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今度のモフモフは、犬と間違えられた健気な狼のお話です。
絵本作家の皆瀬から、最近餌をもらってるのは、狼の琥珀。琥珀は、伴侶探しのために人里に出てきたところだったのです。寄り道してる場合じゃないけど、ご飯は美味しいし、撫でてくれる皆瀬の手は優しくて。
ずるずる離れられずにいると、事件は起こります。犬と勘違いしてる皆瀬が、うちの子になるか?と琥珀にキスするのです。
琥珀たち一族にとって、キスはつがいの証。
皆瀬がつがい認定されて、琥珀は人間に変身します。
琥珀は、ケモ耳とシッポ姿でプロポーズしますが、皆瀬には伴侶にも狼にもならないとキッパリ断られます。
その後の琥珀が、一途で健気で可愛くて萌えます。自分のために悪人になれない琥珀だから良かったと思います。琥珀のような、相手のために自分を犠牲にしちゃうコは、涙腺を刺激されますね。
でも、最後は皆瀬が狼になっちゃう事件があって、安心のハッピーエンドです。
大好きなお話だけど、くっついた後のイチャイチャが読めたらもっと良かったかなと思います。やっぱり、一途で健気でケモ耳は最強です(笑)
陸裕さんのイラストに耳と尻尾・・・。
琥珀(受け)の健気さにずきゅーんとされました。
「伴侶にはなれない」と言いつつも、琥珀の頭をナデナデ(  ̄▽ ̄)
納得しつつも、皆瀬(攻め)の傍にいるだけで尻尾がパタパタ♪
萌え萌えです。
そして、モフモフ物定番の尻尾攻撃~(//∇//)
何だかんだと、アマアマなお話でしたが、締めるとこ締めてて、読み味が良いお話でした。
ただ・・・もう少し、最後を引っ張って欲しかったな~。
「え~!ここで終わりなのぉ!?」心の叫びでした。
帯に「シリーズ第一弾 『狐に嫁入り』・・・」とったので、
なんかからんでいるのかな?と思いつつ読みましたが、
全く別もので、モフモフつながりという意味でのシリーズのようです。
やはり、モフモフ評価が甘くなってしまいます。
人型にもなれる狼の琥珀は、狼姿のときに餌をくれる
人間の皆瀬を慕っていたところ、皆瀬が狼姿の琥珀にキスをした。
皆瀬にとってみれば、犬だと思っていたし、ただ、酔った上での
動物かわいさにキスしただけ。
でも、琥珀にとってみれば、キスは、伴侶の契約。
琥珀は、皆瀬に伴侶になってほしいといい、
皆瀬は、やさしさから、琥珀を家に住まわせることにします。
健気に皆瀬のことが好きな琥珀。
でも、伴侶を人間の中から選ぶことはリスクがあり、
そのことから、琥珀の身はどんどん弱っていくのです。
琥珀の1人称でストーリーが展開していくので、その健気な様子が、
何とも感情移入してしまうのです。
単なる自己犠牲のヒロインは好きになれませんが、
琥珀はなんか、許せちゃいました。
(かわいい。これも、モフモフのなせる技?)
ただ、もっと、色んなやり取りを読みたかったな~
2~3ページでもいいから、後日談なんで入れていただけたら、
ウホウホなのにな。とルビー文庫様特有のページ数の少なさに嘆きを感じます。
天野先生もふもふ第二弾!今回は狼です。
しかも狼ちゃんが受です~
もふもふはどうしてこう、受でも攻でも萌えるのでしょう!陸裕先生のイラストが
毎回眼福過ぎてっ
もふもふは尻尾の動きがほんと可愛いですよね~ほんわかします。
満月の夜のキスは『運命の伴侶』を決める大切な儀式。キスによって選ばれた伴侶には
心臓の上にお互いのみしるしが現れるのですが・・・
そのみしるしは自分の命であって。琥珀のみしるしは皆瀬に刻まれたのですが
人間である皆瀬は琥珀が狼にしない限りは琥珀の心臓の上にはみしるしが
現れることはなく・・・即ち琥珀の命は日々削られて行く状況になるということでして・・・
展開はわっかってるんですけどこういう、自分は弱っても狼になりたくない
攻様を大事に思ってこのまま消えてもいいとかいうノリがっ(攻様が狼になれば琥珀は助かります)
もう~弱いです(ToT)涙涙です。勝手に自分で展開を妄想してまた泣くという・・・
つきんつきんきました。
ルビーさんではないと思いつつもあとがきの後に結ばれたあとの2人のちょっとした
お話がないかと期待してしまうのですがあるわけもなく・・・
続編とかもないんだろうな~凄く可愛いカプでした。
今回のもふもふは狼!
しかも受け側。かーわーいーいーーーー。
唯我独尊何様俺様な狼野郎も好きですが、健気で天然、いじらしい狼もイイ。
途中琥珀の健気さにホロリな場面があり、琥珀に引きずられて胸がツキンといたみました。
皆瀬大好き、全力投球な琥珀。
いつまでも煮え切らない皆瀬に、早く気づけ!と歯がゆくなりましたが。
最後は無事伴侶になることができて、わたしも嬉しいよ〜。
いやぁ、やっぱり、けも耳万歳、もふもふ万歳です。