愛されたくない

aisaretakunai

愛されたくない
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神7
  • 萌×28
  • 萌6
  • 中立6
  • しゅみじゃない4

--

レビュー数
7
得点
91
評価数
31
平均
3.3 / 5
神率
22.6%
著者
夜光花 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
佐々木久美子 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344834033

あらすじ

なぜ恐ろしいほど自分に執着してくる三神恭に困惑する伊澤だったが、ある日二人の関係を大きくゆるがす秘密を知ってしまい——。

表題作愛されたくない

三神恭,高校3年〜26歳
井澤恵,高校3年〜26歳

その他の収録作品

  • 愛されたくない 2

レビュー投稿数7

個人的大ヒット

これ、好き嫌いが分かれると思いますが私には大大大ヒットでした。

攻めが、一言で言うと キモチワルイです。
完全な攻→→→→→受 なので、甘々な雰囲気は期待しない方が良いかも。又序盤にレイプ表現があるので暴力的な性行為が苦手な方にはおすすめできません。

ただただ気味が悪くて暴力的だった攻めが、受けに好かれたいがために涙ぐましい努力をする様が段々可愛く見えてくる...か どうかが好き嫌いの分かれ目かと 笑

私の場合、そこまでやるか...もう根負けだよ!!と、受けとシンクロして絆されてしまいましたw

凪良ゆう先生の『美しい彼』、宮緒葵先生の『渇仰』がハマった方は一読の価値アリです!

12

執着攻めというよりもはやストーカー攻め(笑)

他の方のレビューでもあるように、好き嫌いが分かれる作品ですね。
ちるちるの評価も綺麗に均一w
でもわたしにはクリティカルヒットだったのでレビュー入れます。


話は高校時代の前編と社会人の後編の2部仕立て。

女優の息子で問題児の恭(攻)に転校初日から付きまとわれる恵(受)
いくら冷たくあしらってもストーカーのように付きまとわれて、とうとうレイプされます。
ここでメソメソするか萎縮する受けが多い中、反撃して制裁を与える攻めに目からウロコでした。

やられたらやり返して、攻めをぞんざいに扱う受けがツボでした。
それに、受けが強いキャラだとレイプが重々しくなくて、読んでるこちらは助かります。

そして、受けの制裁で攻めが去って後半へ。
「○○したら付き合ってやる」って上から目線の受けとひたすらがんばって成就しようとする攻め。
こういうカップリングが好きな方には声を大にしてオススメしたいです。

このお話がヒットだった方は夜光花先生の『君を殺した夜』も読んでみてください。受けと攻めのパワーバランスが似た感じで、きっとツボだと思います。

2

面白かった!

読む前にレビューをちらっと見たところトーンが「シリアス」「痛い」で、攻めが相当やべーやつみたいな印象を受けたので、かなりの覚悟を持って読んだんだけど、結果から言って全然だいじょうぶでした。

たしかに前半の攻めは、相当な狂犬。
ストーカーにレイプとリアルなら完全にアウトです。
ただし、BL世界ならこういうキャラもアリだと思いました。
(リアルならNGなのに、BLフィルターを通すとアリになるって自分でも不思議だけど)

そして受けはレイプされて泣き寝入りするようなキャラではないんです。

社会的制裁、それも身に覚えのない覚醒剤所持で攻めが逮捕されるという、ちょいやりすぎでは?と思わなくもない仕返しをする。
というわけで前半は攻め受けともにやることがエゲツないというか、どっちもどっちだと思ったんですよね。

ちなみに前半のシリアス&痛いトーンというのは納得なんだけど、後半はかなり「コミカル・シュール」だと思います。
ちょいちょい笑った。

どうすれば俺のものになってくれる?という攻めの魂の叫びに対して「社会に役立つような人間になったら、考えてやってもいい」と言った受け。
逆立ちしたって無理な要求を突きつけたつもりだった。

なのに、8年後に攻めは「海外で地雷撤去に励み、地雷撤去の画期的な新製品を発明したことで世間から評価されているボランティア活動家」として受けの前に登場!というところからしてなんか笑ってしまって。

