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表題作片恋オペラ

茶屋町青,高校生
工藤芥,高校生

同時収録作品ファースト・ボーイフレンド

美生,高校3年生
白木湊,17歳,高校2年生

その他の収録作品

  • 徒歩12メートルの天国(片恋オペラ後日談描き下ろし18P)
  • ラスト・ボーイフレンド(ファースト・ボーイフレンド後日談描き下ろし10P)
  • あとがき(青のイラスト+コメント)
  • カバー下(青、紅、芥3人のイラスト)

あらすじ

腹黒男は、幼馴染みに10年の片想い中!

惚れっぽくて、いつも誰かに恋している芥。
幼馴染みである青は、そんな芥に10年越しの片想いをしている。
ずっとずっとそばで見守り、そして、彼の恋が叶う可能性は、すべて密かに潰してきた。
失恋した芥は泣いて、自分の元に甘えに来るから。
(いつかこの健気な想いを、疼く欲望を思い知らせてやる)そう思っていた青だけれど……?

作品情報

作品名
片恋オペラ
著者
桂小町 
媒体
漫画(コミック)
出版社
プランタン出版
レーベル
Cannaコミックス
発売日
ISBN
9784829685501
3.8

(51)

(12)

萌々

(22)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
9
得点
190
評価数
51
平均
3.8 / 5
神率
23.5%

レビュー投稿数9

買ってよかった!

新規開拓で最近気になるプランタン出版で物色して目にとまったのがこの本です。
BLに女の子は邪魔だと思ってしまうのですが、攻めの双子の姉の存在がよかった!
男前な性格で、安心して見れました。
初め、攻めがSなのかなと思いきや一途な片思いで、受は意外にのほほんキャラではなくて。
もっと攻めが攻めてくれ!ってな気分にもなりましたが(笑)
でもよかったです!
次回作もぜひ買いたい私好みの作家さんでした。

3

意地悪で歪んでる攻めがとにかく素敵!!

購入したのはだいぶ前ですが、面白かったのでレビューします!
とにかく攻めが受けのこと大好きすぎて歪んでたり余裕ないのがカッコよくて可愛くて、キュンキュンしました!!
受けのことを手に入れるために虎視眈々と策を練ってるなんて。。腹黒いところがまた良い!!
攻めの双子の紅も良いキャラで、当て馬男は当て馬らしく散って、個人的な萌え要素がたくさんでした。
受けもただ可愛いだけじゃなくて、攻めのこと大切に思ってたり潔くて良い!!

2

視線で語って指先で誘う!小町先生の描く男の子って色っぽい♡

青(あお)と紅(べに)は男女の眉目秀麗な双子
そんな双子と幼馴染の芥(あくた)は青曰く「片想いジャンキー」
芥は惚れっぽいが惚れる相手は男の子
結果振られて青に慰めてもらう…を10年繰り返す

芥は現在バスケ部エースのさわやかイケメン鳴海くんに片想い♪
さてさて芥の恋は?
そんな芥を見守る青の想いは?

という流れですが、、、
待って待って!
これ、小町先生の初コミックス???
そっかぁー!
デビュー当時から色っぽい子達の描き方が本当にお上手!!
視線で語って指先で誘う感じ♡
エロなシーンが少なくてもその湿度が伝わる上手さ!!
今も変わらず私はこの漏れる色気のトリコです(´▽`*)

先生愛に脱線してしまいましたが、そんな小町先生のデビューコミックスは
拗らせ幼馴染みDKの恋♡
分かり易い当て馬も居て、王道展開です。
でも、先生の描く大人になり切れない部分を2人で補ってる子達の魅力には
やっぱり惹き込まれる!
話の展開が分っててもその魅力に会いたくなって
何度もページをめくっちゃいます。
今回は女の子だけど紅ちゃんも大好きなキャラ♪

片恋オペラは文句なく「神」評価!
同時収録の「ファースト・ボーイフレンド」「ラスト・ボーイフレンド」は少女漫画的展開かな?とちょっぴりBLっぽさが少なめ。
ただ意地悪系イケメン男子の攻めが恋を知って変わっていく、というのが好きなのでそこを堪能する感じですね。受けの子の魅力はページの短さもあってか、かわいいとは思うけど、攻めくんが今迄の行動を改心する程惚れる魅力はちょっと分かんなかったな。
後、「片恋オペラ」の紅ちゃんに比べて出て来る女の子がかわいそうな扱いか嫌な感じの子しか居なかったのはちょとだけ残念。
同時収録作品だけの評価なら「萌」

この1冊としては悩むけどやっぱり小町先生のデビューコミックスって所も含めて萌2寄りでの「神」とさせて頂きました。

先のレビュアーさんも夜更けにおススメって書いて下さってますが、私もそれ、スゴク同感!!
キラキラしたお日様の下で読むっていうより夕暮れや、すこし優れない天気の日にはなぜかぴったりする漫画。
そんな本日もしっとり雨で読み返し。

0

見た目ヤンキー中身純情乙女な【攻】に萌え!

