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表題作のぼせるからだ

実家風呂屋の番台もする書家 草羽史奏
繁盛しているパン屋の店主 鈴見佳永・28歳

同時収録作品さめないやまい

山之辺蒼汰 酒屋の息子
草羽晴日 銭湯の息子

その他の収録作品

  • こじらせる日々
  • あとがき

あらすじ

商店街で人気のパン屋を営む鈴見佳永は、アイドルのようだと言われる自分の容姿にコンプレックスを抱いている。そんなある日、鈴見が近所の銭湯「草羽湯」を訪れると、そこにはやたらと男前な番台がいた。なぜか番台からの不躾で執拗な視線を感じる鈴見。後日、その男が、書家として著名な草羽史奏だと知るのだが・・・。
(出版社より)

作品情報

作品名
のぼせるからだ
著者
ミナヅキアキラ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
ミリオンコミックス CRAFT Series
発売日
ISBN
9784813053378
4

(81)

(36)

萌々

(22)

(17)

中立

(4)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
22
得点
323
評価数
81
平均
4 / 5
神率
44.4%

レビュー投稿数22

この二人は最高!

はっきり言って、ここまで設定が生かされてるBL漫画、久しぶりに出会いましたよ。
受けが何故パン屋をしているのか、何故壁を作っているのか。
本当に一言一言、自分が登場人物になったかのように苦しくなる。
そんな心に壁を作っている受けを素直にさせるのが、イケメンで自信家で押しまくる攻め。
攻めの一言で一喜一憂する受けに対して、こちらも中々首を縦に振らない、煮え切らない態度に苦しむ攻め。
裏切られてきた受けはアタックされ続けて段々と恋をしていくが、また裏切られたらどうしようと思うとどうしても最後の一歩が踏み出せないし、拒絶する受けを前にしては強引にも出来ない。

ミナヅキアキラさん、強引のポイント押さえて下さってありがとうございます!!
絵も本当に綺麗でパースも整っているし、表情も豊か。
個人的に草羽さんの和服姿にやられましたw
書家の時に和服を着るんですが…もうね、イケメン!!かっこいい!!!って感じでした。

後半は攻めの甥っ子と幼馴染で高校生二人組のお話。
高校生ってなだけあって初々しいですねww
攻めが暴走するシーンも、思わずニヤけちゃいました。

夜遅くに読んだのですが、思わず奇声を発しながらベットの上を転げまわるところでした!!!
それくらい、こっちが照れたり苦しくなったり嬉しくなったりする一冊です。

8

策略化な肉食系攻め?

絵的に好みが出る作品だと思いますが、
攻受の動き・変化に重点を置く方は読んでみてもいいかも。
2カプ分収録されてるのですが、短編なのによく出来てると思います。

まずは、表題作のカプから。

攻めサマは元バイ。
こういう風にしたら、受けサマはこう出るだろう。
ここで、もう一押し。
と、グイグイ。
計算しながら狙った獲物を落としていこうとしますが、なかなかウマくはいきません。
当初感じられた余裕が、だんだんなくなっていく攻めサマの変化がよかったです。

あんなに余裕あるモノローグだらけだったのに、ねぇ(笑)フフ

ノンケ相手にいきなりお風呂でヤッちゃうの!?
ってヒヤヒヤしちゃったけど、素股。
それくらい切羽つまってます。
後はベッドで思う存分。

「のぼせるからだ」ってそういう意味もあったのね!
熱ーい息が感じられます。
受けサマ幸せ者ですよ。


同時収録は↑の攻めの甥っ子の話。
受けは甥っ子。攻めは幼なじみ。
可愛らしい2人でした。
2人の「好き」はどう違うのか。
幼なじみと距離を置かれて自分の「好き」に気付く。

それからは、、うわー、若いっていいなー、勢いあるなー。
攻め君は叔父さんに教えを請うて初エッチにレッツゴー。
叔父さん曰く、期待を裏切りません(笑)

でもまぁ、相談を受けた後の叔父さんの行動の素早いこと!
直ぐ様、鈴見(表題作の受け)に電話。
若い2人に当てられて初心者プレイをしたそうですが、見たかったな。。

5

新たな扉を…‼︎

ミナヅキアキラ先生の作品は初めて読んだのですが、非常に面白かったです。絵は独特の雰囲気があるので好き嫌いが分かれるかなーと思いましたが、私はとても綺麗な絵だなと思いました。鈴見が可愛いくて、草羽は一目惚れだったのかな?なんて推測してしまいました。最初、グイグイくる草羽に鈴見が拒否し続けるという流れがあるのですが、これがもう最高で…すんごく萌えました♡こういうの好きだったんだ私…と、新たな好きシチュを発見しました。ただ、グイグイ行き過ぎる草羽にちょっと引いてしまう場面もありましたが笑笑流石に仕事中に口説きにくるのはヤメロ笑笑段々と読み進めていくうちに鈴見さんが草羽に惹かれるのが少しだけ分かりました。ページをめくる毎に草羽がカッコよくなっている…‼︎
草羽の甥っ子晴日と幼馴染の蒼汰のお話もめちゃくちゃ良かったです。晴日が可愛い!この作品で1番好きなキャラかもしれないです(*^^*)あと、なんだかんだ叔父さんやってる草羽、好感度アップです笑

4

ほのぼの最高

待ちに待ったミナヅキアキラさんの新刊!
発売日当日に買いに走りました(笑)

※以下、ネタバレしないように気をつけました(笑)

上記を見ていただければだいたい内容は分かると思うのですが
もう本当に草羽の猛アタックがすごいです。
草羽は意外と計算して鈴見を落とすのですが
鈴見は素直じゃないというか、、、本当にツンデレ!
読んでて可愛い!とニヤついちゃったくらい可愛いです。

そして、もうひとつ書家の草羽の姪の話も入っていました!
こちらは姪の『晴日』と目と鼻の先にある居酒屋の息子『山之辺蒼汰』の初心者ラブコメでした(笑)
私としては本編より、こっちの方が断然好きですね!
もう蒼汰の若さというか純粋さというか、、、
晴日はちょっと素直じゃないというかひとりで悩んじゃうと言うか。。

とにかくすごくほのぼのしてるけどストーリーもしっかりしてるし
一冊にちゃんと詰まってて短編という訳じゃないから
その後のこともしっかり分かるし
なんせハッピーエンドですからね!
もう、完璧な一冊!

ぜひ、買って読んでいただきたい!

3

自分の好みがよくわかる。

話も絵もしっとり色っぽく、何度も読み返しています。

ミナヅキ先生の描かれる攻には、恋に強気な人物が多いように思います。
この話も攻の草羽が自信満々で、自分が振られる可能性など全く頭にない様子で受の佳永に迫る所が、読んでいてとても気持ち良いです。

私はBLを読むとき、受に感情移入することがほとんどで、これだけかっこいい人にだったら、是非強引になんとかされたいものよ、と完全に佳永の立場で楽しんでいます。

「さめないやまい」の二人も好きですが、受の気持ちになって楽しめる度合いでは、草羽×佳永に軍配があがります。

3

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