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表題作密命

エドアルド・エフゲニーヴィチ・ゼレーニン(マフィア
イヴァン・アシモフ(少尉)

その他の収録作品

  • 密命 番外編[贈り物]
  • 密命 小説[贈り物……その後で]

あらすじ

海外物で人気を博す小説家・華藤えれな原作、期待の新鋭・十月絵子作画の
豪華コラボレーション!!
ロシアンマフィア×美貌の軍人のエスピオナージ・ロマン!!

作品情報

作品名
密命
作画
十月絵子 
原作
華藤えれな 
媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
ISBN
9784199605963
3.9

(51)

(20)

萌々

(16)

(8)

中立

(6)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
194
評価数
51
平均
3.9 / 5
神率
39.2%

レビュー投稿数10

オススメです!

なんどでも、なんどでも・・。
読み返す作品。

ロシアらしいバレエの要素を
取り込んだ。美しい作品でもあり、
華藤先生は、毎回、
美しいタッチの著者の方々との
コラボがより一層、
作品を燃え上がらせてくれます。

他の作品でも、
時代や背景が薄暗くて怪しい雰囲気の
作品も多く、その不気味さや、緊張感が
ページをめくる度に、ヒヤヒヤさせられ、
読み終わった頃には、既に、・・涙(苦笑)

毎回、毎回、華藤先生作品に挑んでおりますが、
毎回、毎回、・・完敗です(泣笑)

この作品も、美しい華藤ワールドに
引き込まれてしまいますので、
お手元に、ハンカチをご用意下さい。。。(苦笑)


5

思わずため息が…。

華藤せんせいのお話しを絵にしたらどうなるのだろう。
興味を惹かれて購入しました。
美しい…思わずため息です。

真面目で堅物、美貌の軍人イヴァン。
マフィアNo.2の身辺を調査せよ、との命令が下る。
その相手とは、かつての親友、エドだった。

ぐ、軍服…。もうそれだけで大満足です。

二人の立場、しがらみ。
変わったもの、そして変わらなかったもの。
複雑な運命の前に、イヴァンはどうしても二の足を踏んでしまう。

エドがイイ男です。
お前が欲しい。そう迫り、イヴァンに答えをゆだねます。
ダー(はい)かニエット(いいえ)か。

あぁ、きっとロシア語で語られる愛の囁きは素敵なんだろうなぁ。
番外編と小説の書き下ろしも素敵でした。

エドが譲るもの、イヴァンが譲るもの。
イヴァンが贈るもの、エドが贈るもの。

すごくかっこいい二人です。
どうぞご覧あれ。

7

華藤さんらしい・・・

華藤さんが原作、キャラもカッコいい上に好きな軍服。

開いた瞬間から素敵でした。

文章能力は無いので短めにします。
絵も内容も満足です。イヴァンは性的な方には知識が薄そうなので(軍人だし)何かもうちょっと戸惑う場面とか・・・エロは少な目ですね!
二回目にキスされた時は舌が入りましたが、それが一番ドキドキ来ました。
受けの恥じらいは欲しい・・・。

完結編のラストの列車のシーンがドラマチック+プチ笑い。

この物語がロシアで彼らはロシア語で話してるのだと思うと、外国モノって良いなって思いますね。ロシア語に訳したい。

続きが読みたいですね~漫画も。華藤さんが原作なら小説でも読みたいです。

6

華藤先生の世界観にぴったりの絵柄です!

綺麗な絵が華藤先生の作品の雰囲気にぴったりで、すごく良かったです!

士官学校時代の親友だった二人がマフィアと軍人(スパイ)という立場で再会を果たします。

途中、マフィアという立場上イヴァンを監禁する場面もありますが、そんなに痛々しさもなく二人の信頼関係の深さがうかがえるので、そこまでハラハラする事もなくお話は進んでいきます。

二人はちゃんと深い絆で結ばれ、愛し合うようになりますが二人の立場故に安心しきれないというか、どちらかが自らの立場を捨てなかったら二人はどうなるんだろうと思っちゃいました。

そうなるとどちらが立場を捨てるのか、色々妄想しちゃう所ですがもっともっとお話の続きが読みたかったです!
一冊にキレイにまとまっていますが、もっと深く内容を掘り下げて読みたかったです!

