待ち合わせは額装店で

machiawase wa gakusouten de

待ち合わせは額装店で
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神24
  • 萌×218
  • 萌5
  • 中立3
  • しゅみじゃない1

--

レビュー数
10
得点
210
評価数
51
平均
4.2 / 5
神率
47.1%
著者
ミナヅキアキラ 

作家さんの新作発表
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媒体
漫画(コミック)
出版社
徳間書店
レーベル
Charaコミックス
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784199606236

あらすじ

人嫌いな額装店の職人・菱田のもとに、見知らぬ美青年・近が来店。
「この絵の額の修理をしてよ」といきなり馴れ馴れしく仕事を頼んできた。
そんな態度に、菱田はいやいや仕事を請けるが、修理の途中、絵の裏に隠された手紙が…。
その手紙を渡され、今まではしゃいでいた近は動揺し涙を流す。菱田はそんな近が気になってしまい――。

表題作待ち合わせは額装店で

菱田,人間嫌いな額装店の職人,32歳
近,額修理を頼みに来たワケアリな客

同時収録作品待ってなんかいない 前編 / 後編 / 待ってられない(描き下ろし)

百合草千歳,8年ぶりに地元に戻ってきた高校の友人
一居公高,地元にある道の駅の店で勤務

その他の収録作品

  • Caption(描き下ろし)
  • あとがき(描き下ろし)

評価・レビューするAIの精度がアップいたします

レビュー投稿数10

おススメです

引き込まれる世界観の作品でした
菱田さんがとても魅力的
人と関わらないようにしようとしてるのに
巻き込まれていく
その上、自分が惚れちゃってる
文字にすると陳腐で、面白みの無いものに
なりますが、この漫画の中では
非常に情景豊かに気持ちが流れていく様が
ありありと感じられます

近くんも可愛いらしい、いじらしい子で
とても良かったです
真人の魅せ方がとてもキレイだなと思いました

同時収録のお話も好き
千歳がキミくんって呼ぶの可愛い
王道なカップリングなのになぜか新鮮

絵もキレイで、お話も素敵で読み応えのある一冊でした

0

恋が生まれて実るまで

前からタイトルが気になっていた作品でした。

待ち合わせは額装店で
人嫌いな額装店の店主菱田と修理に訪れた近。
額の裏から作者の近宛の手紙が見つかって。
近のかつての恋人で捨てられたと思っていたのに贈られた絵の額の裏の手紙には待っていてと書いてあって。

後悔し泣いてすっきりして菱田になつく近。でもすぐ元恋人と菱田を比べて。
菱田もいつのまにか近の元カレに嫉妬するように。

お互い友達もいなくて人を信じられなかったのが結ばれました。
菱田の人嫌いの原因が友人の裏切りだからと言ってここまで人嫌いになるのや、なぜ近なら良かったのかよくわかりませんでした。

待ってなんかいない
高校の同窓生で片や頭いいヤンキー千歳とボッチの公高。高校の時に千歳が公高に手を出して、千歳が逃げますがお互い相手を忘れられず。
拗れますがくっつきます。
思春期の強烈な体験はその後に大きな影響を残すんだなあと思いました。両思いが通じて良かったですね。

待ってられない
ではラブラブで公高が可愛くて仕方ない千歳でした。

0

恋を知った男の愚かさ

誰とも深い関わりを持ちたくない額縁屋の菱田が
飛び込みで来た客のチカにその後もペースを乱されながらも
チカのカミングアウトと共に徐々に距離が近くなり…。

これまた萌えまくりなミナヅキさん作品ですよね……!!
チカへ手紙を残した真人!お前は!!と思いましたが
ああいう伝え方もあるのですね…。
芸術家ってちょっとどこか変わってますもんね(すみません)
とっちらかってる性格(賑やかと言ったらいいのかな)のチカが
抱えていた悲しい過去へ同情する気持ちもありますが
菱田視点なので、ついつい菱田に共感してしまいました。
自分の知らない真人と比べられてると思ったら
おもしろくないですもんね…。
ちゃんと俺を見ろって言いたくなっちゃいます。
ただ、真人への想いをちゃんと消化させられたのは間違いなく菱田で
冷静だったはずが劣情にかられてしまうところはこちらの体温も上がりました!
終盤、菱田の渾身の告白に「ふぇ、えええ」ってなってしまう受けは
あまり得意じゃないほうなんですが
描き下ろしと共に菱田の愛が素晴らしかったので大丈夫です。
自分では大人のはずが年下に心を掻き乱されるって可愛らしいですよね。

