狐のよすが

kitsune no yosuga

狐のよすが
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神86
  • 萌×251
  • 萌18
  • 中立0
  • しゅみじゃない0

26

レビュー数
30
得点
688
評価数
155
平均
4.4 / 5
神率
55.5%
著者
ミナヅキアキラ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
バーズコミックス・リンクスコレクション
発売日
電子発売日
ISBN
9784344849136

あらすじ

食い食われ、他者の命をよすが(縁)に生きる――。
森で暮らす狐の九重は、ある日、巣から落ちた鷹の赤児を拾う。非常食にしようと持ち帰り、食い応えが出るまで餌を与えることにしたが、「とーさん」と呼び一心に慕ってくる子を食べることができず、九重は「よすが」という名を与え親になる覚悟を決めた。成長したよすがはたびたび「俺を食べて。そうしたら九重のお腹でずっと一緒にいられる」と要求してくるが、九重はそんなよすがに対し食欲とは違う“飢え”を感じるようになり…?
狐×鷹の異種族・獣人BL!

表題作狐のよすが

九重,よすがの親代わりをしている狐
よすが,九重に拾われ育てられた鷹の雛鳥

その他の収録作品

  • 一度目の春(描き下ろし)

レビュー投稿数30

子育て人外

エロは少ないですが、子供のよすががかわいい。

1

めちゃかわ人外BL

現在1位になってたので買ってみました。人外大好きなので..
絵柄めっちゃ好みでした。
鳥の人外BLって今までは明烏夢恋唄しかみたことなくて、今回はどんな感じなんだろうって思ったんですけど普通に萌え可愛い感じでした。
狐がよすがを連れかえって、よすががピーピー泣くシーンがあって(雛鳥なので当然ですよね)、そこで育児放棄せずに(食べずに)餌を食べさせながら縄張りに見張りしてるシーンでもう萌えでした。オカンやんw「ご..ごぁん もっと」( ✧Д✧) カッ!!可愛ぇええw
いつの間にかピー助って名前つけてるしw
よすががあつざね(狐の友人)を見るシーンでゾクってして、「おい、九重..その子..」って言ってるシーンがあったんですよ。やっぱ、草食動物という立場から、肉食の動物のことはよく知ってると思うんですよ。もうこの時点でよすがが鷹とか肉食系だということは分かっていました。
この後も九重(狐)の母性炸裂オカンなシーンが続きます。「食べた分だけ大きくなれよ。」よすがが九重の後をついて回ったり(鴨とかもそうですよね!可愛い..)、九重のモフモフ尻尾に潜ったり、水浴びさせたり、九重に抱きついて寝たりと、子育てとかショタが大好きな自分にとっては「あ...尊..ぁ....ぁあ。。。(カオナシ)」って感じです。そして九重のことを「とーたん」と呼びます。はい。尊!尊!!!!
少し時が流れて羽が少しずつ確かなものになってきます。「なにこれ」「羽だ」「とーさんにはない」(ここで「とーさん」に変わってます!)えまって自分のこと狐だと思ってんのwかわいすぎw
なんか大きくなって食べづらくなったから捨てようと考えます。本当は子育て中のように思ってるのに。心の奥底で思ってることと頭で考えてることが違うんです。でも九重が危険な目にあったら急いで駆けつけてるんです。完璧に九重は保護者ですw (九重はツンデレタイプ)
二章の扉絵が可愛すぎて...よすがを尻尾で守ってるんですよ?可愛すぎます..(拝
自分は食われるために育てられてると知っても、九重のためにおいしく育つから楽しみにしててね!と..彼はどこまで可愛いのでしょう..
「縁に」という言葉を初めて知ったので(((((調べてみました。
【「よすが」は「心のよりどころ」、「頼りになる手段や方法」以外にも「縁や故郷」、「配偶者や子どもなど、頼みになる縁者」、「頼みのつな」や「手がかり」のことも意味します。ほとんどの意味が「縁」という言葉に深い関わりを持っていますね。(中略) なぜ「頼りになる人」や「心のよりどころ」を表すのに、「よすが」という言葉が使われるようになったのでしょうか。それは「よすが」の語源から読み取ることができます。「よすが」は元々「寄す処」(よすか)という言葉でした。「寄す」の「寄」という漢字には「家に身を寄せる」という意味があります。大半の人にとって、家とは頼りになるところであり、身や心の置きどころ。つまり「家のように頼りになる心の置きどころ」、そこから「心のよりどころ」という意味が生まれました。実は、現在でも使用されている「拠り所」という言葉も同様に「寄す処」が語源となっています。よすがの使い方の例→「母との思い出をよすがとする」】
まじかよ..九重が1人ぼっちになった原因にピッタリ重なるじゃねえか...名付けるシーンは割とあっさりしてるけどそんな意味があったなんて..

