ボタンを押すと即立ち読みできます!
キチク系野獣イケメン×天然系草食男子の、身も心も染め上げるハード調教ラブ
案外に、この一方が一方的に振り回されているカプというのは、実は振り回されていると思っている方が振り回しているのだったという、
若干すれ違いにも似た、イラっとするタイプの話結構好きだったりします
特に班目作品だとそれが切ない系で走るか、ユーモア系で走るかによって、ガラっとトーンが違ってきてしまうのですが、今回はコメディ系。
だけど、やはり読んでる身にはちょっと痛さを感じるのかもしれないですね。
あと、今回珍しく短髪坊主頭の男が登場していますので、このあたりも受け入れ率を限定する壁になっているかも?・・・もちろん、私は好きなんですがw
ゲイバーのバーテンをしている木内陸にはトラウマがある。
初めて抱いたきれいな男によって発せられた言葉にすっかり自信を失っている。
陸のいるバーに常連でよくやってくるキレイな男・小坂義巳はそんな陸のことを、顔は並以下、性格は暗い、図体はでかいくせに弱気だの、散々と彼のことをひどく言う。
偶然入ったショップが義巳の務めるアパレルメーカーのショップで、そこで陸は彼のいやな点をあげつらいあげく「嫌い」と義巳に言い切られるのだ。
ある晩、義巳が一緒に店に連れてきた男は陸のトラウマの元となった男。
ショックにうちのめされているところへ義巳がやってきて陸にはいた言葉は・・・
確かに陸は暗いです。
寡黙だし自信がないし、自分からどうしたいああしたいの自主性のある行動が見られない。
結局義巳は陸を好きだったのに、自分を見てくれてなくてそれですごく意地悪していたというとどのつまりがあれど、義巳の好みのタイプだったということでいいのだろうか?
その好みのタイプとは・・・調教しがいのある♂!?
全部で5話展開していきますが、いつもヘタレる陸を義巳が怒ってお仕置きしするという展開が待っており、執着具合はわかれどそれが愛情かというと、ひょっとしてジレンマなのかな?という彼の焦りのような感情にも見て取れる。(たぶんに趣味がほとんどなのかもしれないが)
それが周囲のオカマの人々の出歯亀的、野次馬的、キャイキャイワイワイしたキャラクターによってシリアス度合を薄められているのが救いなのかもしれないです。
最終話によって、やっと陸の本心が出てきたのですが、、、、
驚愕でした!!イヌが出来上がってる!?
【震える手の先】
痛くて切ない班目作品の典型的な短編ですね(涙)
高校の時、自分を好きだと思った相手を自分につなぎとめるためにそばに置いていただけなのに、彼が自分でない方を乱したとき、はじめて気が付く執着心
・・・といったお話。
表題、今回は義巳が一方的でしたが、わんこに育った陸がもっとキャラ押ししてくると楽しいコメディへもっとステップアップして面白くなる気もします。番外あったら期待かも?
バサバサ睫毛の三白眼が美しい、ドS執着攻め。
攻めの鬼畜さや、受けの外見(ガタイのいい短髪坊主)は、読む人を選ぶかもしれませんが。
読んでみると、攻めの意外な一途さ・情の深さなど、
単純に攻め>受けとは言い切れない関係が奥深い作品です。
受けは、攻めに出会うまではタチだったバーテンダー・陸。
初めて付き合った男に酷いことを言われて以来、キレイな男は苦手。
自分に自信がなく、オネエな常連たちにバカだオクテだ言われっぱなしの、口下手な奴です。
そんな陸の店の常連の一人・ヨシミは、陸が苦手とする超美形。
陸に酷いこと言ってばかりのドS男子ですが、実はかなり前から陸のことを好きだったことが判明。告白シーンでは一転、カーっと真っ赤になりますw
そんな可愛いところもあれど、根本的に嗜虐趣味のある?ヨシミ。
ゴツくて男くさいヤツを開発するのが一番楽しいらしく、
全て俺に任せればいいから・・・と陸を押し倒し、受けに仕立ててしまいます。
本来タチな陸ですが、後ろの素質があったのか、ヨシミが上手いのか?