8年経っても受けへの気持ちは1mm足りとも減る様子がない攻め。
その様子に根負けして今日だけはと抱かれることを許すんですね、受けが。

まぁ一度抱かれたら、あとはお察し……。

連日の攻めのあまりの絶倫ぶりに、体重が激減した受け。
「1回、2回なら俺も嫌じゃないよ。こんなに長時間やられるのが嫌なんだって」と諭すんだけど、1回、2回ならOKなんかい?!と笑ってしまった。

前半のあいつだけは絶対に無理!という状態から、どうやって攻めを受け入れるようになるのかなぁと楽しみにしてただけに、最後はちょっと攻めがかわいそ……と思ってしまいました。

というのも、受けに好かれたくてとにかく必死なのが伝わってくるんですね。
受け至上主義の狂犬っぷりは己の中に飼い殺しつつ、一生懸命お利口ワンコになろうとしてるところがかわいいというか。

それなのに受けときたら「毎日一緒を死ぬまで続けるのは無理だから、海外ボランティアに行け!そして3ヶ月に一度は戻ってきていいから」で終わっちゃうんです。
まだラブしてないの……。
ここがちょい不満だったので、萌萌どまりです。

攻めとの行為が日に日に心地よくなっている自分を認めつつも「いつか好きな女性ができたら」と希望を捨ててないんですね、受けが。
まだ無駄に足掻いている状態なんだけど(そこがコミカルっぽいのだけど)そのうち絶対変化するんだろうなぁとは思います。

だけどこのままでは攻めが可哀想なので、将来を考えてみました。


海外ボランティアとして危険な場所にいくことも多い攻め。
ある日、攻めが滞在している地域で紛争発生、多数の死傷者も発生というニュースを目にする受け。
もしかして攻めが死んでしまう&死んだ可能性も?!という事実を前に崩れ落ちそうになる。
攻めへの思いをここではっきりと悟る。
攻めは無事に帰国。
もうどこにも行くな!!と泣いてすがってエンド。

バカップル誕生!

fin♡


2

癖のある攻め

夜光さん買いです。
先の方がおっしゃるとおり、好き嫌い別れると思います。
癖のある攻めが好きで、そのような作品を探して読んでます。この作品も癖がありすぎてその点は期待を裏切りません。受けもなかなか芯のたつ変わり者です。
前半は三神(攻)も恵(受)もなかなかどぎつくて、萌える萌えない好き嫌いという認識ができず、人物像を掴むのに精一杯でした。
三神の母は、恵の父と不倫して息子を出産した有名女優。三神が高校生時分に息子がした悪さを経済力でもみ消したのですが、それって母親が自分自身のためにしたことでしょ、と醒めた気持ちで話を追っていました。
三神は母親との関係が険悪というわけではないだろうけど、肝っ玉母さんのような熱さを感じる親子関係でもなくというように見えました。だから、恵に執着して追って追って追いかけるのかなと。
恵が海外ボラをしろと三神に言い放って、それに素直にしたがうのも親から熱く愛されなかった変わりなのかと考えてしまいました。
前半を読んでる時はドロドロ激しいエキセントリックなお話でしたが、後半はコメディのノリでした。
恵を眺めていたいがために、わざわざホームレスになる三神のシーンは笑ってしまった。

3

ドン引きしたけど面白かった、萎えたけど萌えた、趣味じゃないけど好き!

いや~~~~…これは難しい;

2部作形式で、前半は2008年に雑誌掲載された作品。
後半は書籍化にあたり書き下ろした作品となっています。
その7年のタイムラグに作者さんの実績が顕著に現われている気がします。
(何様みたいな言葉になってしまった;ごめんなさい;)

正直前半は趣味じゃなかったです。
どうしても攻めの行為に嫌悪感を持ってしまう。
けれど後半になると人間の多面性を垣間見るというか、
根本は変わらないのに憎めないヤツになってるのですよ。

ドン引きした前半が嘘のように後味が悪くないお話に仕上がってて後半は夢中で読みました。

挿絵も雑誌掲載時と同じレーターさんだったようで
作画のタイムラグはさすがに戸惑いが大きいですね(^^;)
表紙と口絵が同一人物に見えない…;
個人的には2008年のイラストの方がキャラのイメージ通りで好きです。