 そして【受】は見た目乙女で中身男前です。初Hで余裕のない攻に、「きもちい?」って受のほうが気遣っちゃってます。しょっぱなから一番の萌えどころを書いてしまう程興奮しました。
 幼馴染みに対しての長年にわたる片想い。好きな設定ですがよくある話なのであまり期待していませんでしたが、せつなさや健気さ萌えではなく「特別な絆」に萌えて新鮮な気持ちで読むことができました。

 見た目可愛いお馬鹿キャラの芥(あくた)と、見た目ヤンキーな双子の青(あお♂)と紅(べに♀)。幼馴染みの3人。惚れっぽくて常に誰かに恋をしている芥。芥の恋が実らないよう裏で潰してきた青。青に協力的な紅。
 惚れっぽいとはいえ常に青と紅が優先な芥。ストーリーもよくある系でしたが、3人の特別な関係には安定感があって、見ていて楽しかったです。

 そして意外性が嬉しいギャップ付きキャラ。怖い顔で威圧的な台詞を吐く青と、そんな青の不安な気持ちや寂しさを理解して「可愛い」と思ってしまう芥。
 青がかっこつけすぎだったり紅が怖すぎだったり芥が可愛すぎだったり、好みから外れる部分もありましたが、とにかく青が可愛くてしょうがなかったです。

◆ファースト・ボーイフレンド、ラスト・ボーイフレンド
 遊び人の先輩(高3)×純情な後輩(高2)。最終的には先輩のほうが振り回されてしまう萌え。表題作同様、見た目は可愛いけど強気な受けが良かったです。

4

夜更けに読みたいBL

片想いの恋のお話。
すっごく胸に沁みます。大好きな作品。

群雄割拠の現在のBL界では地味な部類に入ると思います。盛り上がりもそんなになくて、時間の流れもなだらか。あっさりしてて物足りないストーリーかも知れません。私ももっと2人の恋が見たい!恋人同士でイチャイチャしている2人が見たい!その描写があったら、神評価にしていました^ ^

でも。
なぜかこの作品は何度か読み返しています。物足りなさはあるけど、ストーリーがすごく好きでキュンとなる。幼馴染に長い間恋する男子校生のお話だけど、視点は想いを寄せられているお隣さん・芥側です。だからなのか最初はそこまで引き込まれなかったんですが、芥に想いを寄せる青の視点からガラっと変わりました。


美形双子の片割れの青は、お隣さんで幼馴染の芥に長い間恋をしています。芥が恋をする相手の話を何食わぬ顔をして聞いて側にいたけど、実は芥の恋を壊してきた執着攻め。
またも同級生に恋する芥の話を聞いてる青ですが、内心は不安で穏やかじゃない。今回は芥に少なからず気がある相手っぽいからです。今までは芥に自分の気持ちを告げることなく、静かに芥の恋を潰してきた青だけど、今回はがむしゃらに芥を繋ぎ止めようとします。

当然芥は動揺するわけで、仲良しだった幼馴染の関係が少し揺らぎます。青の気持ちを知った芥は「側に居るよ」と…。
芥の「側にいるよ」「好きだよ」が自分だけに向けられた恋愛感情なのか、ただの幼馴染としての感情なのか分からなくてモヤるんです。
青はイケメンでカッコいいのに芥に一途すぎて…最高。

でもそうじゃなかった。芥の意味する側にいるよ、も好きだよ、も青だけに向けられた熱っぽい感情でした。やっとやっと、小さい頃からの片想いが叶って嬉しそうな青…夢に見た芥のエロい言葉を現実に聞いて嬉しそうでした^ ^


絵が繊細で儚げなのでストーリーの切なさと上手くマッチしています。青の願いが叶ったエッチシーン…もうちょっと見たかった。それか後日のお話でたっぷり読みたかったです!2人のイチャイチャあまり見てないので、青の笑顔が見たかった(笑)

あと、この作品の見どころは、脇役だけどブリリアントな存在感を放つ青の双子のお姉ちゃん!この彼女の存在なくして、この2人の関係は無かったと思います。存在感とかビジュアルとか性格も発する言葉も、BLの女子キャラの中で私はトップクラスで好きです。弟の恋を知っていて陰ながら応援していた彼女は、作中でケンカばかりしていたけど、素敵なお姉ちゃんだし素敵な幼馴染です。
彼女の存在もあったから、この作品にハマったのもあるかも。本当に好きなキャラクターです。


この作品は、今日はBL漬けでたくさん読むぞー!みたいなガツガツ気分の時じゃなくて、寝る前にちょっとだけBL読みたいなってときに読むのをおすすめします。私の感覚ですが、その方がこの作品の雰囲気を味わえるかな、って思うので(笑)もちろん、ガツガツ気分のときでもオッケーです。
もう一つのお話もありますが、私は表題作の方が好きなので、そちらメインで話をさせてもらいました^ ^♪

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