『待ってなんかいない』
学生時代に触りっこした相手との再会で
また触れ合ってその後誤解が生じてこじれて…なんて
今まで沢山読んできたはずなんですが
なんでこんなにドキドキするんだろう!?
ちょっとチャラいタイプ×真面目タイプとか
それこそド王道なのに……。
千歳しか知らない公高、いちいち表情も言動も可愛いし
いやもうホント可愛いんだよくっそぉおお!!!
突然口が悪くなってしまう程に可愛いんです。お察し下さい。
描き下ろしで過去を償うように優しくしまくる千歳もいいです。
待ちきれない気持ちもずっと大事にね…!!

なんだか心の充実感がありまくりなので神で!!

2

過去に嫉妬したり後悔したり

表紙が綺麗で買いました。
でも、中の絵はちょっと漫画っぽくはなくて、大人っぽいタッチで、あんまり好みではありませんでした。
ストーリーはどちらも切ない系です。
最初のお話はなんといっても額装店と言う珍しい仕事設定が新鮮でした。二人の恋愛と同時に、近くんの元カレの家族や個展のエピソードに引き込まれました。絵を描ける人が羨ましい。
後半のお話は、再会ものです。8年前に手を出して、これ以上はヤバイと思って逃がしたつもりがもうその時は手遅れでそれ以来男も女も無理になったと言う公高に告白する千歳、悪いことをしたと思いながらもそれ以上に嬉しい気持ちの方が勝っている千歳の様子に興奮しました。

どちらも相手のことを思うあまり図々しく自分勝手に出来ないあたりがもどかしく、でもこれこそ男同士と言う感じで良かったです。

0

絵が、ますます洗練されて

以前から作者さんの絵は好きだったけど、ほんとに読みやすくなりましたね。
多彩なアングル、ポーズ、トリミング、人物の絵にどこにも破綻がないのがほんとに素晴らしい。
コマとコマを仕切る枠線の間隔にまでちゃんと意味とリズムがあって、膨大な情報量をストレスなく読ませてくれる。
コミックでこの情報量はただ事じゃないです。
それが、紙に印刷されたとき、それもこのサイズのコミックスになったときにこれだけ読みやすいのは、絵の何を省略するかが非常に的確だからだと思う。
見やすくするために、顔の影などは全廃して、そのかわり鼻先などの輪郭線を切ってハイライト効果で立体感を感じさせる!
後ろや上から見たアングルの多いのも、読みやすさに寄与している(そしてまた、背中がいいの、肩から肩胛骨の具合が)
ストーリーに関しては、他の方もレビューされているし、何も言うことはないです。
色数を抑えたカバーイラストも素敵です。

2

向き合い、踏み出すこと

表紙は、まるで額縁から出てきたような近くんを
菱田さんが抱きとめようとしている構図で、
まさに物語を象徴しているように見えます。

色気ある繊細な絵柄が魅力的なミナヅキさんの今作は
ふたつの素敵なお話が収録されています。

○待ち合わせは額装店で
他人との関わりに距離を置く額装店の職人・菱田さん(攻め)と、
人との距離感が近い珈琲店勤務・近くん(受け)の話。
過去の苦い経験から、人との関わりに慎重な菱田さんが
額縁の修繕依頼で来店した訳アリの近くんと関わっていくうちに
相手を知りたい、手放したくないという感情を抱きはじめます。
ふたりがそれぞれ自分の弱さと向き合い、
成長していく過程が丁寧に描かれていて、とても良かったです。

○待ってなんかいない
高校の元同級生・千歳くん(攻め)と公高くん(受け)が再会することで
昔共有していた時間と想いが、再び動き出す話。
今も昔も千歳くんは公高くんが可愛くて仕方ないし、
公高くんも千歳くんをずっと忘れられずにいる、という...
でも、時が経ったことで向き合える気持ちが、
踏み出せる気持ちがあるという事を、このお話を読んで感じました。
そしてそれは、『おかえり』といえる気持ちなんだなあって。

私的萌えポイントは額装店の『描き下ろし』から
菱田さんによる、近くん愛されハグにきゅんきゅん!
『ぎゅっぎゅっ』で、『ちゅっ』って、んもー可愛い可愛い!

毎作品ながら、ミナヅキさん名物(?)
攻めくんによる受けくんへの溺愛っぷりが今回も素晴らしい。
これを楽しみにいつも作品を拝読しているので、
また、ミナヅキさんの作品を手に取れたら良いなあと
復帰を心待ちに願っております!

