ずっと憧れていた、でも……

青の華燭

ao no kashoku

青の華燭
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神1
  • 萌×23
  • 萌3
  • 中立1
  • しゅみじゃない2

--

レビュー数
3
得点
27
評価数
10
平均
3 / 5
神率
10%
著者
高岡ミズミ 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
雪舟薫 
媒体
小説
出版社
講談社
レーベル
X文庫ホワイトハート
発売日
ISBN
9784062868501

あらすじ

空和は特別な子だから――。
幼い頃に両親を事故で亡くした蓮見空和は、大きな屋敷に暮らす人嫌いの洸仁の庇護の下、宝物のように大事に育てられた。地味で目立たない空和にとって、ずっと変わらない圧倒的な美貌を持つ洸仁は憧れの存在であると同時に、いくつもの秘密を感じさせる人だった。 洸仁のためならなんでもできる、そう思っていた空和
だが、いくつもの知らなかった事実が露になっていき!?

表題作青の華燭

蓮見洸仁,空和の養父で大企業の顧問
蓮見空和,大学一年生

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数3

百年ごとの人柱

優しく大人しい蓮見空和は、記憶を一部失っている。
空和を養子にした洸仁は、大きな屋敷を構え、年を取らない不思議な人。
雪舟薫 さんのイラストが綺麗です。

著者は、神話が大好きなのだそう。
世界中のドラゴン伝説は、氾濫する川の治水伝説。この話の土台は水神への人柱。

神契の伝承
・・昔、川の治水を水神に祈願した村長が水神と契約を結ぶ。
神力を賜る代わりに、百年ごとに子孫から生贄を出す。
村長の子孫は、生贄の約束と、契約解除の「水神の真名」を継承する。

約束の100年周期が訪れ、村長の子孫から贄を出さねばならない。
孫の命を惜しみ、両親を失った3才の子を身代わりに仕立て、箱に詰め水に沈める。
・・水の底に沈みながら青い竜に笑顔で抱き着く身代わりの幼児。

空和と水神の婚礼
伝承を信じない村長の子孫は、空和を拉致。空和を助けて力尽きた水神は、別れを告げて泡になる。
みーんな消えてしまった後、空和は洸仁を探す旅に出て水神を復活させる。
水底で、水神と生贄の華燭の典が、表紙の絵。
華燭の場面で、官能シーンが二回ありますが、他は有りません。
BL要素薄い民話ファンタジー、私は綺麗な話なので好き。面白かった。

誰かの犠牲の上に成りたっている平和な生活。
悲しい人柱の伝説を、この作品は水神の純愛として描いています。
人柱の魂、神霊の世界で幸せになる、そう想像したら生贄を送る側(私たちもその子孫)の罪の呵責が減りますね。

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華燭/花燭(かしょく)
(結婚式の席上にともす)華やかなともしび、華燭の典は婚礼を祝していう語。

0

深窓のお姫様 反抗期とはじめてのおつかい編

神秘的な謎を秘めた会社役員×超箱入り深窓の令息
年の差溺愛カップルです。

最近の高岡さんの作品はVIP以外相性のいいものに出会えなくて残念に思っていましたが、久しぶりに萌える作品に会えました。

可愛いひと。の高根みたい年上のなんでもできるかっこいいひとにべったべたにまやかされる受けを見るのは結構好きです。

両親亡きあと引き取り育ててくれた遠縁の洸仁のことを敬愛し、いつか大人になたら洸仁の役に立ちたいと願っているファザコン気味な男の子です。
でも、何にも知らない守られているだけの弱いい子じゃないっとこがいいです。

いつまでも若々しく年を取らないような神々しい美貌という設定から、もしかして洸仁は吸血鬼では?なんて思ってしまいました。

大学生になってちょっと遅めではありますが、とっても従順でいい子な空和が人として迷ったり悩んだりしながら成長していきます。
空和が育ての親のいうままだったけれど、それに疑問をもったり自分の意志で行動しようとしたとき、感情を持たないような洸仁が確かにだんだん人間臭くなっくるという二人の変化によって止まっていた時が動き出したようでした。

後半、誰もいなくなってしまった屋敷で一人朝食を食べ出るシーンが悲しくて涙を誘いました。
家事などできない空和が頑張って焦がしながらもトーストだけの食事をとりながら「フルーツやサラダも食べないといけないよ」と諭すような洸仁の声が耳に蘇ってくると泣きそうになるけれどそれでも泣かずに踏ん張っている姿に打たれました。

華燭の儀のイラストが美麗でした。

風早・鳴守の従者コンビもこの物語の見えないところで何やらやっているらしく二人の関係も含めて気になります。

続編が見たいです。

5

一人は寂しい

表紙は青くてキレイだが、まさかそれだけでgetしたのかなあ。
手にした理由がまったく不明。
高岡先生、ちょっとおどろおどろしいお話を書かれるイメージがあって
さけていたので、読みながらドキドキ。

1.ニライカナイほど 痛いとか怖いはなかったですが、
少々リアルに怖いところがあったぐらい。耐えられました。

2.大切にされてきた受けさんが一人になった時の描写が心にしみました。
一人という空気が、ひんやり周りから浸み込んできて、寂しすぎて、
読んでるこっちが泣きそうでした。
この部分の描写だけで 萌。

3.二か所ほど地雷ポイントがあったので、盛大には萌えられなかったです。
(おトイレと、どろどろ・・・)

おトイレ話と、ちょっとオカルトチックでも大丈夫な方ならよいのでは?
健気な受けさん、頑張るお話です。

0

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