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表題作夏色モラトリアム

釘島 翠
松寺 靖太

同時収録作品秋色ノスタルジー

長谷川
水野

同時収録作品matinee-マチネー

アレクシ
マキ

同時収録作品soiree-ソワレ-

アレクシ
マキ

あらすじ

「お前が良くても俺が嫌なんだ!!」
とある事情で山奥の男子校に転校してきた釘島 翠。
入寮初日からルームメイトの松寺靖太に男子校ならではの「洗礼」を受けてしまい、先々の高校生活にげんなりしていた。
誰彼構わずの松寺のことが理解出来ず、本人の意思で楽しんでいるのかと思っていたら、
実はそうではなく過去のトラウマが関係しているらしい。
いい奴なのか悪い奴なのか、釘島は松寺から目が離せなくなってしまい……。

作品情報

作品名
夏色モラトリアム
著者
森嶋ペコ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784812485811
2.9

(17)

(1)

萌々

(3)

(8)

中立

(4)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
6
得点
45
評価数
17
平均
2.9 / 5
神率
5.9%

レビュー投稿数6

なつといえば

山奥にある、全寮制の男子校!

というわけで、学園寮祭り開催中。

山奥の男子校に転校してきた翠、入寮初日から同室の松寺が上級生と部屋で真っ最中なのと出くわしてしまいます。
ただれた生活を松寺本人の意志で楽しんでいるのかと思いきや、実は、、、。
恋は罪でも罰でもない、現役高校生編「夏色モラトリアム」
卒業して10年、母校に舎監として戻ってきた長谷川は、同じく新任の水野に出会う。
まじめそうな外見と裏腹に、水野は長谷川と関係をあっさり受け入れて、、、。
取り戻せない初恋の教師編「秋色ノスタルジー」

他にちっさい主演俳優と、大きな新人君の「マチネ」「ソワレ」

1

ちょっとダーク

表題作
過去にトラウマを持っている翠と靖太。 
二人が初めて出会うのは、靖太が他の男子高校生とイチャイチャしている時。
翠は、その光景を目撃してしまいますが、彼は、何のためらいもなく、
新しくルームメイトとして入ってきた翠を招き入れます。笑顔で
彼の案内で、人気のない図書室へと連れてこられた翠は、彼に突然…
その後、二人は、翠の得意な裁縫を通じて、関係を深めていきます。
しかし、靖太の異常な行動に、自分を認めてくれた彼をほってはおけない翠は…
モブによる総受けが、少し描かれております。 ご注意を。
翠との出会いを通して、靖太が重い過去との決別をする物語です。
意味もなく、元気すぎるキャラって、
それに相当するぐらいの何かがあったのかと考えていた方がいいのかもと思いました。
現実は、この物語の最後みたいに甘くはなさそう。
そんなことをふと考えてしまう作品でした。

秋色ノスタルジー
翠と靖太の仲のいい関係を見ていた教師の長谷川。
ふと自分の過去を振り返ります。遡る事、十年前の話。
彼のもとに、新任の水野がやってきます。
彼は水野に酒を飲ませ…
この作品の面白いところは、最後にどんでん返しが待っていることです。
私はこの作品を読んでいて、最後の背中のカットで思わず
郷愁といえばそうなんですが、この男、暇な人だわたぶん。
背中で語る事なのかなぁ。カッコつけすぎ。
勝手に浸ってればって思ってしまいました。
その時間を私にくれ

matinee-マチネ-
見かけは大人、中身は大根のアレクシ―と
見かけは子供、中身はプロのマキの物語。
しかもこのマキ アレクシより年上
舞台演劇の稽古をする二人。
Sな性格を持つマキ アレクシに厳しい指導をします。
そこには、役者ならではの理由も…
私はこういう愛のある、マキのようなSは好みです。
プロ意識も高く、性格と身長って、
ギャップがあればあるほど萌えるわねと思いました。
マキは、たぶん身長が高かったら、
男前な面構えになっていたんじゃないかしら。
おしいわねぇ。そんなことを思いながら読んでいました。

soiree-ソワレ-
性格が少し変わったアレクシの元に、
マキの幼馴染しおんが現れます。
この方は、有名な舞台役者らしく、
昔はマキと同じ劇団にいたとか。
シオンの目的は、マキの引き抜き。
しかし…
アレクシの成長も見られ、
ここでもマキ大活躍でした。

