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3つのCPのお話が入った短編集でした。
最初はセフレの芳川✕和有希の前後編です。
セフレなのに好きになったから離れるという王道な展開でした。恋人になってからのデートのお話はラブラブでキュンときました!
次に同級生の唯と武のお話です。
友達だと思ってた唯に告白されて戸惑いつつも付き合うことになる王道な展開でピュアな初夜も見れて満足です!
最後は隣人の春生✕幸成のお話です。
仲良くなり気持ちが通じてこれから初夜なところで終わってしまったので残念ですが、楽しめました!
ebookは丸い発光体と大きめの白抜き修正で雰囲気が台無しでした。
初めての作家さんでした。表題作は短かったけど良かったです。
大学のサークルの飲み会で酒の勢いで関係を持った芳川と和有希。社会人になってもその関係は続くが、だんたんつらくなっていく和有希。
和有希の気持ちが切なく、心に染みました。
それゆえに、最後の展開には驚き、感動しました。
最後は程よい甘さで、癒されました。何度も読み返してます。
◾︎芳川×小宮和有希(大学生〜社会人 ゲイ)
あ〜かつて読んだ頃より和有希が可愛くて好きになってました。女々しいとすら思ってたのに。そのかわり芳川はかなり嫌いになってました笑
和有希が逃げようとした途端追いかける。芳川だって、自分からは何も言おうとしなかったのに。情熱もって追いかけてきたのはまだいいとして、勝手に和有希の母親にアウティングするってどうなのよ。和有希は本当に芳川でいいのか!!
◾︎唯(ゆい) 片岡武(たける) 小5からの幼馴染 高校3年
友達の飯島くんが、とってもサラッとしてますがとってもいい子です。
こちらもかつては高校卒業後の2人が収録されていることが嬉しかったはずなのに、今は雪の校庭で完結していた方が好みになっていました。変わりますね、BL観。
※電子書籍ebook 修正強め 真っ白 カバー裏無し
オムニバス形式で3カップル収録されていました。基本的な雰囲気が、3作品とも似ていたように感じます。攻めが3人とも穏やかで優しい性格だったからかな。先生自身甘々な話を描いたつもりらしいので、確かにどれも攻めの真摯な気持ちが伝わってきますし、受けのことを常に気遣ったような情事ばかりでした。絵のタッチがとても上品なので、甘過ぎると胸焼けを感じることもなく、静かに甘いといった空気感でしたね。ただ、1組でも違った雰囲気のカップルがいれば、もう少し印象に残りやすかったかなと思います。
◆知らぬはおまえばかり(表題作)
3作品の中ではこれが一番好きです。互いの間ではっきりした言葉を交わしたことがないので、受けの小宮はずっと自分達はセフレだと言い聞かせて関係を続けてきました。でも、攻めの芳川にとっては小宮は大事な存在で、そんな小宮に関係を辞めようと言われてようやく、今までの関係から進展するきっかけができます。小宮がとても寡黙な性格でしたが、そこまで女々しいタイプではなかったのが良かったです。芳川も男前だし、情事の描写も小宮の恥じらい方が可愛くて一番萌えました。
◆だから顔も見たくない
3作品の中では唯一の学生もの。攻めの唯が、相手に告白するところから始まるのが良かったですね。ノンケ且つ友人相手だとどうしても好意を隠し通そうとしがちになると思いますが、今の関係が壊れるのを承知で伝えるのも1つの大きな選択。そこから相手の武がどのように答えを出していくのか、読み応えがありました。
『のぼせるからだ』が面白かったのでこちらも読みました。
小宮は社会人になってから髪を切ったのか大学生の頃より若くみえるし可愛い♡「男と付き合ってるってお前(芳川)が笑われるの嫌なんだよ」と泣きながら芳川に本音を言うところがもう最高で…。いじらしくてきゅんとしました。ていうか芳川からしてみればあんな可愛い小宮を手放せるわけないのに…♡普段はツンツンしている小宮がエッチのときは素直になるの可愛すぎます。あと、表題作続編の「彼のみぞ知る」では芳川が小宮を甘やかしまくっていて最高でした。小宮はちょっと嫌がってますけどね笑笑嫌がる→エッチの最中は甘えるっていうギャップがたまらん♡もうこれからも二人にはずっとイチャラブしていてほしいです。お願いします。