おまえになら処女をも捧げる覚悟なのにゴリラ呼ばわりってひどくねえ!?

コミック

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お前がバカを言いだす日には

omae ga baka wo iidasu hi niwa

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表題作お前がバカを言いだす日には

慎太,リーマン,無神経な高校の後輩
瀬田航,26歳,タチ専のヤリチン

同時収録作品ラブはどこへいった 前編・中編・後編

小野寺,バツ2の飲食店経営者,キャバクラの常連客
千葉良平,23歳,大学生,キャバクラのボーイ

同時収録作品犬に餌づけをする時は

宮垣耕太,19歳,大学生,カフェでバイト
正,24歳,ゲイ寄りのバイ,風俗記事も書くライター

その他の収録作品

  • そういや俺もバカだった
  • あとがき
  • カバー下:漫画「あとがきのアレがバレるまんが」

あらすじ

バリタチの航は、長年片思いしていた後輩の慎太から「ゲイかも」と打ち明けられる。慎太相手ならネコでもいいと健気に思うほど、一途に想い続けていた航にとっては夢にまで見た告白だったが――!?

作品情報

作品名
お前がバカを言いだす日には
著者
日塔てい 
媒体
漫画(コミック)
出版社
KADOKAWA(エンターブレイン)
レーベル
B's‐LOVEY COMICS
発売日
ISBN
9784047301467
4

(214)

(84)

萌々

(81)

(32)

中立

(14)

趣味じゃない

(3)

レビュー数
27
得点
854
評価数
214
平均
4 / 5
神率
39.3%

レビュー投稿数27

タッてる!!キャラが!!!(も??w)

ていさん!!!初コミックスおめでとうございます!!
木日本でノックアウトされ、兎虎本をも集めましたw
二次創作は良いけど、オリジナルは…
という作家さんもいらっしゃいますが
ていさんは流石!!!!!
どの登場人物も(脇でさえ!)とても個性豊かで
物語の中で活き活きとしていました!!

『お前がバカを言いだす日には』『そういや俺もバカだった』
高校から好きだった後輩(ゴリラってルビww)が
急に「センパイの逆っぽいの紹介して」なんて
おめーは!!!!!航(センパイ)に一回掘られろ!!!!と
のっけから憤ってしまった私なんですがw
航の気持ちも知らず、ただ航がゲイだからってだけで
“女にときめいたことがないから男なら”とか短絡過ぎだろ!!
しかしね、この不躾で失礼な慎太が
航の本気さというかいじらしさ&恥ずかしがる姿を見て興奮するって
DTゆえか、無自覚な恋ゆえか…。
航はタチだけだったのに、後ろは慎太に捧げるとか愛だなー!!
前も後ろもガンガン楽しんでたんだろうと思い込んでた慎太が
いちいち「ビッチ!!」って言ってて
誤解されるのもしょうがない航ですが
「あざと(い)ビッチ!!」はゴロが良くて笑いましたww
テクがあるのは、過去の経験の積み重ねで嫉妬って
慎太の独占欲もわかるし
関係を持っても付き合っているだなんて思えず
慎太の機嫌を損ねてしまう航の気持ちも理解出来ました。
(慎太の言動が、ちゃんと好きって気がしなかったから)
とにかく長年の想いが実って、航おめでとう…!!
慎太!航を大事にしてよ!バックバージン奪った責任あるんだしw

『ラブはどこへいった』
…表題作より好きなお話…。
航と関係があったネコの良平(大学生・キャバクラのバイト)が
常連客でバツ2の飲食店経営者・千葉を目の保養としていて
良平がゲイだとバレた瞬間から関心を持たれて困るお話です。
良平が!すごく温和そうなのに!!実は人前では猫被ってたってのが!!!
(ネコだけに!?)
この度むちゃくちゃ萌えましたです…。
人間には多面性があって当然だと思いますが、もう臨機応変!!!
快感を追う時はしおらしいけど、女と比較されてムカついて
「さっきからごちゃごちゃうるせーなぁ」とか口が悪くなるのも、
千葉の飄々とした態度に腹が立ってるからなわけで。
カラダだけのライトな関係だけだったのも
高校時代の苦い思い出のせいだったし、
ノンケなんてキツイ想いするだけだし。なんだし!!!ww
でも激しく抱かれた感覚は消えないし……。
めっちゃチャラそうな千葉さんの、意外な束縛タイプがまた萌え!!!
いっそもうことごとく甘やかされCHINA♡