5

ストーリーから絵柄まで、全てが息を呑む美しさ♡

初めて読んだ 原作:十月絵子先生/作画:十月絵子先生の作品です。

ロシアンマフィアのNo.2 エドアルド・エフゲニーヴィチ・ゼレーニンとの陸軍諜報課の少尉 イヴァン・アシモフのお話。

ドイツでの任務を終えて陸軍特殊本部に戻ったイヴァン。
長官から呼び出され、新たな任務を指示されました。
その任務とは、サンクトペテルブルクを拠点とする新興マフィアの潜入調査をすること。
潜入先はマフィアのNo.2 ゼレーニンの自宅――それは、陸軍士官学校時代の親友 エドでした。
10年前に突然いなくなったエドがマフィアになっていたなんて‼
さらに、生物化学兵器が入ったマイクロカプセルを所有している情報もあり…。

あまりにも美しい表紙と哀愁漂うタイトルに惹かれて手に取りました。
ロシア連邦のマフィアと陸軍少尉の禁断のラブストーリー。
おまけに、世界的なテロの陰謀も絡む…なんて、もう読むしかないですよね?!

コミックス中心でなかなか小説を読む機会がないため、原作の十月絵子先生を今作で初めて知りました。
異国が舞台…しかも、マフィアと陸軍という未知の設定でしたが、ストーリー構成がお上手なので違和感なく読み進められました。
また、作品全体にロシア情緒が散りばめられているので、冒頭から物語に入り込めます。
同じく、作画の十月絵子先生も初めてお名前を知ったのですが、あまりに美麗な絵柄で溜息が出ました。
全てのコマが繊細で美しく、オールカラーと言うよりも、もはやアニメーションにしてもらいたいです。

潜入捜査をするため、エドと偶然の再会を装ったイヴァン。
エドの自宅に潜入することに成功しましたが、ある理由から身分がバレてしまいました。
そして、潜入の目的を知りたいエドはイヴァンを核シェルターで監禁することに。
長期間監禁されても屈することがないイヴァンでしたが、エドから衝撃の事実を聞かされて…。

エドとイヴァンの家庭環境、エドがマフィアになった理由、生物化学兵器を操る黒幕の存在…そこに、2人の信念と想いが交差する。
前編と後編は、ハラハラドキドキの展開で目が離せませんでした。
とくに、イヴァンが監禁された場面では泣きそうに…。
でも、長期監禁されて高熱が出ているのに、あまりにもセクシーなイヴァンに悶絶しましたけど(笑)
最後には事件の真相が解明されますが、同時に、エドとイヴァンには別れの時が迫っていました。
もう二度と会えなくなる――

完結編は、ぜひ本編をご覧ください。
ドラマティックな展開にうっとりです。
マフィアのNo.2であるエドに陸軍少尉のイヴァンが出した答えとは?

Hシーンは、ほとんどありません。
2人がベッドで抱き合っているだけなのですが、それだけでも大満足です(笑)
翌朝、イヴァンの首筋と鎖骨にキスマークがあってキュンキュンしちゃいました♡

描き下ろし 番外編『贈り物』
本編のその後のお話。
エドに身を委ねるイヴァンの幸せそうな顔は必見です。

小説 番外編『贈り物……その後で』
描き下ろしのその後のお話。
うーん、小説も素晴らしい♡

何度も何度も読み返すほど素敵な作品に仕上がっています。
二転三転するストーリーはもちろんですが、凛としたエドとイヴァンの美しさにも魅せられますよ。
お気に入りは、エドのネコちゃん ヴァーニャです。
エドはずっとイヴァンを想っていたんだな。

個人的には、もっと深く読みたかったのでシリーズにして欲しかったです。
単巻なのが、本当にもったいない!
サンクトペテルブルクにいる幸せな2人に思いを馳せてしまいました(泣)

外国が舞台のBLがお好きな方も軍服萌えの方も含め、たくさんの方に読んでいただきたいです。

3

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