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表題作恋は育って愛になる

中道蒼
元ヤンで有機栽培農家
櫻井弓弦
バイオ肥料の営業

その他の収録作品

  • 実った恋のいただき方

あらすじ

ーーおまえに会って初めて知った。
好きって限界ねーんだな。

キラキラ王子系農家と"元美少年"地味営業マンのじりじり恋育て♡

肥料メーカーに勤める櫻井弓弦(ゆづる)は、初めての営業先で農業を営む元同級生・中道蒼(そう)とばったり再会。不向きな営業職にまわされへこみ気味だった櫻井は、親身に励ましてくれる中道のおかげでようやく仕事に対して前向きになることができた。昔は遠巻きにしていた中道とも仲良くやれそうだと思う櫻井だったけれど、突然「お前のこと、ずっと可愛いと思ってた」と告白されてしまい…⁉︎
王子系農家と"元美少年"営業が贈るグローイング・アップラブ♡
ラブラブ後日談の描きおろしも収録‼︎

天然x鈍感な二人だけど、まじめにキチンと恋してます!

作品情報

作品名
恋は育って愛になる
著者
木下けい子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
角川書店
レーベル
あすかコミックスCL-DX
発売日
ISBN
9784041205716
3.9

(92)

(27)

萌々

(40)

(19)

中立

(2)

趣味じゃない

(4)

レビュー数
24
得点
354
評価数
92
平均
3.9 / 5
神率
29.3%

レビュー投稿数24

癒し~~~

木下けい子先生の描くツンツン眼鏡くん大好き!!!!!

巷で話題のイケメン農家×売り込み下手な農業系営業

自分はダメダメ…と思っていてもちゃんと見てくれてる人はいる!!
周りのドタバタっぷりにもほっこりしました。

押しても押しても冗談と思ってあしらわれちゃうの楽しくて、見事な想いの通じなさっぷり!!
中学生の時から気にってた…ってエピなんかも可愛くて。
自覚してからの弓弦の反応も可愛くて!!

コミカルさときゅんがたまりませんでした~

0

農家さんとこには・・

結構、イケメンが多いですよ。
・・実際。(苦笑)

見て損はしません。
オススメです♪

0

農業男子っていいですよね。

あらすじ通りです。勝手にライバルの中道狙いの白井さんがいます。

BLで読むと農業男子っていいですよね。ファンタジーだからであって、とっても大変で休みのないお仕事なんでしょうが。

BLの王道なのかな?学生時代に気になってた人と再会して一気にいっちゃうの。
まあでも中道は顔→性格と好きになっていったので。
白井さんとか田畑さんとか田舎なのにBL率高いですね。

農業リスペクトからの櫻井も中道をだんだん好きになっていったのかな?

なんか軽くて、あー農業して両思いになったなーとしか残りませんでした。

0

そばに居てくれるだけで

ザ・木下けい子先生〜!って感じの作品だと思います。
シュッとしたイケメンと、おとなしい真面目メガネの、ちょっとモダモダもあり、でも優しくてほんわかしたハピエンストーリー…という感じ。
「白木下」という感じかしら。

本作は、元々中学の同級生だった2人で、1人はイケメン農家さんの中道、1人は東京のバイオ肥料会社の営業マン・櫻井。
で、中道の方が櫻井に猛アタックするんですよね。そこが新鮮だったかな。
そして本作は「お仕事BL」的な側面もあります。
中道は元ヤンで成り行きで農業を始めたらしいけど、今では本当に精魂込めてトマトを作ってる。
櫻井も営業に対して後ろ向きだったが、中道との出会いを通してとにかく誠実にやってみる、というスタンスに変わってきたり。そうするとやはり成果は上がってくるんですね。
一方農業に関しては、自然と共に在るものだから天候に左右されたり厳しいだけの面もある事も描かれる。
それに、いくら櫻井が好きでも、櫻井の売り込む肥料を絶対買わないところがいいよね。
ただ、中道が夏祭りの帰りに泊まった櫻井に対して、嫌がってるのに無理やり手コキをする展開はちょっとね〜。…と女性としては思うんです。でもこういう展開こそが男同士のリアル寄りな現象なのかな、とも思ったり。
ともかく本作は2人がくっつくところで終わるわけですが、この2人、年取ってからも多分この田舎、この畑で一緒に作物作って、良く穫れたら近所の人に配って、そんなお爺さんCPになりそう。お爺さんになっても中道はシュッとかっこ良くてさ、でも櫻井だけにベタ惚れでさ。
そんな未来が見えて読後感良かったです。萌x2寄りの「萌」で。

1

思わず検索してしまった大仏

おいしいトマトが食べたくなります。
ちょっと前に読んだ「とまとまと」という作品を思い出しました。あのときもトマトが食べたくなりましたが、この作品ではトマトともうひとつ、志田のじーちゃんがおやつに食べてるお餅も食べたくなります。
読む前にトマトとお餅の用意は必須です。

バイオ肥料の会社に勤める櫻井は部署異動で不本意な営業に。
担当地域は中学時代に2年間過ごした田舎町だった。
試食会で営業を始めようとしたとき「櫻井君じゃねーか」と声をかけてきたのは…。

中学で隣のクラスだった元ヤンキー・中道と昔は奇跡の美青年、今は普通の人・櫻井の同級生再会ものです。
元ヤンで今はイケメン農家というモテ人生を歩んでいそうな中道の惚れっぷりが良いです。「お前、有名だったし」なんて他人事っぽく言いながら自分の気持ちをちょっとずつバラしていくところなんて、可愛いじゃないか!と身悶えてしまいました。
あんなに照れながらも一生懸命言っているのに全然伝わっていない辺りが切ない。

中道の想いは櫻井に一向に真剣に取り合ってもらえないものの婚活パーティに強制参加で強力なライバル出現!?や、夏祭り、台風などを経て、徐々に近付く2人の距離が微笑ましくて、最後は「早く嫁に行ってあげて」という気持ちでいっぱいでした。

陸上部の「ネバリの田畑」先輩やイタリアンのシェフ白井のキャラも、脇ながらすごく丁寧なキャラ設定です。特に婚活パーティで櫻井に会ったときの田畑の「ふぅん」。これ!この一言で「田舎の純朴で女っ気のない青年」像が見事に表現されている驚き!こういう反応するんですよね、こういうタイプのひとって。あのシーンはさすが木下先生、と感動しました。
とにかく「ふぅん」だけでなく細かい描写がやっぱり上手いです。ちょっとした仕草や言い回しからもその人となりが伝わってきました。

そして大仏がいい仕事してました。
最初は東京から2時間=北関東と思って「高崎観音?にしては立地が違いすぎる」と遠回りな予想。途中で出てきた「ーだっぺ」という言葉から茨城だ!と気付いて「茨城 大仏」で検索してしまいました。巨大建造物恐怖症なので画像は見られませんでしたが、牛久というところにあるんですね。
ついこの先の遠距離恋愛のことを考えて電車検索までしてしまいましたよ。東京駅までなら1時間で行ける。このくらいならきっと大丈夫そう!って、ついつい本当に中道や櫻井が実在するつもりになってしまいました。実在してないかなあ。してたらいいなあ。

2

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