食べないの? おおかみさん。

tabenaino ookamisan

食べないの? おおかみさん。
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神208
  • 萌×261
  • 萌14
  • 中立4
  • しゅみじゃない4

255

レビュー数
37
得点
1330
評価数
291
平均
4.6 / 5
神率
71.5%
著者
小石川あお 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス ルチルコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344846661

あらすじ

生贄として森に捨てられた人間の子ども・太郎。
森の奥に住む狼のウルは、痩せた人間は美味しくないと言い、太郎に美味しいご飯を食べさせ、きれいな洋服を着せ、怪我の一つもしないように、大切に大切に育ててくれた。
大きくなったら大好きなウルに美味しく自分を食べてほしいと願う太郎だけど、いくつもの季節が廻った森のなかで二人は――。
甘く、切ない異種族BLストーリー! 描き下ろしショートも収録。

表題作食べないの? おおかみさん。

ウル,森に住むおおかみ男
太郎,生贄になった少年

その他の収録作品

  • ぼくを愛したおおかみの事。(描き下ろし)

レビュー投稿数37

溺愛おおかみさん

先に読んだ『獣王陛下と砂かぶりの花嫁』もモフモフ溺愛攻めで大いに萌えさせていただきましたが、本作の溺愛具合も非常に良かったです。

生贄の痩せっぽちな少年太郎を何から何までお世話して大切に育て、食べるためと偽り教養などもつけさせる献身にはトキメキましたし、大きくなったら離れなくてはならないという切なさもgoodでした。

太郎がじわじわと成長していく様をウルと一緒になって見届けた感もあり、あんなに可愛かった太郎が立派になって…とウルウルしてしまいました。

ウルのコミカルな動きの部分や、タヌキたちの会話も楽しくてクスッとなれたりとても癒し度の高い作品でした。
読んで良かった!

0

何度も読み返し楽しめる童話の絵本のよう。

装丁も絵もとても綺麗でまるで童話の絵本のようですね


これは何度も読み返す本になりそうです。

狼の神様の生贄にされた太郎。
だけど狼のウルにそれはそれは大事に育てられて。
軽い!細い!食べるところがない!って。

美味しく食べるためだよって歌や勉強や肌のケアなど手厚く世話をされて。

太郎には誰よりも幸せになって欲しい。いつか森を出て人間界で暮らすべきだとの葛藤に苦しむウル。

とても素敵なお話でした。
ウルは人間の姿にもなれて。神様なのは本当なのかな?太郎が森に来て100年経ってたって。
太郎も生贄の意味を知り…。

すごく想像を駆り立てられるお話ですね。
ウルは太郎に会うまでどうしてたんだろう?今までも生贄ってあったのかな?
行商人も年を取らないのかな?
太郎の成長はゆっくりなの?

何度も読み返して楽しみたいと思います。

1

こんなに綺麗で美しくて純愛なBLは初めて

あまりのレビューの良さにドキドキしながら読みました。
語彙が追い付かないのですが…全て綺麗でした。
童話をモチーフにした作品は初めてです。
本当にBLの間口の広さに驚きです。
絵とストーリーがバッチリ合っていて1枚1枚読むのが勿体無かった。
生け贄として差し出され、狼男に育てられる太郎。

太郎は自分を美味しく食べて貰うために知識や肌のケアを念入りにしていて可愛い。
結構本気でやってます。私より女子力高過ぎ。

狼は美味しく食べる為と説明してますが、本音は太郎の為に。

考え方が違うのですが少しずつ解かされていく丁寧な描写が素晴らしい。

人間になった狼があまりに美形過ぎて、こんなにお綺麗な男性と狼のデロ甘々なギャップ最高でした。
上質なBLだと思います。心が浄化されました。

前回の毛玉はどうしても女性に見えてしまい苦手でしたが、今回は絵柄もピッタリ嵌まって気持ちいい。

1

美しいお伽噺

評価の高さと良作だという噂をよく耳にするため、購入しました。
BL作品というよりファンタジー映画を視聴したような、そんな不思議な読後感があります。

狼男のウルと
彼に生贄として捧げられた太郎のお話。

口減らしの一環として捧げられ、何もできない痩せぎすの幼児だった太郎を
「美味しく食べるため」と言いながら、優しく暖かく慈しんで育ててきたウル。
太郎に危ないことはさせず、森の中の危険から体を張って守ろうとするところにウルの溺愛っぷりが窺えます。

