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僕はこう見えて肉食系なんだ
新刊を読んでから、すっかりかわい先生の作品世界にハマってしまい、既刊を読み漁っています。
こちら、ホテルを舞台にした現代もの。カプ2人が30代の大人なのも良かったです✨
企画部所属の、優しく気配り上手でちょっとヘタレな天宮 × 主任コンシェルジュの朧谷というカプ。
ラブ面も良かったんですが、お仕事BLとしても読み応えがあり、コンシェルジュデスクの裏側を知ることができたのも面白かった!(もちろんフィクションはあるとはいえ)自分には絶対できない(&やりたくない)仕事だな……と、ちょっと遠い目になりながら思って尊敬の念を抱いたり。
宿泊客からの無理難題とも思える頼み事に真摯に向き合い、叶えようとするその心意気が攻め受けともに格好良く、痺れました。
ラブ面では、「肉食系なんですよ」なんて言って迫っておきながらえちの時には恥ずかしがって積極的に出られない年上受け・朧谷がもーう可愛くてセクシーで!!
これは攻めが惹かれてズブズブにはまっていくのも分かるよ〜、とニヤリ( ̄∀ ̄)
タイトルのクラゲの謎も、なるほどと思えるもの。かわい先生のセンス、すごいなあ。。
大人のお仕事BL、ラブもストーリーもたっぷり堪能させていただきました・:*+.
大人の恋&ホテルマンというお仕事を軽やかに楽しく堪能できる素敵な作品でした。草間先生のイラストもめちゃハマっていて神寄りの萌2です。
不思議なタイトルだな~と思って気になってたのですが、なるほど~そういう「クラゲ」か~と妙に納得しました。非恋愛体質の天宮、見た目がいいので恋愛面における周囲からの期待値が高すぎてw、勝手にがっかりされて、”ク~ラ~ゲ~”という不名誉なニックネームがついてしまったという…なんだかキュートですよ、この残念なイケメン。仕事ぶりも性格もよくて恋愛スキル以外はとてもハイスペック。その彼に毎度無茶ぶりをしてくる別名”なよ竹の君”という美貌のコンシェルジュ・朧谷。こちは非恋愛というより、飽恋愛って感じなのかなと思ったのですが、本質的には似た者同士の大人の恋にみえました。同じ職場で仕事が好きで有能なふたり、互いへのリスペクトが感じられる恋愛関係が大人っぽくてよき!
恋に落ちた天宮が、やはり残念なクラゲっぷりを発揮するんですよ。”あ、これが…”と察して主導権を握る、実は肉食系な朧谷の普段とのギャップに萌え。(ちょっと、”墨雪”の篠口氏っぽい雰囲気を感じてしまったのでした。)”そこまでしてなぜ!?”となかなか仕掛けてこないクラゲ後輩に、”君、今のままじゃ、相手も脈がないのかと諦めるぞ”と、他人事みたいに言い放ち面白がってる朧谷と、それを素直に聞く天宮のバランスがよくて、CPとは割れ鍋に綴じ蓋…。毎度、エロのスイッチを押すのは、普段はスンとしてる美人先輩なのですが、スイッチ入ると貪欲なスケベをする後輩にはクラゲ感が全く感じられなくて、そのギャップがまた最高なのでした。高級ホテルの舞台裏お仕事ものとしても楽しくて、ホテルに行きたくなりました…。
コンシェルジュものが読みたくなって検索したら、かわい先生×草間先生なんて素敵なものが♡しっかり仕事シーンもあり、可愛い二人の甘いシーンもあり、大満足な一冊でした♡表題にクラゲとありますが、触手ものではありませんw 本編170Pほど+後日談39P+先生のあとがきです。お仕事もので、ほどよい甘さを求めておられる方にお勧めしたいです。(地雷はあんまり思いつきません)
お話は、ホテルの企画課勤務の天宮がチーフ・コンシェルジュの朧谷から電話で2つの依頼を受けるシーンから始まります。その2つというのが「ヘリ・フライト」と「フランスの高級ジュエリーの今期限定コレクションのネックレス」を今晩8:30までに準備するというもので、唯一残っていた1点をgetするべく神戸まで行く羽目になり・・・と続きます。商売とは言え、ほんと大変・・・
攻め受け以外の登場人物は
