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koibito dake ga omoidasenai
出勤中の事故により、一部の記憶を失くしてしまった会社員の生雲。
家や会社の場所、上司や同僚たちなど問題なくわかることもたくさんあるのに、主治医の岩尾、アパートの管理人の日名川、会社の後輩の福住のこと"だけ"が思い出せないという…ちょっぴり不思議なところから始まるお話でした。
生雲自身もなぜ彼らのことだけが思い出せないのかわからず、手探りな日々に不安を覚えたり。
自分の部屋から恋人がいた形跡を見つけて、その3人の誰かが恋人なのだろうと推測したり。
ずっとソワソワしてしまう展開が続いているので、どうなっていくのか気になって夢中で読み進めてしまいました。
最終的に生雲は記憶を取り戻し、不思議だった部分もきちんとつながるのだけど。
まるっとハッピーエンド!という感じではない結末なのが味があってすごく良かったなと思いました。
誰も不幸にはならないけれどなんとなくずっと不安、みたいなところがクセになるような作品でした。
加東セツコ先生の作品を読んだのはハッキリとした記憶はありませんが「オーバーテイク」以来だと思います。
昔から絵のお上手な作家さまですが、どことなく仄暗さを抱えた作風だと勝手に思っています。
今回は通勤中の事故で頭を打った生雲が、殆どの記憶はあるのに思い出せない3人の男性がいるのです。そして部屋の中からは同性の恋人を思わせる私物が発見され、その中の1人が恋人ではないかと生雲は想像するんです。
それぞれタイプの違う男性なので、キャラの好みによって感想が変わるかもしれません。www
特筆すべきは生雲を見詰めるそれぞれの視線ですかね。物言いたげな眼差しがそれぞれとても素敵でした。意味ありげでこの人が恋人かしらと思わせるのが加東セツコ先生のお上手なところだと思います。
最終的には痴話喧嘩に巻き込まれたあの方が気の毒でしたけど、思いがけずに生雲が魔性っぽく感じて恋人のあの人は大変だろうなと思いました。
「Only mine」あたりからのCharaレーベル作品がとても好みな加東セツコ先生作品。
何とも曖昧な、微かなホラー風味がいい。
最新の本作も奇妙な味がいい!
ある日、駅の階段から落ちて怪我を負ってしまった生雲。
頭を打っていて、一時的な記憶障害を起こしている。
課長。業務。家。家の中。
覚えている。
だけど。
主治医。後輩。アパートの管理人。は、覚えていない。
そして、家の中には誰かと暮らしていたような痕跡が。
自分を慕ってくる後輩。
何か知っているような主治医。
親切な管理人。
…日常に満ちるサスペンス。
後半は誰が恋人だったのかは明かされますが、記憶障害の全てが判明するわけではない。
これから生雲は。
周囲の人は。
謎は謎のままで、これから新しく築くだけ。
さて私の超個人的意見としては。
恋人が誰だったのかわからないままでも良かった、と思う。
モヤモヤと、寸止めで結論に達しないような加東セツコ先生の作風が好きだから、曖昧模糊な結末でも納得できる。
不思議なお話とか 怪異みたいなものを探す旅の途中でみつけたのが【ここにしかいない二人】
あのなんとも言えないお話がクセになり 遡るようにして読み漁りはしたけどすべてにおいて
「え?えぇ?えぇぇ? だからなんなのぉぉお?」って
お話的にはなんなの?なんだけれど そこに込められた欲や執着ってのは読みとれるのでそこで満足すればいいのに ダメなんだよね 欲張りだから
出勤途中で事故に遭い 記憶の一部に障害をおこした男
自分の過ごした日常に男の恋人がいたのを知るが それが誰だったのかがわからない
ネタバレしては絶対いけないお話なのですべて割愛します ←え
主治医にアパート管理人 職場の同僚
名前も素性も 自分との関わりがわからないこの3人の中に自分の男がいるのでわ?
なんかね キモチ悪いですw
ほんとは彼なんていないんじゃないかとか なんかの犯罪からんでないか?とか
なんか怪しいものが混じってるんじゃないですか? なんて すべてが疑わしく見えてくる
忘れたい記憶と思い出せないもの 膨らむ不安と罪悪感 知りたいのに知らされないもどかしさや 焦り
葛藤と疑心と同時に謎解きをするように進むお話をどこまでも楽しめってことなんだろうけど なんかこう
キモチわるいッ! ←しつこい
男の災難に絡んでくる3人の男の中に眠る欲や執着 向けられる好意に 抱く好意
うううん これがまた ドロドロしたものではないにしろしっかりと描かれているので そこだけ読んでも十分楽しめる1品
ずつとモヤモヤします モヤモヤし続けて最後にくる
だからなんなんだーーーーーーーーーーーーーーーーーーッ!
えぇ また叫びました 気持ちいいほど叫ばせていただきました
ほんとクセになる このモヤモヤからの だからなんなんだーーーッ ←ほんきで気に入ってるから怖い
蓋をあければ 痴話喧嘩の末の無自覚人タラシへのおしお…
だぁぁぁあああああ いっちゃだめやぁぁあああああああああ
言いたい結末グッと堪えましたので 気になる方は是非作品へGOッ ←なんだそりゃw
偶然起きた転落事故からの記憶障害 出来すぎなのは置いといて
ミステリーとは言えないけど特殊な雰囲気が楽しめるし ただの恋愛話におなかいっぱいを感じているのならいい息抜きになる? かもしれないよ