3

深煎りコーヒーを片手に

職場設定が面白いな、といつも思います。
収録された2つのストーリー、表題作の方が長いですが
同じぐらいのボリュームに感じました。

作者の描く、涙が溜まってきてあふれてしまう絵がとても好きです。
涙が大粒というか、大きいのが。

これは後半の話だけど
相手を思いやって決心したつもりが間違えていた、
でもそこに温かな人柄をみました、切ないけれども。
だから私は後半のメガネの彼が、愛おしくってたまらなかった。
これから笑顔いっぱい見られるといいね。

さびしさから抜け出すためには
呆れるほどいやな自分でも、やっぱり誰かに会わなくちゃ、
と思わせてくれた表題作。

そしてあとがきのセンス!あーもう。

素敵な一冊です。
何度も読みたい。
そしてぜったいコーヒーが飲みたくなるな。

3

じんわり

こちらのコミックスには、
・気難しい額職人×人懐っこい青年
・インテリヤンキー×一途クール
の二編が収録されています。


表題作の職人×青年は、正直、最初読んだ時にはそこまで心に響くものはありませんでした。
淡々と進んでいき、最後はハッピーエンドだけど読者の想像に任せている部分もあり、何だか消化不良な印象が強かったです。

しかし、レビューを書くにあたり再読してみると、最初の印象とはまた違った印象に……!

攻めと受け、両方の成長が描かれ、止まっていた2人の時間が動きだし、温かな未来へと繋がっていく。
そんな、じんわりと心温まる、素敵なお話なんだと気付くことができました。


一方で、同時収録作品のインテリヤンキー×一途クールは、表題作とは違って、初見時から既に私のお気に入り作品となっています!

インテリヤンキーなチャラい攻めと、一見素っ気ないけど一途に攻めを想っていた受け。
(攻めを「想っていた」と言うよりは、「囚われていた」という方が近いかもしれません)
何事もそつなくこなしていそうな攻めが、受けのことで悩み、必死になっている姿が良かったです!

また、遠回りしつつも想いを通わせた後、攻めの方が受けにべったりで、「受け可愛い!大好き!」と思っているところが私の好みドストライク。受け溺愛攻め、大好きです。


ミナヅキアキラさん、何やら活動休止されるみたいなことを伺ったのですが、またいつか作品を通してお会いできることを楽しみにしています!

6

良作です

独特な雰囲気を持つ作家さんですよね。
内容はちょっと切ないけれど重くなりすぎない良作でした。

すごくドラマチックなストーリーでしたよ。
なんか偶然という名の運命の出会いだったような・・・そんな内容です。
ストーリーの展開もいいですし間の取り方とかも好きですね。

あとがき漫画みたいのがあったんですけど

この気持ち「    」って言うのかな?
いやいや恥ずかしい・・・でもやっぱりこの感情は間違いない

という内容に、あーそうだ、うん、としっくり、ほっこりしました。
本作を読んで皆様にもほっこりしてもらいたいですね。

なんか読んでもらいたいのでほとんど内容触れずのレビューですみません。

2

こういうお話を、待ってました!

しっとりとした読み味の、シリアス寄りのお話にとても、引き込まれました。

ミナヅキ先生の単行本は、ここ数冊、軽やかな明るい作品が続いていましたが、私が先生に惚れたのは、命懸けの恋を描いた『この夜のすべて』でしたから、それらの楽しい漫画に先生の様様な魅力を教えられる一方で、物足りなさも感じていたところでした。

かつて信じた人に裏切られ、他人との係わりを避けるようになった者と、自分が傷付くのが怖くて遠ざけた、恋人の死を引きずる者とが出会う表題作は、「命懸けの恋」にはもう一歩及ばないものの、間違いなく私の大好きなミナヅキアキラ先生の漫画でした。

もう一編の収録作『待ってなんかいない』も、切なさがいっぱいで、表題作と通して読んでも、気持ちが途切れることのない、さすがの構成です。

Char@ VOL.15 に掲載されている、コミカルな表題作番外編も、とても気に入りました。
どうにかして、紙の本で手元に置いておきたいくらいです。

しばらく漫画のお仕事を休まれるという先生の、お休み前の単行本がこんなに私好みの素晴らしい作品で、嬉しい反面、ますます寂しく残念になってしまいました。

たくさんの人に、出会っていただきたい漫画です。

11

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