表題作は特に、
表紙から伺える、爽やかなイメージとは少し違う感じがして、
表紙買いには注意が必要な作品だと思いました。
最後の二作品が、良かったので萌で。

1

大人になる前に。

 山奥にある全寮制高校。トラウマを抱える2人が出会って、お互いに必要とし認め合う事で癒される爽やかストーリー。
 トラウマが題材なので無傷というわけにはいきませんが、絵柄と台詞が優しく、ほんわかした雰囲気でした。自分を理解し心のすき間を埋めてくれるたった一人の相手に出会いたい、そんな願望を叶えてくれる話。優しい気持ちになれました。

◆秋色ノスタルジー
 表題作にちらっと出て来た先生の話。10年前の思い出と、再会。そしてまたそれも思い出に。はっきりしない感じで終わりましたが、これはこれで良かったのではと思います。
このまま枯れて行きそうな長谷川先生が良い味です。

◆matinee、soiree
 厳しい先輩劇団員のマキと、マキに憧れ入団してきたアレクシ。
マキちゃんの女装姿と、アレクシのワンコっぷりが可愛いかったです!

1

見ただけでは

どっちが攻めか受けかわからないような。
どっちも可愛い過ぎます。

少し重苦しい内容でした。
いじめを取り扱ってるので。
手芸が趣味でいじめられていた釘島と先生とできていたらしくバレて居場所がなくなった松寺。
でも、ハッピーエンドで終わるのでいじめという重苦しい内容を扱ってるけど暗くはないです。

3作品入ってますが、一番好きな話は先生の話かな。
同じ高校に通ってた二人が先生となって再会し、でも、攻めのほうはまったく覚えていない。
何度か体を重ねるけど最後は受けが去って終わりです。
でも、吹っ切れたような終わりかたでした。

好きなキャラはマキです。

1

夏はどこ??

【夏色モラトリアム】
ネタバレします。
手芸が好きで虐められていた釘島が転校したのは山奥にある全寮制の男子校。
同室になった松寺はビッチな事で有名で、到着早々に松寺とセフレとの絡みを目撃してしまい動揺する釘島…。

松島が誰とでも寝てしまうようになった理由は過去に原因があるのだけど、それが予想以上にヘビーです。
中学生の時に中学校の先生と付き合っていたんだけど、周囲に交際がバレて先生は散々叩かれたうえ懲戒免職→自殺という最重力のヘビーさ。
なんでそこまで受けの過去をヘビーにしちゃったんだろうと首を傾げてしまいました。
「死ネタを絡めている割には、ほんわか可愛らしい雰囲気でさらっと楽しめる」とも言えますが、私は「恋人が自殺」だなんてとてつもなくヘビーだと思うので、さらっと死ネタ投入して欲しくなかったなぁ。。。。

というか自責の念でビッチになっちゃって、男のものを節操なく咥えまくり挿れまくりになっちゃったなんて、死んだ恋人も死に切れないと思うんです…。

自暴自棄になった末にビッチになっちゃった受けが、攻めの存在によって「変わりたい」と思って立ち直っていくストーリーで、二人とも表紙の雰囲気通りどちらも可愛らしくて好感がもてます。受けもビッチとはいえとてもナチュラルで可愛らしいからこそ、やっている行動が刹那的に感じられて痛々しいです。

【秋色ノスタルジー】
寮監の10年前の成就しなかった恋のお話。

夏の雰囲気を楽しみたくて「夏」がタイトルに入っている作品を集中して読んでいるのですが、夏の気配はどこ?強いて言えば半袖を着ているくらいしか感じられなかった…。
秋色、も同様、秋が感じられない…。


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