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表題作馬主貴族は孤高に愛す

アルフレード・デンツァ,元貴族の大富豪当主
瀬里沢真琴,アンティークショップ経営,(26)

その他の収録作品

  • 馬主貴族は永遠を誓う
  • マフィアは恋を支援する
  • あとがき

あらすじ

「嫌ならこのままお引き取り願おう」
祖父の宝物である宝石を散りばめた馬蹄……その片割れを探す真琴は、馬を扱う事業で世界的に有名な大富豪デンツァ家に辿り着く。
当主のアルフレードは、深い森を思わせる緑の瞳、氷のように冷ややかな美丈夫だった!
デンツァ家の家宝である馬蹄を見せてほしいと懇願する真琴を彼は冷たく拒む。
それでも諦めずに食い下がる真琴に、彼は「ある条件」を出して…!?
冷たい馬主貴族と熱いラブロマンス?

※電子版もイラストが収録されています。
 尚、イラストは紙書籍と電子版で異なる場合がございます。ご了承ください。

作品情報

作品名
馬主貴族は孤高に愛す
著者
桂生青依 
イラスト
明神翼 
媒体
小説
出版社
リブレ
レーベル
ビーボーイノベルズ
発売日
ISBN
9784799713583
2

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萌々

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中立

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趣味じゃない

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レビュー数
1
得点
1
評価数
1
平均
2 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

馬蹄が取り持つロマンス

お馬さん、馬主貴族と祖父のアンテイーク店で働く庶民の日本人とのラブ。
そして既刊「マフィアの華麗な密愛 」マフィアシリーズのシルヴィオ×和哉も出てくる
スピンオフでもあります。

内容的には一目惚れで一気に燃え上がる恋と言うよりは、少しずつ好きになる話。
特別な馬蹄を探して真琴がたどり着いた先がアルフレードの家で
その馬蹄は過去に盗難にあったもの、本来なら返さねばならないものなのですが、
祖父と亡き祖母の思い出の品でもう一つを探していた真琴はせめて写真だけでも
撮らせて欲しいと願うが冷たく一蹴されてしまう。

盗難品だとは知らず買い求めた品だと言うことで返せとは言わないが、
もう一つを見せることは出来ないと言われる中で真琴は帰りを待つ祖父のため
必死に食らいつき、アルフレードからある馬に鞍を付けることが出来たら
馬蹄を譲ってもいいと言う約束を取り付けたことから始まる展開です。

一生懸命頑張る真琴の姿に若干人間不信気味だったアルフレードが次第に心を許し
真琴を認め気持ちが傾く、そして真琴もまた同じように思いを寄せる。
全体的に甘い作品ではあるのですが、アルフレードに降りかかる災難的な内容も
中途半端で、互いに大事なものがあるので、この二人は恋人になっても遠距離恋愛。
ハッピーエンドだけれど、互いにいつもそばにいるようなことにはしばらく
ならないだろうと言う内容でした。

2

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