タチに回りたい気持ちもあるけど、ヨシミにどんどん開発されていきますw
そんな展開で第1話から一応恋人になったけど、すれ違いも多い二人。
陸がモテるヨシミに引け目を感じたり、ヨシミが嫉妬したり…と波乱はあるけど、
なんだかんだ陸に惚れてるヨシミ。
陸の性格的に、ほっといたら自然消滅になる…と踏んで、「おしおき」と称して色々行動を起こし、破局を回避します。
その「おしおき」プレイが基本なので、SMチックなの苦手な方は要注意!!かもです。
引っかき傷をつけたり、剃毛したり(下を)、人前で押し倒したり…と結構えげつない感じ。
しかし、やってる回数/内容の割には痛々しさ・エロさは控えめ。
絵がキレイなためか、局部が見えにくい描き方だからか、陸が体格よくて背徳感が少ないためか・・・色々理由はあるだろうけど、とにかく上品で読みやすい印象です。
個人的には、SとMの一筋縄ではいかないパワーバランスがとても面白い作品でした。
楽しそうに陸をいじめるヨシミですが、
ニブい陸に焦れたり、気づかせるため色々仕掛けたり…と色々アクションを起こすのはヨシミの方で、S=サービスのSだと実感。
そんなヨシミに対して受け身だった陸が、最終話でやっと自分の気持ちに気付き、自分からヨシミを追いかけて告白する…という、本当に両想いになるまでの(調教完了までの?)お話です。
描き下ろしは、常連のオネエの切ない再会愛…かと思いきやギャグオチw
美形に迫られるって現実ではそうないよね~って現実に戻してくれるSSでしたw
読み切り【震える手の先】のカプは、服従×傲慢という関係性が表題作とは真逆?
しかし、最後の最後で攻めが離れていきそうになり、受けが追いかける…という、これも一筋縄ではいかないお話です。
相変わらず美麗な色使いの表紙にほうとため息が出そうになります。
表紙をめくってすぐのカラーイラストの色使いも美しい♪
そんな、私にとっての斑目ヒロさん単行本2冊目。
こちらは『理想』シリーズ5話のほか、『震える手の先』が収録されています。
切ない表紙画から、さぞ中身も切なさいっぱい!?どうしよう泣いてしまったら…と思いながら本編を読み進めました。
◆『理想』シリーズ
ゲイバーで働くゴツくて坊主の男・陸と、煌びやかなイケメン男・義巳のお話。
大人しく無口な陸は、過去に初体験をした時のトラウマが深く残っていて、恋愛に積極的になれないでいる。
ある日、ゲイバーに義巳が男と共にやってきたのだけれど――と進んでいきます。
はじめは、義巳がずっと陸を好きで、それが分かってキスして、「お前はヒドい」と顔を赤らめる義巳が居て、うわー実はすっごいツンデレ!?可愛いかも…!と思ったのですが。
そこから、義巳のドS極まりない調教っぷりが始まります(苦笑)
デレ少ない、むしろツンばっかりじゃないか!という感じ。
私、気付きました。
斑目さんの描くドSキャラ……半端じゃなく苦手かも……(汗)
愛情は確実にあるのでしょうけど、何故か分からないけど時折、頭がクラリとするくらい心が苦しくなるんですよね。
痛すぎるっていうか、甘いモノ好きな私にとってその甘さに気付けないんです。
……いや、それ以上に。
いくら愛情があっても、首絞めたり(ギャグでも)、ゴミぶつけたり、そういうのがスッゴイいや!!なんです。
付き合う内に、陸は何故自分が義巳と付き合っているのか分からなくなる。
ある日、突然義巳に別れを告げられ、ようやく義巳への自分の気持ちに気付き、そして偶然街で会った時に別れたくないと請う。
そこでも義巳のSっぷりというかキツさは出てるし、陸の過剰な?必死さというのか、もういつの間にか絶対服従のような調教?もされていてそれが出てる。
割かしそのシーンは全然痛くないし、逆に好きなんですが……全体的に苦手意識が募る。
お互いちゃんと想い合ってて好き合ってますよーなんだけど、心がモヤモヤしてしまいました。
◆『震える手の先』
高校時代の同級生。大学に進んでから、『なめさせる』ところまではやらせてあげる。
そんな王様なコウと、大人しい性格のイチのお話。
大学に行ってとある地味な男子を見掛けてから、イチの態度が変わります。
お前は俺の言う事だけ聞いてろよとでも言わんばかりのコウに、イチがどんどん離れていく。
その状況に、徐々に耐えられなくなるコウは――と進んでいきます。
読み切りのこちらは、一切甘さが有りません。シリアス一色。
そういう雰囲気の方が、斑目さんの絵柄的に凄く合う気がする。
……けれど、やっぱりこのコウのキツさも辛かったー……。
このコウが自身の気持ちに気付いてしまうのは、イチ宅に乗り込んで暴言を吐いて、から。
そして追い掛けてくるイチ。
本当は突き放して終わりにしてやろうとすら思って居たのに、結局は一瞬で心が全てコウのもとに戻ってしまう。
最後のコウのモノローグ。
『イチをください どうか どうか――』
その後にはきっと、
「イチを好きだ イチが好きだ だから俺から離れないで お願いだから好きでいて」
と伝えているんじゃないかと思える光景がとても印象的でグッと来ました。
……ただ、やっぱりあの男の子がかわいそうかなぁ……と。
心をキツくさせてくれる作家さん。
私に辛さも痛さもくれる斑目さんですが、面白いかと言われればシコリが残ってしまう。
うーん……苦手意識が増えてしまったかもしれません。
1冊に2つのストーリーが入っていました。
2つのどちらのお話も大好きな「俺様」が出てきます!
