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すごい!
待尾イサミ先生の初コミックスなんですね!!
初めてとは思えないほど、面白かったです。
コミックスには2編が収録されています。
どちらも、短いながらにもお互いの好きが伝わってくる内容だったと思います。
セリフのない場面でも、受けが可愛くて、攻めがその姿にときめいているのがよく分かりました。
どちらも溺愛攻めという感じで、押せ押せなのがすごく良かったです。
やはり、人気作家さんは初期の頃から違いますね。
今後の作品も楽しみにしたいと思います!
オタク妄想癖炸裂!という感じの呉服屋の若旦那が見染めたのは、ショタ味溢れる柚樹だった。一応、見染めた馴れ初めは書いてあるものの、ほぼ一目惚れに5年間、我慢し続けて待ちに待った、若旦那のガッつきがエロくて、初めての筈の柚樹がトロットロにされちゃってます。柚樹のお姉さんは若旦那、壮一郎さんと同級生のようだが、5年前から「柚樹のことベタ褒めで、キモくてさ。」と言いつつも、可愛い筈の弟をこんな野獣の元へやる(嫁がせた)のにも笑えます。一瞬、幼馴染のまーくん、というのが現れ、当て馬にもならないのに、若旦那の嫉妬メラメラなのも笑えます。特に変なプレイは無いのですが、副業だというコスプレ製作の試着という名目で、可愛い柚樹にメイドや赤ずきん、セーラーなどを着せて(自分でも、海兵隊とか執事とかノリノリ。)コトに及ぶという、これはイサミ先生の趣味なんだろうな、という着半脱ぎエチのし放題です。可愛いコのエチ放題を楽しむだけのお話し。
同時収録は旅先で出逢った恋物語。遠距離と言っても、東京都と海辺の田舎町なんですね。(国内線って、チケットに書いてあります。)フランス人とのハーフだという、透が異国の貴族とか、御曹司だったらいいのに‼︎ と、夢見てしまいました。だって空港に出迎えたのが本人じゃなくて、スーツ着た外国人たちなんだもん。たまたま同僚に頼んだって…。そんなことあります? しかも、本人確認の為に事後の写真を撮っておいて、他人に見せます? 透も表題作の若旦那に負けず劣らずの変態さんだと思います。しかもハメ撮り…。
イサミ先生のファーストコミックスだそうですが、最初からエロ可愛いのが好きだったんだなぁーと、しみじみニマニマしちゃいます。
かわいい系の表紙から想像できないくらいけっこうねっとりエロエロしていてギャップが楽しい作品でした。
題材は呉服屋を営みながら裏でコスプレ衣装も販売している店の旦那と新入社員…というもの。
コスプレ衣装を売るのははお金のため、と旦那さまは言ってますが、一々柚樹に着せるあたり…。普段受けが女装しながらのプレイってあんまり好みじゃないんですが、この中のアリスの服を着てするシーンは良かったです。
柚樹が素直で可愛い性格だからか、旦那さまのおっとりに見えて中身は暴君てきな性格にぴったり合っている気がしました。
短いお話だったので、もうちょっとコスプレのバリエーションが見たかったかなぁ。
待緒イサミさんは、最中の言葉責めがすごいと思う著者さん。
すごいというのはセンスがあるというか…そういう意味でのすごい。当時駆け出しの腐女子だった私は「こう書かれてる…だからえろいのか…!」と衝撃を受け…。
実際行為自体、濃いことは濃いと思うのですが(笑)、言い回しに色がある!
表紙左の柚樹は流され受。順応力があるというよりは受の才能があって、開化したとしかいいようがないくらい可愛く抱かれます。途中からびっち受に見えるほど。
右の壮一郎も、最近の個人的見解で初めての時も大丈夫といって押し込む攻と違い、怖いという柚樹の言葉を聞いて、ちゃんと我慢して切り替えたりしてくれるところや、嫌なら…と言いかけるところに柚樹に嫌われないようにと想いやる様子が見れてよかったです。優しいな〜と思いました。
ただ、最初から柚樹を招くつもりだったなら、彼が就活を始めてからすぐ声かけてあげればよかったのでは…!と思います。お姉ちゃんが歯止めかけていたのかなー。それにしても視野には入れさせるべき!笑
あとは付き合い始めがわかりませんでした。惚れちゃってたのかな?
後半のパン屋さんの話、攻の透が格好良い。分類的には年下攻め、どちらかというとほわほわしていてわんこな感じがするのですが、身体の見せ場ではハーフ?ということもあり思わず美青年がほもになりやすいってこう…⁉︎と(笑)
良い子です。
えち中まさかのあれやってびっくりでしたが…理由があるので中和。「形なんかなくても」には納得でした。
受の真が 起こったんじゃない 傷ついたのかってぐずぐずする場面も可愛かった。
描き下ろしのゆずはあざとい‼︎
その後ゆずって呼びおって…幸せ者め…!笑
後書きの両カップルもほのぼの幸せそうで、こちらまで幸せになります。
(糖度高い一冊。)
表紙の可愛らしさと中身のギャップが、良い方に裏切られた作品。
肌色なし、しかも裏表紙も可愛いということでレジでも安心!
表題作ともう一つ収録されています。
両方とも一話完結ではないので、お話が楽しめて良かったです。
表題作の『旦那様といとおし暮らし』は呉服屋さんが舞台ではありますが、そのほとんどはコスプレ関係となっております。
受けは呉服屋に就職し、その日のうちに住み込み決定となった流されタイプの柚樹。
攻めは呉服屋の旦那様、壮一郎。
副業でコスプレ衣装を手がける、二面性あり男です。
この壮一郎は柚樹が高校生の頃から狙いを定めており、柚樹の姉に根回ししていた策略家。
しかし、本気で嫌がられることは惚れた弱みで無理はさせない、なかなかイイ男です。
そして言葉責めが凄い!(笑
ひゃー、こっちが照れますから!
柚樹は天然可愛子ちゃんなので、気づいた時には『ラブ・壮一郎』となっております。
ラブラブカップルの可愛くもえっち度高しなお話でした。
個人的には、一話目の壮一郎の後ろ結びヘアがもっと見たかったなあ。
書き下ろしの『こがねいろブーランジェ』はパン屋さんの真と、都会からの旅行者・透のお話。
透はかなりの執着攻めさんです。
○○撮りなんかもしちゃって、縛りつけようと必死。
でも、ぎょえーとならないのは可愛い絵柄のせいでしょうか。
待緒さん、かなり描き込みもしっかりされていて、初単行本というのがビックリでした。
えっち度の高い作品なのに、少女漫画のようなキュン要素も取り入れられていますし、登場人物の個性もあります。
今回は二本とも、受け→黒髪、攻め→白髪でしたが、次回は黒髪攻めが読みたいなー。
期待度も込めて『萌×2』にしちゃいました。