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表題作あなたのしもべ

永瀬直広
エリート会社員
七海
拾われた青年

同時収録作品午前1時のドア

篠宮正親
品行方正な病院の跡取り息子(異母兄)
篠宮真
引き取られた愛人の子(異母弟)

同時収録作品痴漢休暇

叢雨
室生

同時収録作品プチ・パトロン

副島そあら
売れっ子作曲家の叔父
副島蒼
本家の跡取り息子

同時収録作品発情アイズ~常夏~

大学生
川島
高校生
和人

その他の収録作品

  • こねこの毎日(表題作・続編)
  • プチ・パトロン~After~
  • あとがき

あらすじ

捨て猫と一緒にエリートの直広に拾われた七海。
ひとりぼっちだった七海に初めての優しさをくれた直広との、幸せな日々。
でも、子猫に飼い主が見つかったら、七海は捨てられちゃうの…!?
「――僕はずっと君みたいな子猫を探してた」
しもべのように、運命の相手と一生を共にする幸せラブ?

表題作他に4編収録、その後ストーリー大量描き下ろしも?

(出版社より)

作品情報

作品名
あなたのしもべ
著者
たりらびー 
媒体
漫画(コミック)
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイコミックスデラックス
発売日
ISBN
9784799711835
3.2

(25)

(5)

萌々

(7)

(6)

中立

(3)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
9
得点
74
評価数
25
平均
3.2 / 5
神率
20%

レビュー投稿数9

趣味じゃない

すみません。普通につまらなかった。
絵もあまりきれいだとは思えないし、内容もありきたり。既視感のある設定から始まり、特に何かハプニングが起こることもなく収束するのでむしろ驚く。しかも続いた。
表題作の主人公は中高生が考えそうな不幸ぶったポエム思考で、しかも深みがあるわけでもなく、テーマに訴えかけることなく「捨てないで」「捨てないよ」の二台詞で解決するものなので何も響いてこない。
BLにストーリー性とか特に求めませんが、それならキャラなりシュチュなりHなり、何か秀でたものが一つぐらい要るんじゃないでしょうか?

0

軽やかな暗闇〜たりらびーワールド

気になる作家、たりらびー様。
表題作「あなたのしもべ」は、野良の仔猫と一緒に「保護」される七海の物語。
おっきなおっきなお目目で涙ぐむ七海。仔猫が貰われていった後も大人の直広さんに飼われる七海。
直広は言う。『飼い主の方が下僕なの 僕は君のしもべなんだよ』
主従なのやら下剋上なのやら、ねじねじと絡み合った「新耽美」の風情。

「午前1時のドア」
異母兄弟愛。プラス兄の抱える闇。
たりらびーさんは近親愛多いですね。でも様式美の金魚鉢の中のようで、読者は嫌悪感なしに愛でるだけ……

「痴漢休憩」
8Pの短編。「超リアルイメクラ」を利用する医師のお話し。でもすっごく面白い!

「プチ・パトロン」
一言、グイグイなショタ!(一応受けだけどね)。 お目目は巨大です。
将来的にリバの予感。というかこのCPには攻めたり受けたりの関係を築いて欲しい願望!

「発情アイズ〜常夏〜」
遠距離の二人。テレフォンHプレイというお話し。

掘り下げると怖いテーマをさらっと読ませる。やっぱ、たりらびーさん面白い!

3

幸せなしもべのお話

表題作は、七海という少年が子猫共々、大人の男・直広に拾われて幸せになるお話です。

個性的な絵に驚いたけど、ストーリーは仄暗くて、でも甘々で結構好きでした。
印象的だったのは、「飼い主の方が下僕」という直広の言葉と、七海に尽くす直広の姿でした。こういう形も新鮮でいいな~と思いました。

他の短編では、兄弟同士の禁断な関係や、イメクラでイチャイチャするカップルの話、甥っ子を溺愛してる叔父さんカップルの話、遠距離恋愛の相手が突然帰省する話と、どれもちょっと癖があって面白かったです。
初読み作家さんだけど、他の作品も読んでみたくなりました。

2

どんな付け睫も敵わない。

初読み作家さんです。
まず、表紙を見て「怖い漫画なのかなぁ?」と思いました。
モノトーンが、ちょい怖い感じがします。

中身はというと、甘々からゾクリとするものまでの短編集。

一番目を引いたのは、人物の描画ですかね…?

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

とにかく、まず「まつげ」に目が行きます。
こんなにふっさふっさで、ぴーーーーーんとしているまつげ、
見たことないです。
特に受けの顔。
幼ければ幼いほど、まつげが目立って目立って…
少女漫画でも、こんな凄いまつげ見たこと無い!って
くらいです(笑)

しかも幼顔だと寄り目で下から攻めを見上げる……という
構図が多いので、
「ぶりっ子が媚売って、わざと自分を可愛く見せようとする時って
 こんな顔をしているんだろうな……」とか
意地の悪いことを考えてしまいました。


一話目は甘々でした。
でも、ショタが地雷の人はご注意!!
かく言う私も、ショタが苦手だったりするのですが…
わざと攻めに媚び売って、猫の真似して
「にぁん」とか言うシーンは、背筋がゾゾッと
しました。
ショタ、恐るべし…。
1度は読みましたが、2回目はわざと避けました。
スンマセン。


二話目は、腹違いの兄弟の話。
ちょっとダークな印象でした。
特に、兄のほうが精神が病んでいる感じで、
その兄に毎日抱かれている弟……という話です。

だんだん兄が更生(?)の方向に向かっていくのが
嬉しかったです。
ハッピーエンドでホッと一安心。


あと、変わった趣向の話だと思った超短編がひとつ。
エキストラも全員ご用意バッチリのイメクラの話。
そこで、満員電車で痴漢を働き、
乗客の好奇な目にさらされながら
最後までいたしてしまう……というストーリーです。
(正確には、コレ全部がイメクラなんですが)

そんなイメクラ、値段が驚くほど高いんだろうなぁとか
どうでもいいことを考えてしまいました。
でも、新しい趣向の話だと思いました。

   ◆◆   ◆◆   ◆◆

うーん、全体的に言うと、「ゴメンナサイ」な
感じです。
合いませんでした。

まず、視覚的に絵が好みではありませんでした。
普段は、絵とかは、ストーリーやキャラが良ければ
どうでもいいと考えている人間なんですけどね。

あと、話とキャラの性格もちょっと…っていう印象で
駄目でした。

次作は買わないかな…?
うーん、どうだろう?

2

つまらないとはいわないけれど

装丁がきれいだったので、このマンガ家さんのコミックスを初めて手に取りました。
結果的にはハズレ。

それなりに読めましたが、クセの強い絵柄で、特にアップの顔は非常につらい。
とても丁寧だし、個性的だし、絵柄なりの味はあると思うんですが、独特すぎて。
はるか昔の、商業で見かけるようになったころの中村春菊を思い出しました。こちらもクセが強かったけど、書き慣れるうちに、ずいぶんくどさが抜けていったから、この人もそうなるんでしょうか?

それから、おはなしが暗いですね。
ラブラブだけど。
ラブも、エロもあるけど、毒があって、陰気なので、読む人を選ぶ作風なのかも。

わたしには合いませんでした。残念。

1

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