よすがの誘い受けの表情めっちゃエロ良いですね..好きです..

俺を食べなかったのは寂しかったから。こんなに大切に育ててくれたのに食べてもらえない。狐にもなれない。九重に何も返せない.. よすがなりにめっちゃ考えてるんですね..九重より考え方真っ直ぐなんじゃないかってぐらい。異種族で共に暮らす重さを2人は実感します。そして某穴で繋がって"無意味"を実感するんですよね。親心→恋→孕ませたいぐらい愛してる(帯にも書いてますね。)と気持ちが変わっていきますが、他の鷹と番った方がいい。そう思って手放そうとする九重の気持ち辛いですよね...
九重の元に舞い降りるよすがめっちゃかっこいい!イケメン!抱いて!((((((←

2人がまた一緒に暮らすハピエンで本当に良かった..

全体を通して、和服がめっちゃ出てきます。和服エロシーンが好きな人にはおすすめです。(褌は出てきませんでした。)着物の柄の縞模様が鷹のお腹の柄、大人になったよすがの眉が鷹の眉斑、着物の帯で表現された尾、その縞模様が鷹、雛時代のよすがの着物の袖にある生えかけの羽の特徴の点々模様だったり、とよすがの服にものすごくこだわりを感じました。よすがの大人の服装めっちゃかっこいい。よすがの目の色はカバーイラストのよすが(大人)は黄色い瞳だけどショタ時代のカラーイラストではグレーっぽい瞳の色など、動物の特徴を掴んだ擬人化BLだと思いました。

BLアワードにも食い込んでくる作品だと思います!

3

よすがが可愛い

絵柄も可愛くてとても好きでした。クライマックスの方だと涙を誘うところがありドラマティックでした。
ただ続きがあるとなったら全然この話の流れで良いと思うのですが1回しかセックスしていなくて正直なところもっとセックスのシーンをもっと見たいと思いました。。話的にはすごく良かったですし、絵もすごく良かったのですが、セックスシーンの足りなさ…が気にかかりました。これで終わってしまったらちょっと自分のなかで不完全燃焼かなと思いました。オマケなどで書いてくれたら良かったなと思ってたのですがそれもなかったので…。でもおまけ漫画も普通に良かったです。ふたりが結ばれた後のセックスが見たいです。

0

じわっと暖かくて切ない

『スモーキーネクター』がどハマりしたミナヅキ先生。今回もとっても素敵でした。

完全にストーリー重視派作品で、エロはほぼ無し&かなり切なくて切羽詰まっています。

本作が描いているのは、孤独な狐が鷹の子供を非常食にするために拾い、共に過ごすうちに情が湧き、いつしか繁殖の本能をも向けてしまうほど愛してしまうお話。
私はそう解釈しました。

人間の見た目に近い獣人BLなので、人間として彼らを見てしまうと恐らく納得がいかないと思います。
あくまで自分の「こども」として一緒の時を過ごしてきた九重(狐)が、なぜよすが(鷹)に性欲を向けてしまうのか?

恐らくそれは九重の衝動が動物とは切っても切れない繁殖の本能から来るものだからで。
孤独に時を過ごしてきて、友人はいるものの友人以上の愛情を向ける存在がずっと居なかった九重が、よすがに向けるのも必然なのかなと思いました。

でも自然界では番や子ども以外の個体と一緒に時を過ごすことってあまりない(と思っている)ので、非常食でも番でも居られないなら2人が一緒にいる理由なんかなくなってしまう。
それでも一緒にいたい……。

九重の葛藤はものすごく切なくて、親としての愛情と、独占欲や一緒にいたいという願望が入り乱れていて、胸が苦しくなりました。

そして、そんな九重を救うよすがのまっすぐな感情や九重に向ける視線が本当に愛おしくて、見ているだけでキュンキュンしてしまいました。

新しいBLのLの解釈を見ることができて、そう言う意味ではとっても楽しいお話でした。

ただもうちょっとじっくり描いていただいてもよかったかなぁと。この世界観がすごい好きだったので、ぜひもっと読みたかったです。
脇キャラも素敵でした^_^

先生の次回作も楽しみです!