一角獣や精霊、雪男など様々な存在が取り巻く森の中。
そんな森での2人のちょっと不思議で、でもとても暖かい日常が丁寧に描かれています。
素朴な絵柄が作風に合ってて素敵でした。

ウルが太郎を大事に大事に育てた理由。
他の沢山のレビュアーさんが仰っているのもあり、割愛しますが本当に愛情がこもっていて思わずウルッときます。
その理由を知ったうえで、「大人」になった太郎が選ぶのは………。
感動のラストシーンでした。


ウルが狼の形を取っている理由、そうなった背景の説明があまり無く戸惑ったのと、
あとラストにかけての描写がちょっと駆け足気味だったのでもう少しじっくり見たかったなあと思うシーンもあったのが少し引っかかりつつ…
本当に心にグッとくる素敵なお話でした。
オススメです。

2

童話BL

人外モノは苦手というほどではないけど、特に興味はなかったのですが、ツイッターのフォロワーさんが人外モノ苦手だけど本作をおもしろかったとツイートされていたので興味を持ち読みました。

まるで童話のようなお話でした。
精霊や人魚や一角獣が出てきたり、時の流れが違ったり?

子どもの太郎がとてもかわいい。
成長するにつれ色っぽくなっていくのが萌えでした。

ウルが太郎に過保護で溺愛しお世話しまくるのが微笑ましく。
愛し愛されている存在なのだなと。
それでもウルは太郎のことを思って、太郎はいつかは森を出なければならないと、お行儀や教養まで身につけさせてあげるのがすごいなぁと。
ウルが元はどんな人だったのか気になりました(元は人間ですよね。たぶん)

一度は人間の世界へ戻った太郎だけど、またウルのもとへ戻ってこられてよかった。
すっかり大人になったということだし、ウルも今度は太郎を受け入れて、甘々のハピエンでよかったと思います。

ただ、ウルが狼から人間の姿に変わる途中の顔がちょっと怖かったですw

0

あたたかく優しい話だけど…

獣人ものは避けがちなのですが、獣人苦手な方もこれは良かったと言ってたのとBLアワード作でもあるので読んでみました。

評価に違わぬ優しさと可愛らしさが溢れる素敵なお話でした。

太郎を想い溺愛するウル、真っ直ぐ健気な太郎、2人の微笑ましいやり取りに森の生活がさらに心を和ませます。
いつ食べてくれるの?という問いかけが、いつしか性的な意味も加わってドキドキ。

あー良いお話…と浸っていたかったのに、後半の駆け足、詰め込みすぎで読了感は微妙なものに…

なぜ狼男だったのか、100年経っていたのかはファンタジーなので突っ込んじゃいかない部分であり、100年はそれだけあっという間で濃密な素敵な時間だったということだろうけど。
なぜ太郎は森に帰ったのか?再会して、体を繋げたのか?お互いに忘れられなくて特別だからなんでしょうけど、イマイチ盛り上がり、2人の思いが溢れてる感が弱くて、とりあえずBLだからエロシーンいれました?と斜めに読んじゃいました(ごめんなさい)
本当はやっとやっと結ばれて良かったね……と思うとこだと思います。
狼男なのも意味があったのかな。真実の愛で人間になるのかな?とかベタなことを考えてしまったので余計に気になってしまい(突っ込んじゃいけないと言いましたが!)
なんだか納得できない、物足りない気持ちになっちゃいました。

ふわふわ心地よい素敵な作品なのには確かで、最後のおまけエピソードは本当に可愛くて可愛くて、とっても愛おしかったです。

4

BL赤ずきん

小石川さん、よく考えるとモフモフが多いかも。
この作品は、ひたすら愛しくかわいい二人を愛でるのが吉です。

狼のいけにえになった少年。しかし狼は、いつか君を食べるといいながら、それはそれは大切に少年を育てます。
森の中で、動物や妖精、様々な神などに囲まれながら、二人で紡いでゆく日常がなんともほほえましいです。

