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ガッと心に引っかかるものがないまま、読み終わってしまいます。
【僕とその続きを】【続きの続き】 萌
酔って転がっていたところを男に拾われた大学生・椎名。
拾った上に襲ってきた相手は准教授の朝比奈で…。
「生徒Aくん?」「椎名です!」「生徒Cな」という会話が好きです。
ただ…、他の作品でも時々見ますが、大学生は「学生」で、「生徒」は中高生だけなんですよ…。細かいところが引っかかる悪い癖が出てしまいました。
自分勝手な大人に振り回される、猪突猛進なわんこ年下攻めです。
【押せないチャイム】(前後編) 萌
大学を1年で中退してから8年ぶりに箕輪の前に姿を現した懸。
「しばらく置いて」という懸との同居が始まって…。
8年経っても消えない思いと、再会したらあっという間に引き戻される思い。
あの当時じゃなくて8年経った今だからこそ言える思いもあるんだなあ、という作品。
ちょっと嶋二さんの『夜明けの犬』に似てるかも。
初読のとき、攻め受け逆だと思ってました。
【恋一夜】(2話) 中立
大雪で電車が止まったせいで、1部屋に1泊することになった初対面の2人。
片方はゲイ、片方はノンケ。そんな2人が一夜を共にして…。
神谷(ゲイの弁護士)の魅力が分からず。
あとがきで「不思議系を目指した」とありますが、完全に氷点下のクール系でした。
ノンケくんが実はメディアにも注目されるIT企業の社長だったというシンデレラストーリーですが、一度寝ただけで草の根分けて探し出すほどの魅力が…、うーむ。
描き下ろしで全員集合しています。
こういうスタイルの描き下ろしは大好物なはずなのですが、どのCPにもそこまで入り込めなかったので、「ああ、全員集ってる」としか思えず。無念です。
短編3作品、どれもいいけど
やっぱりじっくり長編で読みたいものばかり。
特に最後の「恋一夜」はもっと続きを読んでみたかった。
出会い方がドラマティックで、再会もドラマティックで
現実には有り得なさそう・・・
と思えるシチュだからこそ、読んでいて楽しい。
攻めは仕事もできてカッコいいIT社長なのに
恋人には、メロメロでれでれなところ。
受けは、出会った時からその場限りの関係と決めておきながら
忘れられずにいたのに、仕事とプライベートをきっちり分けるところなんか
なおさら攻めを、夢中にさせているようで
この二人を見ていると、本人たちは必死なんだろうけど
思わずくすっと笑ってしまうようなそんな気持ちになるお話でした。
かわいい短編集でした。
こうやってみると、短編もいいけど長編でしっかり読みたいなと思うのは贅沢なのだろうか・・・・。
さて、表題作「僕とその続きを」
ワンコ攻×のっかり受ですなww
淫乱な先生は好きですか?好きだーーーーっ!!
と、設定はおいしい。おいしいのだけれど物足りないと思うのは私だけ?
あっさりさっぱり終わってしまったのが残念。
心理描写しっかり長編で読みたかったと思うのです。
中途半端・・といいますか・・・ぐぬぅ。
食われたのに、寝顔に見とれて思わず写メをとってしまう攻の図がかわいかったw
■押せないチャイム
押しかけ女房乙ww
何気ない二人からの後半急展開。
よかったですな。読後あっさり風味なのがちょっぴり残念。
お前の初めてもらってやんよwが好き。
この後、攻守逆転でもめればいいwwwwリバ、アリだと思います!
■恋一夜
急に淫乱モード!お誘いモードの受がエロいっ!!
暗がりを利用して、「自分がしたいから」の悩殺!
いやんww
そのくせ、明るくなると恥ずかしがるとか・・(*´Д`*)ポポンッ
最終的に、攻がこぎれいな金持ちってのがなんだかあれですが、まぁ、ヨシとします
彼らのその続きを読ませて!
【僕とその続きを】
わんこ大学生:椎名×ビッチ襲い受な準教授:朝日奈。
道端で泥酔しているところを美味しくいただかれたふたりは同じ大学で再会。
一目惚れ宣言後、果敢にアタックする椎名を軽くあしらい続ける朝日奈。
それでもめげない椎名に朝日奈は体をエサにするようなやり方で拒絶の意志を示します。
これがずるいというか傲慢なんですが、同時に朝日奈の悲しさを感じさせます。
傷ついた経験があるのか繰り返すまいとしているようにも思え、若い椎名に対しては『過ち』と印象づけ退路に導いているように見えます。
そんな浅はかな大人の思惑は外れ、画像を消すように想いを削除することのできない椎名の粘りに、ついに頬を緩めた朝日奈の表情が明るい結末を示唆します…けれど、ちょっと尻切れな終わり方で残念!
これからなのにー!
強気キャラが崩れる瞬間が見たいのにー!
【押せないチャイム】
大学を中退した懸は八年ぶりに箕輪のアパートへ顔を出す。
両片想いのふたりの手探りだった想いが再会して実を結ぶ話。
攻受が逆だと思っていたのでビックリでした(笑)
【恋一夜】
この話、すごく番好き!
吹雪で思いがけず相部屋となった五十嵐と神谷。
停電の暗闇をキッカケに体を重ねますがゲイの神谷は五十嵐がノンケだということを案じ一夜限りの関係をほのめかします。
ノンケ相手に諦めたような表情を見せる神谷が切ない~。
後日、経営者としての肩書きをもつ五十嵐は弁護士の神谷を探し出し、仕事を依頼することで強引に再会。
逢瀬を重ねても、そっけない姿勢を崩そうとしない神谷が表面上はクールなのに内面は五十嵐の言動にいちいち動揺する姿が可愛い!
神谷が不安なのは五十嵐が年下のノンケであることに起因しているんですが、そういう部分を関係ナシに真っ直ぐ恋情を向ける五十嵐。
本当は嬉しいのに不安で素直になれなかった神谷がやっと言葉を紡ぐ場面にエールを送りたい!
どの体位でも太ももをエロく描く嶋二さんのエチ場面に萌えます(笑)
これから神谷が五十嵐にリラックスして甘えられるようになるといいなぁ~。
嶋二さんはチャレンジ中なのかキャラクターにバリエーションがついた気がします。
だからこそ、じっくり読みたい気もするのですけれどね…。
表題作より、次に収録されていた押せないチャイムの方が好みでした。
そして、表題作は他2作より短い、、、
他2作は2話あるのですが表題作は1話のみ。だからなのか話がさらりと流れていき、いつの間にか終わってしまっていた、と感じました。
初めての嶋二さんなのですが、感情表情共にあまり動きがないなーという印象でした。