5

こういったハピエンも有り

二度目ましての作者様です。
絵柄はお上手でとても綺麗ですが人外モノで受ちゃんの両手は脇辺りからガッツリと羽根で人の手ではないのでケモ耳ケモ尻尾の半獣モノが好きな方は注意が必要かと思います。


森にたった一匹になってしまった狐×巣から落ちて拾われた雛鳥受というカプです。


お話しは森で暮らす狐の九重(攻)は食事の帰りに巣から落ちた鷹の子供を見つける。
満腹だった為非常食として持ち帰ったが気紛れに餌付けをしたことで一心に九重を慕うようになった子供を非常食には思えなくなり子供によすが(受)という名前を与え親になる覚悟を決め……という感じで始まります。


異種間での2人が一緒に居るためには何が必要なのかを探すお話かなと思いました。
見た目は半獣ですが人と共存しているという感じではなく野生の動物なんだけど漫画表現として半獣の姿で描いているといった印象なので半獣BLを期待しているのなら思っている感じではないかなと。
個人的には淡々とお話が進んでいく感じに感じました。
全てを喪ってしまった九重がそれでも手を伸ばしたのがよすがなんだろうけど全体的にあっさりめの感じなのでそこまでドラマチックで感情移入して涙腺が壊れた!ということはなくこういうハピエンも有だなーという感想でした。
九重もよすがも異種族でそれでも互いを必要だと思う気持ちがあればきっとそれが幸福なんだろうなと。
ただよすがは幼獣の時は白髪で成獣になったら黒髪になりますのでそこは注意が必要かな。
個人的には幼獣の頃から黒髪だと思っていたので最初は慣れるのに時間が掛かりました。
激しいお話に疲れていたりする時におすすめな作品だと思います。

2

ただの獣人BLでは括れない

作家買いしているミナヅキアキラ先生の作品です。

狐 九重と鷹の子 よすがのお話。

一族の縄張りを守りながら森で暮す九重は、巣から落ちた小鳥を見つけました。
餌を食べた直後だったこともあり、その子を「非常食」としてねぐらに持ち返ることに。
「食い応えのあるとこまで大きくしてみるか」
小にピー助と名付け、餌を与え、見回りにも連れて行き…。

今作もミナヅキアキラ先生の美麗な絵柄としっかりしたストーリー構成で、独特な世界観にも違和感がなく入り込めました。
また、丁寧な心理描写はもちろんですが、キャラの魅力も余すことなく発揮されており、作品を重ねるごとに表現力の高さが感じられます。
読後は、変わることがない自然界の掟の中、愛する者のために選択した結論に涙が溢れるでしょう。

狩りで腹を満たし、果実で喉を潤し、自由に生きている九重。
「非常食」で連れ帰った小鳥の世話を焼くうちに可愛がるようになりました。
しかし、九重が経験した悲しい出来事が重くのしかかります。

一方、巣から落ちて親とはぐれてしまった小鳥 よすが。
九重のことを「とーたん」と呼ぶほどに懐きます。
ある日、自分が狐ではなく鳥だと知り、九重に食べられたいと考えるように…。

親としてよすがを育てている九重と食べられてずっと一緒にいたいと思うよすが。
愛情表現は異なりますが、お互いが大切な存在です。

前半は、九重とよすがが家族になっていく過程が描かれていました。
幼いよすがの可愛さに悶絶すること間違いなし♡
そりゃ、九重も食べられないでしょうね(笑)

後半は、小鳥から美しい鷹に成長するよすがに、九重はある感情が湧き上がります。
「俺はこいつを孕ませたい」んだと――
おすすめは、よすがが他の動物とも交流し様々なことを学びながら大人になる過程です。
森に住む動物と共によすがを見守れますよ。

このお話には、当て馬は登場しません。
脇キャラとしては、篤実(リス)、暖(狸)、青鱗(蛇)、よすがの師匠(鷹)が登場します。
それぞれが重要な役割を担っており、作品全体のバランスを取っていました。

Hシーンは、本編に1回だけです。
ストーリーの展開上、甘さやエロさは薄く…切なさとやるせなさが感じられました(泣)
こちらまでいたたまれなくなるのですが、今後に繋がる重要な場面ですので見届けてくださいね。

描き下ろし『一度目の春』
本編その後のお話。

“よすが”とは、身や心のよりどころとすることです。
誰もが誰かの縁(よすが)になっている。
たとえ“繋がり”がなくても、愛する人の傍にいたい。
ただの獣人BLとは括れないほど現代社会にも通じる物語。
この先も、森の動物達が平和に暮らせることを願ってやみません。

