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表題作好きになるとは何事だ

大貫颯斗 白岡と腐れ縁 生徒会書記
白岡雅琉 水泳部、期待の星

その他の収録作品

  • オマケの時間
  • あとがき

あらすじ

水泳部のホープ・白岡雅琉(しらおかまさる)と
生徒会役員の優等生・大貫颯斗(おおぬきはやと)は、犬猿の仲。

勉強が嫌いで逃げ出す白岡を、大貫はいつも
イヤミたっぷりに追いかけ回してくるのだ。

でも、何の因果か狭いロッカー内で二人きり…
うっかり反応した白岡の下半身を、
大貫に抜かれるという屈辱的な出来事が!!!

それからというもの、
お互いに大嫌いなハズなのに
妙にエロくてむずがゆい空気になってしまうのが
止められなくて――――――!?

意地悪イケメン優等生×おバカ水泳部ホープ
犬も食わないケンカップル高校生ラブコメ★
描き下ろしあり

作品情報

作品名
好きになるとは何事だ
著者
本庄りえ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
芳文社
レーベル
花音コミックス
シリーズ
好きになるとは何事だ
発売日
ISBN
9784832288966
3.6

(31)

(8)

萌々

(9)

(10)

中立

(4)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
4
得点
110
評価数
31
平均
3.6 / 5
神率
25.8%

レビュー投稿数4

高校生同士の・・・

本庄さんの作品は「酒と上司と甘いキス」がとても気にったので、今ちょくちょく過去作品や新作を読んでいるところです。まだ全作は読めていませんが、数作品読んだ中で、「酒と上司・・・」と同じぐらい気にった作品がこの作品でした。
キャラ設定が先ず、萌えツボでして・・・
高校生同士、秀才エリートメガネな攻め様と、お勉強が苦手な受け様の腐れ縁の仲、お互いノンケ、恋だと気が付くまでに時間がかかる・・・
なりゆきで、触りあったりはするのだけれども、ちゃんとHをするのは、お話の最後の方というのも、私には好きな展開でした。
世話焼きの攻め様、私の中での理想の萌え攻め様でもあります。
2人の初H、とてもドキドキして、そして一生懸命な姿が可愛らしかったです。

5

扉絵のみずみずしい水色+肌色カラーにくぎづけでした。

 扉絵が素敵でした。競泳後でしょうか、帽子を脱ぎゴーグルを外して伏し目がちの受け。5ミリ程見えている競パンのおかげで裸体も堂々と眺め放題です。この脇腹、この腰骨! したたる水! そして涙…?
思わず抱きしめたくなる表情、カラダ。あああこれが描き下ろしのオマケ漫画に続くんですね!?

 裏表紙の競パンいっちょで無造作に座る受けも可愛いです。水泳馬鹿で純情そうなカラダ(←?)、時折見せる困り顔が妙に色っぽく、受けの未発達な色気にギュンギュン萌えました。高校生だからショタじゃない、セーフだと言い聞かせながら。

 クラス委員の大貫(攻)と、水泳馬鹿な主人公・白岡(受)。クラスの平均点をあげるべく白岡の世話を焼く大貫ですが、逃げる白岡、追う大貫。2人は犬猿の仲です。

 ですが。
嫌いなはずなのに必要以上に白岡の世話を焼いたり、試合を見に行ってしまう大貫。
嫌いなはずなのに振り切れず、試合を見にきてくれて嬉しいと思ってしまう白岡。
成り行きで「かきっこ」してしまった後の2人の気まずく押し黙る姿も可愛くて笑えます。
初々しくて胸キュンなケンカップルでした!

 続編の予定があるとのお話。是非是非受けの成長を見届けたいです。恋をして増していく色気、期待大です!

3

私は短め派

いかにもな生徒会書記メガネ、颯斗と水泳一筋でバカな、雅琉の物語
挿絵が、なんかエロイ

あらすじにもあるロッカーのシーン
颯斗の意外な一面が見れました。AVに詳しい。
雅琉のいう通り、見かけによらず、たぶん、隠れエロ魔人
どんなものを普段見ているのか少し気になりました。
雅琉は、たぶんツンデレに近く、どっちつかずな面があります。
が、結構積極的にものをいうキャラなので、イライラせずに水着に目がいっていました。
そんな彼の水着にも、例の白いものが…1シーンだけですが。 
私は、水着が、短かければ短いほど、萌えます。
うん、おしい。やっぱり太ももの辺りと水着のラインと筋と…いえいえ失礼しました。

そんなことを考えながら、ニヤニヤしていたら、
颯斗宅にて、何かが起きそうな勉強会があって…

濡れ場への突入は、若干早い感じがしましたが、設定もありますし、
なんせエロ魔人ですから

私にとっては好都合なんですが、雅琉の髪の色が、表紙と挿絵で違います。
本編でも、黒になっています。
私は、黒髪受けに目が行き過ぎていましたが、
よくよく考えると、二人の髪の色、逆だよなと思いました。
あとがきで、作者さんは、続きを予定しているらしく、楽しみです。
イラストも雅琉が可愛く、普通に楽しめたので萌で。




 

1

青春の甘酸っぱさを思い出すが

攻めの大貫くんがとてもクールで、ダメなところや失敗など微塵もなくとにかくカッコよく描かれています。クールでできがよすぎるので、これはもう先生設定の方がしっくりくるのでは?と思うほど。受けのまさるくんは、水泳一筋のおバカキャラで、自分の感情に正直なので純粋な言動で物語を動かします。
どちらもノンケからのスタートのため、自分の気持ち(嫌いな男のクラスメイトをいつの間にか好きになっていた)に気づくのに時間がかかります。そのため素直であまあまーな雰囲気には中々なりませんし、最後の見せ場のエッチシーンでもその微妙な距離感は健在です。この本の魅力はその微妙な距離感にあると思います。嫌いだったはずなのになぜ気になってしまうんだろう、というこのチグハグ感。ノンケなのに男を好きになる気持ちに対する抵抗感の描写が少ないのでは?とも思いましたし、描写としても尊敬する友人に対するそれと同じのような気がしたので距離の近づきか方に少し違和感を感じましたかま、BLマンガですからねここは、まあ。

でもやっぱ、全く萌えませんでした。キュンとも来ない。
ノンケの人が男性を好きになるという話は好きですし、攻めは眼鏡の秀才イケメンだし受けもかわいい顔してるし水泳部だし、好きなポイントが詰まってるのに、こんなに萌えないのは何でだろうと読後は不思議でした。なんというか…作者の描きたい設定カードをピックアップして繋ぎ合わせただけのような、もっと『この設定が萌えるんじゃー‼』という作者のこだわりが伝わる内容ならもっとよかったのにな、なんて思いました。絵もきれいだしアレも描いてるし見た目は好みな作風だったので内容に関しては残念です。ノンケ同士の甘酸っぱい青春設定がとかく大好物!という人は一読の価値ありかも。

2

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