表題作Over Drive

御幸一也(青道高校2年、野球部、キャッチャー)
沢村栄純(青道高校1年、野球部、ピッチャー)

あらすじ

「ダイヤのA」二次。
自分にだけ素っ気無い沢村の態度にイラつく御幸。
傍に行けば行くほどそれを目の当たりにする御幸は…。

作品情報

作品名
Over Drive
著者
一丸 
媒体
漫画(コミック)
サークル
WILD&MILD<サークル>
ジャンル
ダイヤのA
発売日
4

(1)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
4
評価数
1
平均
4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

振り回される御幸がもっともっと欲しくなる

ダイヤのA二次、御幸×沢村のお話。
近頃ずっと沢村に避けられてる御幸は――と進んでいきます。

個人的にとってもツボな雰囲気な作風。
さらりとした描線だけれど、独特な空気感を持ち合わせてるお方で、
「あぁもっと読みたいなぁ」
とウズウズしちゃうくらい好きです。

こちらは御幸視点で進められていくのですが、
『俺以外とは話すクセに』
『俺以外には簡単に触らせるのに』
と、モヤモヤしまくりな御幸にニヤニヤしてしまいます。
御幸と沢村のカップリングだと、御幸がとことん沢村に振り回されてる方が好みなので、こう、スキッとしないグルグルしている御幸を見ると、
「えぇいもっと悩め!もっと悩んでしまえ!」
と楽しくなっちゃうんですよね♪

一番好きなのは、自販機の前で鼻歌を歌う沢村を見かけるシーン。
アレはもうもう!
真正面からまだぶつかれない、けどお互いへの好きが溢れて零れてもうギュンギュンきました♡♡
「気まずいな」と思いつつ、鼻歌なんか歌ってる沢村を見て思わず笑みを浮かべる御幸。
何にするか考えながら【狙いうち】を歌って、ポチリと押した瞬間ヘニャリと笑う沢村。
あと少し、あともう少し、という感覚になって凄くドキドキしました!

春っちの過保護オカン加減も何気に笑えるし、
倉持先輩の「思ってるより保護者多い」発言にうなずけるし、
あんな子だからこそ皆が思わず世話を焼いちゃう!というのが随所に見えて、ただのラブだけじゃないのがまた楽しい♪

しかし、春っちに相談しながら泣く、というのは正直ちょっと「ん?」と思ってしまったかも。
沢村の女々しさ加減みたいなものが見えちゃって、一瞬萎えかけたけれど、結局その後の沢村の泣き顔とセリフが可愛かったので帳消し(笑)


あっさりとした雰囲気の絵柄でありつつ、御幸が悶々としてるのが手に取るように分かるこちら。
次回はもっともっと御幸が振り回されていますように♪

0

この作品が収納されている本棚

マンスリーレビューランキング(コミック)一覧を見る>>

PAGE TOP