個人的は、いつか九重とよすがの甘いセックスを見たいな。
よすがの全身をペロペロして欲しい♡

ミナヅキアキラ先生のファンの方にも獣人BLがお好きな方にも、ぜひ読んでいただきたい作品です。

4

人間だって同じこと……

 ミナヅキ先生の作品は、いつもタイトルとテーマが秀逸で色々と考えさせられます。

 生き物の本能は「子孫を残すこと」そして種を繁栄させること。種を残せない交わりにどんな意味があるのか……。
これ、まさしく同性愛の問題ですごく心に刺さります。
 
 「本能」と「愛」はイコールじゃない。女性が男性を求めるのは、男性が女性を求めるのは生き物としての本能だけじゃない。だから同性愛も成立するし、当然認められるべき感情。
 「子孫」を残すことは出来ないけれど、「よすが」を繋いでいくことは出来るはず……。
 それが当たり前に認められる世の中になれば良いのにな……とこの作品を読んで感じました。

2

狐の九重が拾った鳥の子ピー助。
はじめは言葉の通りピー助を食べようとしていた九重ですが、次第に離しがたくなりよすがという名前を与えてそばに置くことに。

よすががそれはもうかわいくて美しい。
ピー助時代はもちろんのこと、口を開けば九重に自分を食べて、お腹に入ればずっと一緒とアピールし続けるところもかわいくて、成長していくにつれてどんどんと綺麗になっていく姿に見惚れてしまいました。
よすがの凛とした瞳やぴよ感のある口元が好きです。
九重がぺろぺろとよすがをなめるところもかわいらしくてきゅんとしました。

九重がよすがに対して大切にしたいと思い抱く感情とは別のぞわつくような劣情がじわじわと生まれてきて…。
繋がりを求めて意味を成さないと分かっていながらも身体を重ねるシーンがせつないです。

「縁(よすが)」心の拠り所。
「縁(えん)」そのようになる巡り合わせ。
この言葉の持つ意味とタイトルとが九重とよすがの関係性と作品の世界観にぴったりとハマり、異種族で繋がりのなかった不調和なふたりが巡り合い互いの存在を縁にして心で繋がり、共に生きていくという絆を示してくれた素敵なお話しでした。

4

題名も素敵です。

初読み作家さんですが、あまりにもレビューで絶賛されているので興味が湧き読みました。大好きなモフモフだったのも大きかったのですが。

お話の内容はレビューがたくさんあるので省略しますが、兎にも角にも子供時代の『よすが』が可愛くて悶えます。そんな可愛い子が、真顔で「食べて」なんて言ってきた日には…悶えないはずがありませんね!
かと思えば、大人になった『よすが』の凛々しいカッコ良さ。
そりゃあ、食用に…なんて言ってた狐の九重も気が変わるってもんです。

というか、最後の1人になってしまった九重は、知らず知らずのうちに寂しさを抱えて生きていたんでしょう。互いにかけがえのない存在になり、一緒に生きていくと決めた2人に感動し、このままいつまでも仲良く一緒に…と願ってしまいます。

4

良かった!

親子としての絆だけではダメなのかしら?と最初は納得がいきませんでした。

あらすじの「九重はそんなよすがに対し食欲とは違う“飢え”を感じるようになり…?」
というのを最初は、「幼い頃から「子供」として育ててきた相手を、性愛の対象として見るようになる」と解釈してたからなんですね。
そこに、なんかぞわっとしちゃって。

だけど、これは人間社会ではなく、あくまで「動物」である狐と鷹のお話なんですよね。

よすがを初めて抱いたシーンの「誰にも教わらずとも身体は勝手に動いて、(中略)こいつが俺の子を孕むように」というところ。
ここで動物って性教育しなくても、勝手に時期がきたら交尾して子供を産むけど、まさにそれだなって。
(なんで動物ってやり方知ってるんだろ?本能すごいって思ったことありません?)

九重の「飢え」って、決してよすがとエロいことしたいとかじゃなくて「子孫を残して命を繋いでいきたい」という動物の本能によるものなんだろうなぁと。

本来であれば狐は狐同士で、鷹は鷹同士でいるのが当たり前。
そして子孫を残していくのが動物としてベストというよりも、それが当たり前のこと。
とりわけ九重は、幼い頃に一族が根絶やしになってしまい孤独に生きてきた一匹狐。(狼ではない)。
そして誰かとの繋がりを、無意識で強く求めていた九重の前に現れた鷹の子。

狐と鷹が繋がっても、子をなせず、なんの意味はない。
だけど一緒にいたい。

そこがとてもいいなと思いました。

そして「とーたん」と慕う鷹のよすがが、めちゃかわいかったです。

3

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