『犬に餌付けをする時は』
航とも関係があった、亮平とはゲイ友の正(ネコ)が
5歳年下のカフェバイトの耕太(ノンケ…?)に迫られるお話。
耕太視点で進みますが
もうこれ押せばすぐくっつくんだから頑張んなよ?みたいなw
年下で手料理にくいつく耕太が密かに正を好きで
男なのに色気のありすぎる正の男の影に嫉妬して泣いちゃう耕太も
可愛かったなー…。
年下ワンコ攻め好きなのでw
でもね、何が気になったかって、耕太の叔父(カフェ店長)が!!
ていさんもいつか叔父さんの話を描きたいとあとがきでおっしゃっていて
待たせていただきまーす!!!
柔軟性のある叔父…好き…。

絵柄に多少クセがあるかもしれないので
美少年とか美中年(?)をお求めの方にはどうだろうと思いますが
男と男がぶつかり合う、
コミカルな恋愛物語をお読みになりたい方には!是非!!
ちょっとばかり泣いても女々しくないし
おねだりが少し可愛くても女性っぽく感じないし!!
なんだし!!!(しつこい)
かーなーりー読み応えがありました!!!
“エロスとコメディの新星”!!ていさ──ん!!大好き!!!

14

歯に衣着せぬ言い合いがいい!!

青年コミックのような絵柄ですが、
安定した画力でテンポよくコミカルに!でもエロく!!
(標準とエロエロの間くらいのエロさかな♪)
初コミックとは思えぬ面白さに、すっかり引き込まれて読みました。
いやぁ~かなり好きです、もっともっと色んなの読みたいなぁ!

3CPのお話が入っていますが、
受けが3人とも同じゲイバーの常連客で友達で、
(ついでに言うと1人は元タチ専で昔エッチもしたことがある仲)、
話が全部繋がっているので、まとまりよく満腹感アリの1冊と感じました。


■表題作「お前がバカを言いだす日には」「そういや俺もバカだった」
高校時代の先輩後輩で、社会人になった今も仲の良い友達、
攻めは、無神経な童貞の後輩(表紙の下の抱えてる方)、
受けは、そんな攻めに片思いしつつも、今まではヤリチンのタチ専。

ある日、
ノンケのはずの後輩が「俺、もしかしたらゲイかも」と言い出す。
「実はセンパイのこと…」と告白が続くのかと期待したら、
"センパイと逆っぽい" ゲイの知り合いを紹介して、とw
彼に片思いをしているセンパイからすると、
なかなか酷い言い様だけど(片思いは秘密なので仕方ないんだけど)、
その攻めの後輩のズケズケ言う物言いがかなり可笑しくていい。
センパイが「俺でもいいじゃん」って、
タチ専だったのに受けになってエッチしようとすると、
「なんの嫌がらせだよ!トラウマ植え付けるつもりなんだろゴリラ!」
なんて言ってくるしw

そんな気の使わない男友達の間柄のふたりが、
エッチする仲になって嫉妬したり誤解したりケンカしたり~~
嬉しい言葉を言われても笑顔じゃなくて変な顔になっちゃうのとか、
言い合いしながらエッチするのとか、かなり萌えました♪


■「ラブはどこへいった」前中後編の3話
表題作の受けのゲイ友、
高校時代にノンケに振られた過去がありノンケ嫌いの奔放な受けが、
金も余裕もあるバツ2のノンケオヤジに目を付けられて~というお話。
クールに立ちまわって、
しょうがないから1回だけ遊んでやる…そんな態度だった受けが、
大人なオヤジに心中をあばかれて心捕らわれていく様子にゾクゾク!


