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「俺と一生コンビでやってくれ」「……プロポーズかよ!」ちょっとズレてるボケくん×健気なツッコミくんの青春漫才ラブ!
コチラ作者の初コミックスなんですが、
1冊丸々ひとつのお話で読み応えアリだし、切ないし面白いしで最高でした!!
元高校の同級生ふたりの「サエズリ」という、駆け出しのお笑いコンビのお話です。
すごくいいなぁ~と思ったのは、
お笑い芸人としての面白さや、真剣さがしっかり散りばめられているところ!!
自然体で笑いをとりにいく姿や、思考がいちいち笑えるのがいいw
コンビなだけあって、
普段の息の合い具合もピッタリで、その掛け合いがとても微笑ましくて楽しいのです♪
(笑いのツボは人それぞれですが、わたしはとても好きでした~☆)
あ、関東圏のコンビのようで、なまりはナシです。
ちょっと絵はカワイイ感じで、インパクトは少々弱いかもしれないですが、
全体を通してとてもキレイで読みやすく、なかなかクオリティの高い1冊だと思います。
物語のはじまりは、コンビを組んでまだ2年目。
仕事は週1の劇場だけで笑えるくらいにお金がない、お笑いコンビ「サエズリ」。
ルックスがまぁまぁよくて愛想のよいツッコミの旭(受け・表紙左)は、
地味で暗いと周りから言われる相方、ボケの高哉(攻め・表紙右)にひそかに片思い中。
女にモテたいと言うわりに恋愛音痴で、そのモテテクは残念なものばかり、
(メガサイズのコンドームをさりげなく見せるとかw)
でも笑いの才能はすごい奴。
今は、恋愛なんかにふけってる場合じゃない、
まずは2人で売れたい、
世の中に相方の高哉の才能を認めさせたい、
でもホントに本気で好きだから、売れたいのに独り占めしたい・・・そう受けは思う。
気持ちは言わないし、気づかせないと決めいている。
高校の時の約束「一生コンビでやっていく」その実現のため、ずっと隣にいるために。
そんな、恋心を封印すると強く決意している受けとは反対に、
攻めは相方への特別な思いを徐々に自覚しはじめ、
同時に「サエズリ」も次第に注目されるようになって・・・・・・
エッチ度はあまり高くないですが、
(そういうシーンはちゃんとありますけどね)
お互いにお前じゃないと・・・という絆や、確固たる愛情が見えて、
そしてなにりよりお互い隣にいるのがとても楽しそうで、居心地が良さそうで、
読んだ後はすごく満たされた爽やかな気持ちになれました。
恋を自覚したら意外と真っ直ぐで、ちょっとズレつつも男前な攻めもよかった♪
お笑いに対するスタンスにはきゅん♡
目つきが悪い攻めのルックスが好みなのもありw、
日常のやりとりから伺える愛情と絆がとても素敵で、今年初の神本となりました☆
コンビ仲がすごくいい芸人さんて好きだよ~という方には特に読んで欲しいです。
オススメ本です。
1話だけ試し読みのできるサイトで読んで、興味が湧き読んでみたところ、めちゃくちゃほのぼのしました。
ボケ担当の高哉が馬鹿可愛い!
高哉側の視点が少し欲しかったな、なんて思いましたがでもこれはこれで読んでて楽しかったです。
エッチのシーンは少なめなので、そういうのを読みたい人は物足りないかもしれません。
サラッと読めます!
良かった!
評価を神にする作品って
切ない、泣ける、好みのエロ、独特の世界観とか
そんな系統が多いんだけど
これはそこまで振り切れた作品じゃないのに
すごく良かった。
はじめてBL読んだときみたいな感覚がよみがえるというか。
なんともいえないときめきが!!
展開とか内容は目新しくないけどたくさん萌えさせていただきました。
変にシリアスにならずにギャグで落としてくれるのも好き。
そこらへんが上手なので自分の好みに合っているのかも。
読んでまず…ほんとに初コミックかと疑いました笑
安定した作画ときっちりとしている内容。初コミックとは思えません笑
買ったのは発売日。かなり経った今でも読み返してはキュンキュンしてます←
旭と高哉はまだ売れていないお笑いコンビ。
旭は高哉にひそかに恋心をいだくが、ずっと2人でお笑いを続けていきたいと思い、その恋心を隠す。
そんななか、高哉が旭に猛烈なアピールを始めます。
さあ、どうなるのか…!!!笑
この作家、私的にかなりギャグセン高いと思います。
さらりと爆弾ネタはさんでくるので笑
内容は重くもなく、でもきちんと段階を踏んでいて読みやすいです。
是非読んでみてください♪
すっごく面白かったです!!!
作中のギャグや、コンビ仲の良さに癒されるだけでなく
なかなかリアリティのある『お笑いコンビ』が描かれていて
ほのぼのしつつも読み応えアリでした☆
駆け出しの若手コンビ「サエズリルール」。
お笑いバカな高哉(ボケ)と、しっかり者の旭(ツッコミ)。
わかりやすく才能あるのは高哉だけど
じつは旭もデキル奴で…みたいな意外性がいい!
とある番組で、高哉が旭をかばうんですが
すかさず旭がツッコミ(飛び蹴り!)を入れて
ちゃんとオチをつける…ってシーンがすごく好きです。
恋愛云々の前に、相方として互いに信頼&支え合っていて
それがしっかりコンビ芸に昇華されている。
そんな関係性の描き方がとても上手いと思いました☆
こうした芸人BLで気になるのが、作中のギャグ。
(絶対ではないが、面白いに越したことはないw)
不思議なことに、最初はそうでもなかったのが(すみません;)
コンビが売れ出し、ラブ面でも進展するにつれ
どんどんギャグのノリも良くなっていったような…?
とにかく、読み進めるにつれグングン加速度的に
面白くなっていきました☆
一番笑ったのは、高哉が旭に告白するシーン。
タキシードに花もって、
「俺とセックスを前提に付き合って下さい」
はないでしょう!!www
そんなこと言われた旭は、いったん高哉から逃げるんだけど
逃げながら、さっきのボケ(?)を思い出して
涙流して笑って、モノローグで高哉にツッコむ。
二人とも根っからの芸人なんだなー、
コンビとして最高に相性がいいんだなー、
ということが伝わってじ~~んと来ちゃいましたw
学生時代からずっと、二人をつなぐ最大のものは『お笑い』で
互いへのボケ(ツッコミ)が最大の愛情表現なんですよねきっと。
あとがきによると、作家さんは大のお笑い好きだとか。
なるほど、確かに・・・
■バラエティ番組でキスする流れ
■「ラジオ聴いてます」って言われると超喜ぶ先輩芸人
■俺たちで面白いことやろうぜ!みたいな若手のアツさ
・・・などなどリアルでもありそう!なエピドードが多いです。
こういうリアリティを感じさせる物語の土台があるから、
ファンタジーな要素(コンビの相方との恋)も
無理なく頭に入ってきて、燃えるし萌えるんだろうな~~
展開はそんなに紆余曲折なく、ほのぼの系ですが
お笑いにかける情熱とか、コンビ間の絆みたいなものは
バシバシ伝わってきました!
かなりオススメの芸人BLです☆