とっておきのオカルト(!?)ラブロマンス

三途の川の向こうの君

sanzu no kawa no mukou no kimi

三途の川の向こうの君
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神13
  • 萌×28
  • 萌13
  • 中立4
  • しゅみじゃない0

--

レビュー数
6
得点
140
評価数
38
平均
3.8 / 5
神率
34.2%
著者
さかもと麻乃 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
Jパブリッシング(ジュリアンパブリッシング)
レーベル
G-Lish Comics
発売日
ISBN
9784864570190

あらすじ

翔太に宿った霊感体質。原因は隣家の行人!? だけど翔太を護る行人に心は傾いていって…。

(出版社より)

表題作三途の川の向こうの君

大成行人,隣に越してきた高校3年生
翔太,霊が見えるようになったヤンキー高校生

その他の収録作品

  • 葬列の日
  • 拾い物
  • 大量発生
  • 溺れ出す
  • 見ている

レビュー投稿数6

可愛い表紙なのに恐ろしい

これは面白かった!と何度か読み返した一冊でした。
恋愛部分もとてもよかったのですが、恋愛部分を除いたストーリーも面白くまとまっていました。
一冊まるまる表題作です。

主人公でなんちゃってヤンキーの翔太はゲイで、お隣に越してきた優等生風の行人が気になっている。
そしてそれがきっかけ?で翔太の周りで心霊現象が起き始める…。

一冊まるまるですが、一話完結型のお話です。しかし一冊を通して、翔太の過去から未来までの考えかた、気持ちの変化、そして行人の考えかたの変化もよくわかります。

可愛い系のなんちゃってホラーかと思ったら、意外としっかり怖い箇所が多々あります。
本当にチラッとでもホラーは無理!て方は避けた方がいいかもしれません。
しかし、怪奇現象に巻き込まれながら、2人は距離を詰めていきます。

面白かったのは2人の性格の違いです。
攻めの行人は一見温厚な優等生なのに、あまり他人に優しくないサディスティックな面があり、本当の部分で他人に壁を作っているような性格。一方、翔太はヤンキーで粋がっているのに性根は可愛らしい男の子です。

自分はゲイだと自覚している翔太に対し、自分はゲイだなんて思ってもみない行人。
あっさり翔太の気持ちを受け入れるのでなく、そんなの受け入れられない!という反応はリアルな感じがしました。
しかし、そこではねつけて終わりでなく、行人らしい思考の変化をしていきます。

もとは怪奇現象が周りで起きるというきっかけがあったにせよ、本当に自然にこういう関係になったんだと読んでいて不自然さのないお話で、最初から最後までうまくまとまっていたと思います。
本当に可愛らしい2人です。オカルトが大丈夫なら、是非オススメしたくなる一冊でした。

2

いい塩梅のオカルトBL!

行人に会ってから霊感に目覚めてしまったヤンキー風実は繊細なゲイの高校1年翔太(受)と翔太の隣に越してきたオカルト好きロールキャベツ系モテ高校3年生行人(攻)の、二人の周りに起こる怪奇現象を通じて、絆を深めていくオカルトラブストーリー。

ホラー描写は、リアルな絵での一発インパクトというよりは和風に静かにジンワリとジットリとくる感じ。基準はそれぞれですが、ホラーマニアは取り乱さないかもしれないけどホラーが怖い人はちゃんと怖いと感じるレベルじゃないかと思います。苦手な人は注意ですね。

個人的にホラーやオカルトがツボなので、あらすじを読んで即買いしました。
オカルトに関しては明らかになってない謎が多々ありますが、ラブストーリーを魅せるという点では、とてもスッキリきれいにまとまって、読後感のいい作品でした。
翔太の行人に思いを募らせていく感情、行人の翔太への思いの気づきと変化がすごく丁寧に描かれていました。

ラストは怖いけど笑えました!

0

眼鏡とヤンキー

オカルト好きな眼鏡攻めと、かわいいヤンキー受けのお話。

攻め・行人がお隣に引っ越して来て以来、受け・翔太には幽霊の類いが見えるようになってしまうのですが、一話目の幽霊描写が怖くて「最後まで読めるかな…」とハラハラしました。でもそれ以降はそんなに怖くなく、むしろかわいいのも出てきて、安心しました。

受けはヤンキーなのですが根っこはヤンキー気質ではなく、自分の弱さを隠すためにヤンキーとして生活している感じです。
表紙を見たときは「眼鏡の子が受けのほうが好みだな~」と思っていたのですが、読んでみたらもう翔太がかわいくて…! どんどん行人を好きになっていく様子、ヤンキーしているけど実は繊細な様子、小さな頃の出来事から男が恋愛対象なこと…全部がかわいくてかわいくてたまりません。強気さと弱さの同居がいい感じです。
攻めは、女の子に「優しそうに見えるけど優しくない」とか言われちゃうキャラなんですが、十分優しい子だと思いました。しっかり攻めだけど、そんなに攻め攻めしい感じがしなかったのもポイント高いです。「いかにも攻めです!」みたいな攻めキャラあまり好きじゃないので…。

なんで急に幽霊が見えるようになったかとかはわからないのですが、わからなくても十分楽しめました。
書き下ろしのサービスシーンにも幽霊たくさんで、色気はあまりないけどかわいくてよかったです。すっかり幽霊に慣れたね翔太…と思いました。

3

出てくる霊が地味に怖い

オカルト×BL
異色というか不思議というか、
霊の描写が地味に怖いわりにトーンはふんわりしてて、
BLと言うにはラブ要素はサブ的な扱いで、
かといって怪奇現象の謎を解き明かす!的なノリでもなくて、
というか怪奇現象の謎は結局全部解らないままで、
なんだか全てをけむに巻かれたような不思議な読後感なんですけど、面白かったです。