■「犬に餌づけをする時は」1話
やはり表題作の受けの友達、ゲイ寄りのバイ(受け)が、
ごはんを作ってあげたりして可愛がっていた19歳のおバカなワンコに、
片思いされて押し倒されて~というお話。
攻めの年下くんが、犬から男に変わるその様子と葛藤の表情がいい。


どれも気持ちを晒してぶつける時の言葉や表情がとてもよくて、
題材自体は特別目新しいものではない気がしたけど、
しっかりオリジナリティーを感じる描かれ方で素晴らしかったです。

最近クォリティーの高いデビューコミックが多い!
そんな印象を受けているんですが、コチラもそういう1冊だと感じます☆
絵柄が苦手ではなければ、是非読んでみてほしいです。

13

男らしい受けが好きな人にはオススメ

ストーリーは単純でよくあるお話、絵はクセはあるけど綺麗で見やすい。
キャラクターがとても魅力的でした。
表題作…先輩後輩もの。
攻めは、「無神経だし鈍いしやさしくないしイケメンでもないしっていうかゴリラだしゲームオタクだし童貞のくせにふてぶてしいし、全然可愛くないけど愛しちゃってるんだよ〜(by受け)」とその通りで、
受けはなんかっていうか実際だけど、攻めっぽい。風貌も攻めより(1cm)大きいしがたいも良く男らしい性格。攻めのためならネコでも良い…とか、一途で健気だったり、エチの時は急に顔を紅潮させしおらしく、受けらしくなったりギャップが良かったです。
掛け合いがとても面白かったです。

同時収録の『ラブはどこへいった』の方がストーリー的に漫画的に良かったです。

4

個性の描き分けが絶品!!

絵に勢いがあるというか…行動も結構激しいです。でも凄い個性の描き分けが上手だな~と思いました。20代前半の力有り余る荒々しい男っぽさ。とっさに手が出てしまう所とか、怒りがこもって野球部並みのフォームで投げちゃう姿とか。とっさの行動の荒々しさが凄く現実味帯びてるというか。同じ20代でも心に傷を持っているために淡々としている姿、大人はしっぽり大人の魅力。うま描き分けられているとおもいます。
3カプ受けがお友だち同士です。
慎太×航 航が自分でもイーじゃないかと襲おうとした理由を話すときの~~~わかれよっ!って小さくなる航の姿、素晴らしい!!それまで喧嘩ばかりして態度も身長も自分よりでかい男が、自分の事を思って切なくして小さく丸まっている姿。そんなのみたら誰でもキュンでしょ!
小野寺×良平 最中、小野寺が男に精液かけられるなんて新鮮。て言うんです。BL的にはそりゃひどい!!ってなりますけど、きっと初めての男体験ならそう思うんじゃないかな…とか、一言一句が気取ってなくていんですよね~。それに対しての良平の外ずら使用の『僕』とか使って挑発したりとか。ひやひやドキドキ感伝わってきます!!
耕太×正 ここでも買い物帰りの正と耕太ほ喧嘩になり正を怒らせます。そして買っていた大根を塀にぶつけるんです。その後の正の涙!!きっと同じ行動をしても航だったらここは涙描かないだろうな。とか、個性がね、本当に描き分けられてると思います!!

4

とにかく愛おしい!

長身同士、筋肉のついたがっちり体型同士で、切なかったり笑えたりとキュンとするラブコメを展開していく様子が好きで何度も読み返している作品です。
片思いや過去のあれこれで胸がきゅっと苦しくなるような繊細さと、わちゃわちゃドタバタしているギャップがたまらないなーと感じます。
そういうことを超えたあとのあまーいエッチかと思いきやここでもラブコメ感が出ていて、皆がより一層愛おしくなります!
最後はハッピーエンドなので、幸せな気持ちで本を閉じられます。そしてすぐ読み返したくなる、私にとってとても素敵な作品です。

3

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