表題作打ち上げ花火が終わるまで

坂田銀時、万事屋
土方十四郎、真選組副長

あらすじ

本は完売していますが、pixivで読むことができます。
「打ち上げ花火が終わるまで」に、監禁された土方を助けるため、命懸けの戦いに挑む銀時。
土方の男気の他、レギュラーキャラの活躍も見物の冒険恋愛活劇。

作品情報

作品名
打ち上げ花火が終わるまで
著者
松柳さかな 
イラスト
おのえ絢 
媒体
小説
サークル
徒然家。<サークル>
ジャンル
銀魂
発売日
5

(1)

(1)

萌々

(0)

(0)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
1
平均
5 / 5
神率
100%

レビュー投稿数1

これぞ、エンタテイメント(pixivで読むことができます)

銀魂二次創作をたしなむ方には、すべからく読んで頂きたい逸品です。

『強大な敵に捕らわれた土方を救うため、個性豊かな仲間の助けも借りながら、命懸けの戦いに挑む銀時』という分かり易い筋が、魅力的な登場人物や巧みな演出によって、感動あり興奮ありの、極上の娯楽作品に仕上がっている様は、さながら第一級のハリウッドアクション映画のようです。

主役ただ一人が光っているのではなく、脇の登場人物全てに目的があり、それぞれの魅力があるのは、原作と共通するところでもあり、作家松柳さかな先生の『銀魂』への深い理解と思い入れを感じ取ることができます。

銀魂おなじみの登場人物たちが、いかにも彼等らしく存在感たっぷりに、自然な登場の仕方で、好き勝手な言動をとるのに、(結果的に)銀さんを助け、物語を最高潮へと導くところなんて、心憎いほどです。

また、銀さんだけでなく、お姫様役のはずの土方さんが格好良いのも、嬉しいところです。
拉致されたのも、決して「弱いから」ではなく、銀さんから教えられた「武士の魂」のため。
銀さんとの約束を思い、囚われの身に甘んじるところは切なくて可愛いけれど、助けられて終わり、ではなく、終幕近くでは、猛烈に男らしい独擅場を見せてくれます。

戦いを終えた後、残された大きな問題を解決するため、彼が選ぶ手段も男前過ぎ。(しかも、その心は恋する乙女!)
序章での二人の会話が伏線になった、エロスもたっぷりの、この最後の見せ場には、本当に心臓を打ち抜かれました。


打ち上げ花火や、戦闘場面など、映像が目に浮かぶような描写が随所にあり、敵の天人のとる特徴的な二種類の形態も、いかにも特撮やCGに相応しいものであることも、冒頭で私が、この小説を映画になぞらえた理由の一つです。



さかな先生の作品に出会ってからというもの、この小説だけでなく、pixivや、ホームページで惜しみなく公開されている珠玉の作品を、目の毛細血管が切れることも厭わず読み耽っています。

先生の持ち味の、「焦らして焦らして飢餓状態に陥らせたところで、最後に極上の甘露を一滴だけ恵む」ドSな展開の依存症になってしまった私は、土方さんに負けないドMなのかもしれません。

2

yoshiaki

むぼちさま

ありがとうございます! 見つかりました!
私の年齢設定が18歳未満になっていたせいで(年齢詐称ww)、年齢制限付きの作品が表示されなかったのが原因でした。
お騒がせしました。
読んでみまーす(^^)/

むぼち

このレビューを投稿した一番の目的は、「他の人にも読んでもらいたい」ということなので、yoshiakiさんのコメントに狂喜しています。

松柳さかな先生の「作家紹介」お名前の右側の「P」ボタンから、先生のpixivに入られますと、「投稿した小説」(34作品あります。yoshiakiさんが見られているのと違うのでしょうか)で見つけることができます。

私は、一ページ目から引き込まれて読みましたので、一ページ目でピンとくるかどうかで、ある程度相性が分かるのかもしれません。

yoshiakiさんのお好みにも合うことを願っています。

yoshiaki

むぼちさま

こんにちは(^O^)
あらすじに「pixivで読める」とあったので読んでみようと思い、pixivの松柳さんの作品一覧まではたどり着いたのですが、この作品が見つけられないんです(/_;)
ちなみに今私が見ているのは、松柳さんのプロフィールにある「投稿した小説」で、現在17作品が投稿されています。
何か見方が間違っているんでしょうか? 
もしよかったら、教えていただけると嬉しいです。よろしくお願いします<(_ _)>

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