行人が隣に越してきてから急に霊が見えるようになった〔翔太〕と、霊感は無いけどオカルト話が好きな〔行人〕が遭遇する怪奇現象のお話です。
何故翔太が急に霊感を持ったのか、何故そんな怪奇現象が起こったのかは一切明らかにならないところがある意味ミソ(?)なのかもしれません。
すっきりしないのに不思議と惹き込まれます。

ネガティブ思考の翔太が、ポジティブ思考の行人と一緒にいるってことで良い影響を受けているのがいいです。
とはいえ幽霊たち衆人環視の中でのエッチを「見られてるかと思うとコーフンする」と言って退ける行人のポジティブさには笑ったw

ちなみに一見逆っぽく見えますが、
表紙の黒髪メガネくんが攻めの行人で、茶髪くんが受けの翔太です。

4

オカルトとBLの融合

絵柄がちょっと好みでなくて避けてた作家さんだったのですが、幽霊が見える主人公というオカルトチックな設定に手を出して見ました。
黒髪メガネの行人の絵柄に、少女漫画~!とちょっとやっぱり苦手かも?と思ったのですが、なかなか面白い展開につい引き込まれてしまいました。
ラブ展開どうなるんだろう?という中々進展しないことにじれったく思うより、何となくくっついて当然というか、その為の設定も生きていて、繋がりもいつの間にか自然に受け入れられて…
ラストの【三途の川の向こうから】では思わず笑いが♪

隣に行人が引っ越してきた時から突然この世のモノでないものが見えるようになった翔太。
行人絡みの都市伝説と言われる葬列を見てしまった事と、翔太の過去の好きだった人物に行人が似ていることから固執しはじめ、
それから度々起こる心霊現象から行人に助けられて、彼が好きになっていく。
また行人も、翔太のいつも突っ張っている姿と違う素を知ることと彼に関わっていくことで、関心が生まれて。

この翔太、突っ張ってるけど実はそれは本来の自分を隠す為。
彼の初恋っていうのが男性なんですけど、どう見ても変質者(笑)でも、彼は好きだったんですよね。
この初恋の人に似ていると思ったのは、黒髪とメガネだけで全然違ったのに思わず笑ってしまったのですが、これって好みのタイプだったってことかしら?
彼のツンデレがかわいらしいのですが、最初の頃は髪をリーゼント風に上げているのが途中から普通に下ろしている風になって彼が代わっていったのが解ります。

行人は、それなりにモテるのかな?
彼女がいるんだけど、二股掛けられて振られてる。
どうも、本気が女性には感じられない人みたいです。
そんな彼は人の好意に敏感みたいで、彼には直感が働く人なのかな?だから翔太の好意にも気がついて、オカルト絡みで関わっているうちに彼をかわいいって思って情が移っていくみたいです。

オカルトの内容としては、1話毎に色々な現象が出るのですが、必ずしもそれは解決した終わりにはなってないので、読者的には気になってしかたないのですが、その場が収まればいいのかな?
ひょっとして行人が集めやすい体質で、それで翔太の霊媒体質が反応を起こしたとか?
行人が彼女に振られる話の回で赤ん坊の幽霊が出てくる話だったのですが、ひょっとして彼女が妊娠していてとかいうドロドロ展開を想像しちゃいましたよ(汗)
そうでなくてよかったんですけど。
本来だったら、かなり怖いシチュなのに、彼等が結構冷静に対処して事後アッケラカンとしているので、重く感じないのがいいです♪

ということで【三途の川~】で霊に囲まれてエッチというのがもう笑えて仕方ないのですが、その霊というのがベタというか怖いというか、
落ち武者怖くない?(爆!)

2

オカルトな現象が本物っぽい

翔太が行人に出会ってからオカルトな現象をよく見かけるようになります。

出てくるオカルト現象は、ガラス窓に手のひらの跡とか、鏡にうっすら人の顔が重なって見えたり、人の足がブレた感じで切れてるようなのとか、意外とありがちなマンガちっくなのじゃなくて、本物っぽい感じの描写だなと思いました。

なにかに見つめられてたのは、自分で自分を見てたんだ!って事に気付いたけど、それが全てのオカルト現象の原因だったわけじゃなかったみたいで、見えなくはならず・・。

それにその後の方が、ありがちなマンガちっくな表現になってました。
落ち武者とか血を流す人とか白服の人とか。

というか、それ以前はそんな固まって周りに見えてなかったと思うんだけど
なんでそんな集まってきちゃって前より見えるようになっちゃったの?

結局、足が消えたようなブレたような感じに見えてたのは何だったんだろう?
やっぱり翔太が嫌だと思った相手が事故に遭うって事だったってことなのかな。

最初読んだときは、意外とおもしろかったって思ったんですけど
同じ作者さんの別作品を知らずに読んでこれを再読してみたら
前思ったほどじゃなかったなと思ってしまいました。

「銀の果実」に比べると絵柄がだいぶ変わってて、
銀の果実の方が古っぽい感じもあったけど、特徴ある感じだったけど
こちらでは普通寄りになったなと思いました。

メガネしてる人が好みじゃないので、その点でいまいち。
翔太はわりと素直でまっすぐな感じなのに、真面目そうに見える行人の方が翔太をからかったりする感じなのもあんまり好きじゃなかったな。

最後はハッピーエンドってことで、二人がうまくいったのはよかったです。

0

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