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表題作辛口食堂

その他の収録作品

  • 番外描き下ろし「甘口食堂」
  • 巻末付録別巻13

あらすじ

ホテルの一流フレンチで働く腕利きシェフ・東(あづま)。
行きつけの店の依頼で料理を提供することに!!
客は、年齢も職業もバラバラな舌の肥えた常連たち。
しかも、デザート代わりの注文は、なんと恋バナ!?
ヘンな要望にムッとして、東はうっかりゲイだとバラしちゃった!?
ところが、編集者の雲井になぜか口説かれて!?

作品情報

作品名
辛口食堂
著者
麻々原絵里依 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199605444
2.2

(8)

(1)

萌々

(0)

(1)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
6
得点
12
評価数
8
平均
2.2 / 5
神率
12.5%

レビュー投稿数6

続きだと思っていいんだよね?

結局どっちとくっつくんだろうか???

お話としてはシェフのお話でして
行きつけの店のシェフが倒れ、東は頼まれて料理をすることに。
その店恒例の食事会(決まった4人の)みたいなものがあって料理を提供するのですが
そこからどんな恋が始まるのかな~と思ってたんですが、恋愛系でもなく
その中の1人がバイ(雲井)でなんとなくモーションかけてくるんだけど
どこまでが本気なのかよく解らないような…
そうこうしてると、倒れたシェフの孫(和人)にも告白されて…
なのに、だからどうした?というように恋愛系での話が進まない。

なんだか雲井の方と…と思ってたら昔の男が出てきたり
うん、これからどういう関係図になるのかなと思いつつ
こんな終わり方をされたら次が気になってしまうかな。
大人同士の恋愛が好きだから私としては雲井の方とくっついて欲しいけれど…

3

薄味過ぎて、ちょっと和人くんが可哀相かも

麻々原作品は絵柄がすっきりしているだけでなくて、案外に内容もあっさりしていることが多いのですが、今回は?
思いっきり未満?これから?そしてあれ?”とか、全くエッチのない、若干恋愛も薄めの、主人公の進路選択や、周囲の人々のあれこれ、が中心になったお話となりました。
坊主萌え、坊主好きなんですけどね~麻々原絵の坊主はとってもシュっとして綺麗でこれがまたコック服が似合うんですが、
いい話といえばいいのですが、萌えとはちょっと。。。かなり微妙で複雑な気分。

一流ホテルのレストランでシェフ(チーフではない)をしている東。
彼の行きつけのレストランのシェフが病気入院し、孫はいるもののまだ見習い中で店を切り盛りできずに休業中。
しかし、そこで定例で開かれている常連さんの食事会は開かれることとなり、それのシェフを頼まれる。
出席者は雑誌編集の雲井、作家の黒崎、後藤教授、同じく編集の家永の4人。
この食事会を通して、東と雲井の接近やそれぞれの恋ハナめいたエピソードが展開していく。

扉のカラーを見ても何気に、このレストランシェフの孫・和人が東とアレコレ展開するのかな?なんて予想をしてしまうわけです。
何と言っても代理シェフを頼むのですから。
しかし!!
一番東と絡んでくるのは雲井という編集者なんですが、彼はバイ’(東はゲイ)
可能性としてはありなんですが、東にモーションをかけてる。
彼が結構邪魔しちゃって、和人は東が好きって言っていて、東もまんざらでもなさそうなのに、全然ソッチが進行しなくて。

いいのかな?東の出した自分の今後の進路があるから、これからってことで。
それにしても、和人が東を好きなのはシェフとして人間として両方だとは思うけど、幾分雲井が出張りすぎて絡みが少なくなっているので、
だから恋愛がモノスゴーク薄くなってしまっている。
それに、メンバーの家永さんのストーカー事件も結構クローズアップされているし、
よこちょの出来事が大きすぎて恋愛が~(涙)
きっと、そういう人間模様の話?と思えばいいのか。
悪くないし、人情溢れる話だし、面白いは面白いんですよ。
いいのに、何故か惜しい!毎度惜しくて本当、もったいないデス。
もっと和人くんを絡ませてあげてられたら、「萌」だったのになぁ

9

よくわからない・・・

タイトルが意味不明。
帯には、大人の恋バナってあるんですが、特に恋愛が絡んでくるおはなしでもなく、いわゆるBLらしいシーンもないし、ラブラブした場面もまったくないです。

萌えみたいなものは、ほぼなかったような?

麻々原さんって、ときどきこういった、どこをどう楽しめばいいのか、まるでわからない不親切なおはなしを描きますよね。
描いている麻々原さん自身は、何が楽しかったのかな?
坊主頭?
シェフコート?
ストーカー話でメインになっていた、ぷくぷくした人っぽいような? ←まったくBLらしさはないですけど(苦笑)

BLとして、おもしろくなりそうなキャラや設定は並んでいるんですが、おもしろくなるほうには踏み込まず、上っ面で流してしまってるかんじで、これからキャラ同士が歩み寄っていくのかな、ゆるい三角関係になるのかしら、と思っているうちに読み終わってしまって、不完全燃焼。

麻々原さんの絵は好きなので、それを眺めていると、まったくおもしろくないというほど、おもしろくないわけでもないんですが、だからといって楽しめるほどの内容も萌えもなかった一冊でした。
読み終わった後、頭の中が???

次作に期待します。

7

薄口食堂

フレンチと言えば、濃厚というイメージ。
そして、French Letterといえばゴ◯のことだし、Frenchには◯淫の意味もあるし
いやらしげなイメージもあるのだけれど、
この作品はあっさり薄味、いやBLってことでは味はあるのか?ってな作品。


ホテルの一流フレンチで働く料理人東、
彼が行きつけにしている街の小さなフレンチレストランで、
やはり常連の雑誌編集者の雲井と出会って……

この二人、東はゲイだし雲井はバイ。
倒れたシェフの代わりに、
レストランで催されるこじんまりとした内輪の会の料理を担当するうちに
その会のメンバーでもある雲井と少しずつ距離が近づいていくのだが、
メンバーの1人のストーカー被害の話や、
シェフの引退とそれと関係しての東の転職話のエピソードが挟まって、
この二人(が多分カップルなんだと思うが)の恋愛話はあまり進展せず。
何より、雲井は迫っているのだけれど、東がクールというか淡々としていて
恋愛って温度じゃあない。

話は読み易く悪くもないけれど、無条件で面白い!という程でもないし
BLとしてはこれで終わりはないんじゃあありませんか?と言うかんじ。
続編……がある……のかな?……あるんだよね?
あるとしたら、次巻に期待!という感じです。


続巻ありの前提ならば、「萌」かなぁと思うのですが、
現段階での評価としては「中立」かなぁ。



5

なんかはぐらかされた感じ

麻々原さんは絵柄がとても好きで続けて読んでる作家さんなんですが、この作品は恋愛モノとしてはちょっと物足りないかな~残念ながら(汗)。
日常のほのぼのとした人間関係を描いた作品としてはいいかなと思うのですが、恋愛としてはどっちつかずで終わってるので、モヤモヤ感が残るのが残念でした。
まぁ、多分東さんは雲井さんのことを憎からず思っているとは感じられるのですが、雲井さんに寝ぼけて他の人の名前を呟かれた経緯があるので、焦らしてるのかな~?と勝手に思いながら読んでました。
恋愛モノを期待していた読者としては、もっと東中心の恋愛モノを読みたかったです。

0

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