阿刀田:天宮の友人で銀行勤務。美人二人に二股かけ中で、朧谷にまでちょっかい出す。
他、ホテルの同僚数名 という感じです。
******以下はより内容に触れる感想
この朧谷が、面白い!!!特に後半の「雨の降り出す前に」では朧谷視点のお話になっていて超楽しいです。思いが盛り上がってきている時に着信がすぐ切れてしまったら、「どうして一度きりで諦めるんだ!」と逆ギレしたり、胸ぐら掴んだり、結構コワい(笑)。たおやかそうな容姿をしているそうなのに、「肉食系なんだ」と自ら宣言するし、でも「こんなこと、いつも簡単にさせると思うなっ」って照れちゃったり、もう面白くてしょうがないー。天宮がちょっと天然入っていて、メモを渡すのはいいのに自分の連絡先を書いてなかったり、せっかく来たのに「顔を見られたから帰ります」等とヌカしやがるし、読んでるこっちも「ちゃうやろっ そこは行けっ」とジダジダするまどろっこしさ(爆)だから朧谷も焦れ焦れになって怒るのかなw
クラゲは、それまでつきあいのあった子達から天宮がつけられた仇名だったのですが、本気になったクラゲはちゃんと所有権を申し立てることが出来るのよーという終わり方で、にまにま楽しく甘い一冊でした!うーん、読んでよかったー。
いやぁ、面白かったです!
専門職BL大好きですし、大人な二人というのも大好きで。
高級老舗ホテルの裏側、楽しかった~。
企画営業の天宮のお人好しっぷりがかなり良いですし。
コンシェルジュの朧谷(おぼろや)の二面性もめちゃくちゃ面白い♪
でだしの天宮と朧谷の電話での会話、ここでグッと物語に引き込まれ。
その後お客さまの無理難題に頑張る天宮の姿勢、惚れ惚れしました。
飄々と爽やかにお客さまの無理難題を伝える朧谷も、プロ意識が高くて素晴らしかったなぁ。
二人はこのお客さまの無理難題をクリアした後、お互いへの印象が変わります。
今まで他県の支店で働いていた時にも、朧谷からお客さまの無理難題を伝えられて四苦八苦してきた天宮なのですが。
朧谷も、いかにお客さまに無理を言われてきたかを思い知ります。
お互いへのイメージが変わってから、二人の距離が少しづつ近づく感じがたまりません!
そして、このお話のタイトルである「クラゲ」がなんなのかわかると。
天宮が可愛く思えてくるから不思議です。
朧谷はなかなか本性がつかめない感じなのですが。
意外な一面がわかったとき、とても親近感がわきました。
欲を言えば『雨の降り出す前に』のお話、エロ無しでもいいからもう少し続きが欲しかったかな。
え?ここで終わり?と思ってしまいちょっと残念でした。
まあでも、朧谷の人物像や人運の良さが良くわかるお話なので面白いです。
この本は去年のクリスマス頃、積み本の中から何となく手にしました。
調度クリスマス時期のお話もあり、楽しく読ませていただきました。
小説積み本消化中なのですが。
かわい先生だからという期待と、草間さかえ先生の素晴らしい表紙に吸い寄せられました。
草間先生は中の挿絵も素晴らしくて。
限りなく神に近い萌え×2♪
かわい有美子先生は、京都在住だそうで。
私も数年前まで京都におりましたので、勝手に親近感を持っています。
このお話にもお茶屋さんのお話が出てきたりして、すごく楽しかったです♪
かわい先生の本は、まだまだ未読本が沢山ありますが。
どんなお話が飛び出すのか楽しみですv
読んで思ったことは、とっても面白かった。良い年下攻めでした。
若い年下がガンガン年上を攻めるお話も大好きなんですが、こういった大人のもだもだ感もいいですよね。
お話の内容などは他の姐さんが詳しく書いていらっしゃいますので感想を。
攻めの雨宮くんが思いのほかヘタレで、焦れた朧谷さん(受け)がガツガツするのにも萌えました。
少しネタバレするとクラゲって朧谷さんの事だと思っていたんですが、雨宮くんの方だったんですよね。お話を読み進めると確かに恋愛に対してフワッとしてるのは雨宮くんの方かなと。
年下攻めスキーの皆様。ガツガツ年下攻めの箸休めにこの作品をどうぞ!
