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表題作アクシデント

直人/大学生
ゆいり/女装少年

その他の収録作品

  • 兄貴の恋人
  • いや、たまにはね
  • 玩具
  • キスまでは…。
  • なるようになるもんだ

あらすじ

電車の中で痴漢にあっている美少女を助けた直人。具合が悪いという美少女をトイレに連れて行くが、実は美少女は美少年で…突然、直人にセマってきてアブナイ雰囲気になるが…。

作品情報

作品名
アクシデント
著者
黄上恵理 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一水社(光彩書房)
レーベル
光彩コミックス
発売日
ISBN
9784877750800
3

(2)

(0)

萌々

(1)

(0)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
5
評価数
2
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

下手な女の子より女の子

表題作「アクシデント」は女装少年・ゆいりと、ゆいりを女の子と勘違いして痴漢から助ける直人のお話。

ゆいりは女装趣味に加えてアブノーマルプレイを好み、痴漢にあっていたのもプレイだった、という。
いわゆる淫乱キャラだと思うのですが、直人はゆいりに襲われ、なし崩しにお付き合いすることになります。

かなりえろえろでライトなコメディです。2人は始終幸せそうですが、弟を巻き込んでの3Pもあり、加えてゆいりは弟に「今度は2人きりで♡」みたいな誘いをかけているのでかなり奔放なキャラかも。

絵柄はかわいいですが、それがゆいりを完全に女の子に見せているので女装や男の娘が好みで手を出すのでなければBLとしては楽しめない人もいるのではないかと思います。
私はゆいりが女装していないときも女の子に見えてしまうのがちょっと気になりました。外見以上に仕草や雰囲気が「小悪魔的な少女」そのもので、ゆいりもそれをきちっと分かって振舞っている感じです。

女装しているときは特に、「大人しく可愛いのが女の子」というのではなく、「ちょっと意地悪で強引で男の子を困らせる」のが女の子だという感じで、女の子とはどういうものかきちんと分かってなりきっている感じがします。
なので、もちろん男×男でなければ成り立たないお話ですが、女性が読むには「女の子ってこういうものだ」というのが分かっている分苦手感が出そうです。わざわざ男×男として読まなくてもよかったかなーと個人的には思いました。

あえていうなら、男性にも読めるんじゃないかな、という「男の娘もの」のくくりに入りそうです。

それ以外の読みきりも基本的にえろ多目。
今より局部などがはっきり描かれているのが印象的です。
ちょっと古い作品ですのでこの方の最近の作品よりは絵柄が荒い気がしますが、もとが可愛い絵柄なので読みやすいと思います。
少年好きな方にはおすすめできる一冊だと思います。

1

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