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俺の子供を産んでくれ(棒読み)
狐の神様×リーマン。不慮の事故により攻めの子供を身ごもってしまった受けさん、という話。
エッチして妊娠したわけではないので、最初はお互いツンケンしてて、非常に感じが悪かったです。もうちょっとお互い大人になろうよ…と思いました。
あと攻めがあまり好きになれないタイプでした。何もしないくせに口だけうるさいクズ夫みたいなキャラ…。攻めの身の回りの世話をする子鬼と烏がいるのですが、子鬼はちみっこ枠で萌えられそうな立ち位置なのに、無神経で空気の読めないキャラで、ちょっとイライラしながら読みました。
横柄な牙藍丸に騒がしい茜、烏の漆と面倒なのに押し掛けられて迷惑千万なのに、お腹の子どもが喜ぶなら、牙藍丸のそばにいてもいいと考える伏見は、優しいというか、根っからのおかん気質なのか。烏の漆にも水浴びさせてやったり、何だかかんだ言いつつも牙藍丸と茜の食事を用意してやったり、面倒見もいいし、とんでもない状況を仕方ないとしっかり受け入れて、ちゃんと産もうとか、子どもの喜ぶようにしてやろうとか、男前な伏見。
牙藍丸は横柄だけど、神様だし、長いこと生きてて執着しないで受け流すことに慣れてるだけで、子どもはかわいいし、伏見のことも大切に思ってる。
子どもか伏見かの選択で、これまでの受け流すやり方通りに子どもをあきらめようとする牙藍丸と、子どもを守りたい、あきらめるなと主張する伏見。牙藍丸が心を動かすこの場面が好き。
世峯丸と紫貴丸が生まれて、牙藍丸達が常世に帰ってしまったら、そのあと生きていくのがつらいから記憶を消してほしいとか、伏見が「しょうがないって、こういうことか」とか、せつなかった。
其の二・ベランダにケモ耳男登場!!しかも妖狐の長・牙藍丸って…。(美形なのにお気の毒に)
()のツッコミに笑いました。
あらすじって黒一色しか見たことないんで青とかピンクとか、ツッコミまで入っていて新しい。
微笑ましい感じで進んでいくんですが、最初のセックスシーンは色気がない!
恋から始まる話じゃないので、伏見に生気を分けるために一つの作業のような感じであっさり終わっちゃいます。
喧嘩ばかりの二人に愛は生まれるのかも疑問でした。
牙藍丸のイメージもちょっと違いました。偉そうなのは偉そうなんですが、口が悪い……。
神様って古風なしゃべり方だったり、品のあるしゃべり方をイラストからも想像していたんで何か違いました。
脅えてプルプルしてる紫貴丸が可愛い。将来、性格はおっとり系健気受けで紫貴丸は美人なる予感。
世峰丸はやんちゃ過ぎて俺様攻めになりそうだ。(勝手な妄想)
でも、好きな話です。でも、でも、伏見には寿命があるから別れはくるんだろうな。悲しいな。
『できちゃったら最初に読む本』
できちゃったというか、突然お腹に侵入されます(笑)
父親(?)は、傲岸不遜な狐の神様、牙藍丸。
取り出すこともできずに、2ヶ月お腹で育てる伏見。
そして、無事に子供が生まれてきます。
牙藍丸への切なくて愛しい気持ちが、子供の感情なのか、自分の感情なのか…。子供がお腹にいる時からはっきりしなかった伏見でしたが、一緒に子育てしていく内に離れたくないと、牙藍丸への想いに気付きます。
子供達が本当に可愛いです。育児ものとしては面白いけど、恋愛面では(牙藍丸のキャラもあるのか)もの足りない感じがしました。できれば、もうちょっとイチャイチャが見たかったです。
完全な男性体の伏見の体に妖狐の牙藍丸の子供が入り込んで、出産までドタバタ★
出産シーンに色気がまったく無かったので、★2つ。
「あ、出た…」って(笑)
立会いで双子なのに~色気ないよ~。期待とちょっと違ったけど、ハッピーエンドでよかったです。