モテる俺様が嫉妬する、こちらも大好物な場面が山盛りですっ。
無理矢理ちっくなのも出てくる場面はありますが、
基本、愛あってのことで「鬼畜だ!!」というほどでもなく。
絵も特徴はあるけど、キレイ。
ちりばめられているギャグなんかも笑えるし。
なのに。
なぜ?
全然萌えられませんでした(;_;)
ふつーーーに「あー、おもしろかった。」と
さら~り読み終えてしまいました。
本編は他のユーザーさんのレビューで書かれているとおり、鬼畜調教ありです。
読み切り作品ですが、久々に胸が締め付けられました。
ネタバレですが、私の妄想も入っていますので、流し読みしてください。
告白してきたイチをコウは我が儘言って振り回す。
けれどもイチの視線は徐々にコウではなく別の人へ。
コウが学内で見かけた際に蔑んだ彼に同情の目を向け、やがて別の感情へ
我が儘言って振り回してどうにかコッチを振り向いてもらおうとして、空回り。
気づいた時にはもう遅い。
本当は縋りついてでも止めたいのに、けれどもイヤミしか出てこない。
イチの視線を独占してきている彼に嫉妬して、そして初めて自分自身の気持ちに気付き・愚かな行為の数々に後悔。
最後まで素直になれず悪態ついて飛び出しその途中で我慢できずに涙する。
コウには振り向いてもらえないのに我が儘に振り回され、ふと向けた先はコウの正反対の彼。
少しづつ彼に惹かれてゆく。コウにはウンザリしていて、もう終わりにしようと思っていたイチだけども、自分のために泣いているコウを見たら今までの事など忘れて心が全て引き戻される。
未練など無いと思っていたけれど、本当はどちらも未練タラタラで臆病になって逃げていた。
ここからは自論。
作品の冒頭でコウは俺は一人でも別に平気と語っていますが、本当は平気なわけがないと思う。平気ではなく慣れなんですよね。
慣れてしまえばどうでもないと。
また、好意持ってくれているイチを利用して小学生かのような独占欲を露わにする。
いつの間にか隣にいた存在がいなくなると不安になりイライラ。本当に小学生なんですよね。
イチに少しづつ距離を置かれ不満を爆発させようと乗り込めば、自分といる時よりも楽しそうにしている二人を見てコウはどこか悟ったのではないでしょうか。
『あ、俺いなくても全然大丈夫…じゃん』
だからこそ最後まで素直にもなりきれず悪態ついて飛び出す
イチは当て馬の彼の事は好きだったでしょう。けれども、片隅でコウと比べてたのではないか。
涙して本音を見せたコウに一瞬で引き戻されるということは、最後の悪態つかれても決して嫌いではないということ。
ましてや本気で好きになった相手なら諦めることは出来ても、簡単に嫌いにはなれない。
また、ラストにイチはコウに「めちゃくちゃだよ、お前…わかんねぇ」と言っていますが、コウだけではなく自分自身にも言っているのでしょうね。
何でこんな我儘で性格悪いヤツなのにそれなのに……それでもどうしようもなく好きなんだよなと。
当て馬の彼、残念ながら救われません。
もしこれが他誌で掲載されていたならば、書き下ろしに彼の救いばなしをコミックスに収められたと思いますが、それは無かったです。
なので皆ハッピーエンドを望む方にはあまりオススメできません。
私はむしろこの方がリアルかなと思いました。
長々と書きましたがそんな感じです。
本編よりも、読み切り作品がもう読みたくて購入しましたが、キューンと締め付けられます。
もちろん本編もお楽しみ頂けますよ!
ただ読み切り作品は視点変えてみるとまた面白いと思います。
