、最後にすべてが明らかになります。
そんな流れのストーリーです。
で、す、が、
「そっか~~うんうん」と、納得できるところと、
新たに「アレ?でもさ~?」と湧き上がる疑問がいくつかありました。
きっとこの本は、
斬新でちょっとエッチなお話を、かわいい&時々ブッとんだ絵で楽しむ~♪というもので、
あんまり深く考えちゃいけないんだと思いますww
広い心で、展開やキャラにツッコミを入れるつもりで読んでみると、
結構楽しめるかもしれませんよ♪
クマが大好きで、愛用のキーホルダーもクマのマスコット人形という野上(こう書くと小学生かと思うだろうけど、大学生)。
野上は遊園地のクマの着ぐるみに恋したと言って、付き合っていた同級生の河瀬♂と別れてしまう。
さっそく野上はクマの着ぐるみの人に告白して体の関係まで発展(笑)するが、クマが付き合う条件として野上に約束させたのは、クマの被り物を取って素顔は見せないということ。
振られても野上を忘れられない河瀬や、心配する小学校からの友人の宮野、変人(変態?笑)っぽい柳井教授が入り乱れて、野上とクマの関係はいったいどうなるのか……
という感じのお話です。
うーん、個人的にはなんか納得いかないところがチラホラでした。
いくら過去のことがあったとしても、顔もわからない相手で(要するに)代理恋愛しちゃうって…野上壊れすぎだよ~と思いました。
更に、野上ってワガママで訳わかんないのに、河瀬は野上のどこに惚れたんだろうか?
野上が凄く美形だという設定もないようだし…河瀬って、単にいい人なの?(謎)
柳井教授の存在も、よく訴えられないな~(笑)と思いました。
えっちシーンあるけどクマと…だし、エロというよりギャグに見えてしまいました。
そういう世界観がOKなら、面白い設定だし、楽しく読めると思います。
読みはじめはクマフェチ??なんて思っていたら、読み進めれば切ない恋心いっぱいの
切ないお話だったのですよ。
初恋の相手=クマなんて聞いたらビックリするけれど、初恋の相手との思い出がクマ、
そして、その初恋の思いが受け様の中では現在進行形で続いてる。
本気で好きな相手との誤解から始まっているような痛みが伴うような擦れ違いぶり。
解ってみれば一途過ぎる恋心が巻き起こした結果良しのストーリー。
登場キャラで1番解りづらいと思ったのが教授、筋金入りのドSで悪戯好きで
この教授が入り込んだ事でますます訳が分からなくなってしまうけど、
ある意味スパイス的な存在なのでしょうね。
後は受け様を好きなのに、結局はフラれてしまう元彼さんも可哀想ではあるけれど、
何故か友情はずっと続くような気がするキャラなのです。
そして、問題なのが攻め様ですよね、クマの着ぐるみを着た攻め様にクマさんが好きと
告白されて、そのまま付き合う事になるが、Hするのも着ぐるみ着けたままでしちゃう。
とってもコアでシュールな展開です。
クマさんに欲情して抱き合う受け様はかなり淫乱子ちゃんでもあるけれど、
物凄く寂しがり屋でもあるのでしょうね。
そのクマに初恋の相手の面影を重ねているのですが、クマさんにしてみれば別の意味で
辛いと思える展開で、その中にいる人間としての自分を否定されてる気がするかも。
思うにある意味ヤンデレ系の受け様だと思うのです、行き過ぎた恋心が
ここまで暴走してしまう。
そして、あることが切っ掛けで過去の思い出を忘れてしまっている攻め様も加害者?
なんてちょっぴり感じでしまうけれど、壮大な擦れ違いのラブだと思いましたね。