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表題作華伽苑恋宿帳

轟鎮水,老舗旅館「華伽苑」の番頭 
如月威彦,華伽苑の若旦那

その他の収録作品

  • あとがき
  • 恋のはじまりはこんなカンジ

あらすじ

老舗旅館「華伽苑」の若旦那・威彦と番頭の鎮水は経営不振に陥った旅館を立て直すべく日々奮闘中!
恋人同士でもある二人は、一目を偲んで情事におよぶことも・・・
一見、幸せそうな二人だけど、誰にも言えない秘密があるようで・・・?

作品情報

作品名
華伽苑恋宿帳
著者
あおいれびん 
媒体
漫画(コミック)
出版社
コアマガジン
レーベル
drapコミックス
発売日
ISBN
9784864363860
2.6

(10)

(0)

萌々

(1)

(5)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
7
得点
22
評価数
10
平均
2.6 / 5
神率
0%

レビュー投稿数7

もう少し背景の説明が欲しかった

評価を中立か萌にするかで悩みましたが、舞台になっている華伽苑の過去のお話にジンときたので萌評価にしました。
丸ごと1冊表題作ですが、ちょっとストーリーを理解するのに時間がかかりました。
ファンタジーなのですが、そのファンタジーの設定説明が少し足りない気がします。
Hシーンは割とあるのですが、それを削ってでもいいので主人公2人の過去のいきさつとか、世界観の説明をもう少しして欲しかったです。
威彦が本体を抜き取られる前の2人のお話とかあると、もっと切なさも増したんじゃないかと思いました。
描かれているお話はサラッと軽いので、ストーリーを理解するための時間を除けばサラッと読める作品だと思います。

2

危機感とか

シリアスな内容なのに危機感とかスリル感薄いです。

池の魔物?に鎮水は能力の源?である片目の色を取られ、威彦は本体を抜き取られ体だけが残っていて、今いる威彦の中身は鎮水が作り上げたらしいんですが…。

私にはこの作品の中で一番重要なシーンだと思うのに、回想シーンだけで終わってるから物足りなさを感じます。

満月の夜に池が破裂するだかで大変な事になるよって展開なのにスリル感が全くない。

内容とか設定は好きだけど、協会とか轟家とかがなんなのかはっきりわかりません。

0

ん~・・・・

カワイイは可愛いんだけどいかんせんストーリーが難解すぎて
なかなかに紐解けない( ̄◇ ̄;)私がノータリンなのがいけない。。

お話の舞台は、旅館。
そこで繰り広げられる過去~現在。
運命と輪廻の~なお話・・・のような気がする。
ずっと一人を想い続けた結果。
愛したイマをとるのか、眠る本体をとるのかみたいな・・・
ん~・・ちがうか。

とりあえず、最後抱かれたのは、眠っていた本体・・
ハジメテ抱かれたはずなのに~なくだりはちょっとキュンとした。
落ち着いたらもう一度読み返しましょ。そうすればもうすこし理解でききるかも

2

な、難解。。

あおいれびん先生の作品の中でも、これは異色作でしたね~。完読後、ホラーでもSFでもなく、『一途な愛』をテーマにした作品なんだなぁ。。と感じましたが、作品全体の印象として、実に難解!

傾きかけた老舗旅館を舞台に天然の若旦那とそろばんづくの番頭さんのBL。。ではなく、『人外なるもの』に心(中身)を奪われた若旦那の威彦を、もう一度取り戻そうとしている番頭さんの鎮水の切ない恋物語と言えば良いでしょうか。。

しかし、心温まるエピソードも、画面いっぱいに情報が詰め込んでいる感満載のコマ割で、文字面を追いかけるだけで、いっぱいいっぱいになってしまい、丁寧に何度か読み込んで、漸くこの作品の世界観を理解できた感じでした。

何度か読み込む中で感じたのは、鎮水は自らの役割に縛られ、威彦への恋心を封印していたはずが、威彦の中身を奪われたことで、自分が作り出したもう一人の威彦(ある意味、器だけの存在)に対し、存在感を消さない為という大義名分の中、何度も身体をつなぐ。。しかし、鎮水にとって、この行為に意味はなく、虚しさと威彦への恋慕が募るだけ。。

一方、鎮水の威彦への思いから作り出され、存在するもう一人の威彦は、自分が何者であるか(本物の威彦のダミーで、本体が戻れば自分は消滅することを)知っていて、その上で鎮水に思いを寄せている。。

鎮水の傲慢なほどの威彦への愛は、いつしか健気なもう一人の威彦の思いを受け、迷いが生まれ、それが実に切ないです。

というわけで、気分転換のつもりでBL本を(しかもコミックで)読む方にはオススメできないかな?という今回の作品、好みが分かれところで『中立』評価です。

1

んー・・・もうちょっと時間をください

元々あおいれびんさんの絵自体がカラミにしても他の面にしても
非常に込み入った空気があるのですが、この物語は話の筋も込み入ってる。

旅館が経営不振というだけでなくそこに風水の要素や黄泉がえりによる仮存在?とか
いろいろ横に置いとかないといけない要素が多い。
そういう意味でこの本は難易度が高い、というか・・・

そしてキャラクターはそれに比べると物凄く
「どっかで見た感」
が強烈なんでありまして・・・。

「この本は虹色セプテッタ内のドラマです」
と言われたらマルっと信じてしまいそう。

時間をおいて読み直したけどまだこの味はわからないので、
もっと時間をおいて多分読み直したら良さがさらにわかるんじゃないかなぁ・・・。

1

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