やがて少年は大きくなり、狼は広い世界に送り出すため、愛しい気持ちを抑えて少年を人間界に戻しますが。。

狼の神様と少年のカップルで、ほぼ最後までHはありませんが、むしろなくてもいいと思わせられる作品。
本当に番になったとき、イケメンに変身してしまう狼さんが素敵。

3

素晴らしき童話の世界

なんでしょう、この感動は…。
雷に打たれたようです。
本当に絵本を読んでいるような気持ちになりました。

森の中は童話の世界。
赤ずきんや人魚姫、美女と野獣などを彷彿とさせます。
妖精や一角獣、人魚に精霊など、ふわふわしてファンタジーな登場人物たち。
その中に人間の少年、太郎がいい意味で生っぽく、生きている、成長している姿が描かれています。

少年が大人になっていく過程が素晴らしい。
大人になるにつれて狼が心揺れるのも致し方ない。
だって太郎ちゃんたらあんなに可愛いんですもの!
好き好きオーラ、食べて食べてアピールがすごい。

そんな太郎ちゃんを手離す理由は、愛するがゆえに『人として』幸せになってほしいという願いですよね。
食べてしまいたいけど、食べてはいけないという葛藤。
本当は離したくないのに、心を鬼に(狼に?)して拒絶する切なさ。
それを太郎ちゃんは突然の別れで飲み込んで、大人になって好きな人のところへ帰ってくる。

ラストはプリンセス童話のようにハッピーエンドです。
神様の睦合いで森はこれからも豊かに季節を迎えることでしょう。永遠に…。

ストーリーと絵柄、描写も素晴らしくマッチしており、本当に絵本のようでした。
怖い狼と可愛い太郎ちゃんの対比、静かな森の舞台に生き生きとした生命たち。
穏やかと不穏のアンサンブル。切ない別れから幸せな再会へのカタルシス。
絶妙なバランスが、美しく繊細で、ときには力強く、ときにはコミカルなタッチで描かれています。
大判のハードカバーで重厚な金箔の装丁で出してほしいくらい、世界観の素晴らしい作品でした。

5

百年溺愛!!!!!

普段なら絶対手が伸びないタイプの本なんですが、試し読みの攻め狼があまりに可愛くてポチっちゃいました。しっぽブンブンで喜ぶ表情豊かな真っ黒狼がもう最高でした!!!

生贄に捧げられた太郎くんは、境遇的に悲惨なはずなのに、狼さんのおかげで明るく素直なよいこに育っていきます。無垢なままなのが過保護な教育の賜物って感じで、愛されてるのがよく分かって良かった~。
ウルは太郎といるときはずっと頬を染めてて、ちょっとしたことですぐしゅんとするんですけど、太郎より何倍も大きな体を丸めて落ち込む様子がなんかたまんないんですよねw応援したくなるし泣けてくるし切ないんだけど、ちょっと面白くもあったりしてw

狼男に関する設定は明かされないとこもあってよく分かんないままですが、まあなんでもいいかなって思える。細かい事とかどーでも良くなる、穏やかな癒し空間が出来上がってる。

電子おまけの4コマが可愛すぎて、永遠に続けてくれないかなって思いました。大好きだ~!

3

買うなら紙!!

電子書籍で買ったんですが、これは失敗。
買うなら、絶対紙がいいやーつ!印刷の線とかがたまらなく映えるだろうなぁ…データで見るべき絵ではないと思いました。

こういう世界観嫌いじゃない…というか、いっぱいちゅき!
でも、BL…なのかな……?一応、描き下ろしでは体繋げてるけど、ブロマンスでもよかったような…。
雰囲気と世界観が最高に萌える、童話系BLの最高峰。
将来、同性愛が当たり前に認められる社会になったとき、中学生の課題図書にしたいくらいなんですけど、この良さはある程度育たないとわからない気もしてる。
大人になったからこそわかる作品の良さ。
あたたかい世界観。
最後、ウルと太郎を取り巻いていた環境に気づき、物語の核に触れたとき、本を抱きしめずにはいられない。比喩ではなく。ほんとに抱きしめたくなる。
それほどまでに、この作品には人間が大切にしてきた心や愛しさが詰まっている。

4

この作品が収納されている本棚

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