さてさて。
お話は受けが転校先で攻めに一目惚れされてしまい、
ひたすらひたすら追いかけられるお話です。

と、一言にまとめるとコミカルなようですが、実際はただのストーカー。

最初は遠くからジッと見つめ(周囲からは睨んでるようにみえたらしいですがw)
次のステップで受けが1人の隙を狙って接触を図ってきます。
受けがどれだけ厳しい言葉で拒否をしても攻めには全く伝わらない。
むしろ「どうしてだ!」「なぜ付き合ってくれないんだ!」と激高。
ああ、もう完全なストーカーの発想やん…;;

ある日攻めはとうとう実力行使に出て、受けを縛り付けた上に手酷くレイプ。
そのまま監禁しようとしてたのですが攻めの母親が気付いて逃がしてくれます。

ここまでの一連の流れでドン引きMAXですよ。
ただただ攻めが気持ち悪いの一言。
好きでもない人に追い回される嫌悪感が伝わります。

そして受けはとうとうブチキレて報復行為に出ます。
顔に似合わず大胆な行動にビックリ(゚ロ゚)!!
それだけストレスが溜まってたんでしょうねぇ。
(でも同情はするけど報復の仕方も笑えなくて引いた…;)

それでも攻めは諦めない。
考えあぐねた受けはある条件を出しーーーと展開します。


攻めにも受けにも共感出来なくて
第3者目線でも楽しいとか萌えるとか感じることもなく。
ひたすら顔を歪めながら黙々と消化した前半。

だけど後半になると攻めに絆されてしまったんですよ。不思議と。
「ストーカー」が「一途」に変換され、
「執着」が「献身的」に変換され、
ああああ、どうなってるんだ、私の脳内…!((((ФωФ;)

受けに好かれるために頑張って生きてきた攻めが可愛く見えてキュンキュン。
受けは攻めを拒否したくてかなりキツイ言葉を投げるけれど、それでも諦めない。
身体で陥落するのが無理ならばと、せっせとご飯作って、家事して。
嫌われてると知りながらも尽くす姿にすごく萌えました(;///;)

でも受けはそんな姿は目にも留めないのですね。
受けにとって攻めの愛情は厄介なモノでしかないから。

受けが攻めを拒否する姿は
前半部分では正当防衛にも見えましたが
後半部分はただの性格の悪い人でウンザリした気持ちになりました。
うん、でも仕方ないよね、最初が最初だし…と思う部分もある。
でもそろそろ攻めの頑張りにも気付いてあげて?ね?

いや~これは感情の言語化が難しい。
面白いけどドン引きした、萌えたけど萎えた、趣味じゃないけど好き!
相反してますがどれも素直な感想です。
なので評価はど真ん中で上げます。

1

感情移入できるかが肝

夜光花先生といえばファンタジーですが、こちらはファンタジー要素ありません。
高校生の時に出会った攻めから執着されるお話で、初めは受けに同情していたら最後は攻めに同情する事態になってたという。
夜光花先生好きで、私自身もわりと速読な方だと思うんですが、今作は好みじゃなかったからか読むのに時間かかってしまいました…。

受けに一目惚れして陵辱する攻めは確かに酷いヤツです。
報復のため覚醒剤所持で逮捕するよう仕向ける受けの気持ちも分からんでもない。(やりすぎだけど…)
でも8年もの間、ボランティア活動に励み他者から賞賛される実績を持つようなった攻めに対する受けの態度の悪さったら!
攻めは一方的すぎるんですよね…そんな男に執着されるんだから受けの態度も悪くなるのも当然なのかもだけど、愛されている事に胡座をかいているように見えて何とも感じ悪い。
最後は『3ヶ月に1回帰って良し』という事で攻めをまた海外にやる受け…はぁ?何様!?と、受けへの好感度が更に下がって終わってしまいました。
こういった愛の形もあるかもしれないとは思うのですがモヤモヤしたものが残る…。

あと、異母兄弟という設定は必要だったんでしょうか?
個人的には「そういやそうだった」という感想しかなかったです。
異母兄弟だったから強烈に一目惚れしたのかといえば違うし…受けの何が攻めにビビビッときたのか分からん…。

受け攻めに感情移入できてこそ、作品の評価が変わるんだと思います。
私はどちらも無理だったので、評価は『中立』です。

1

電気信号は無視したまえ!

2008年の雑誌掲載に加筆修正した物と、その続きの書き下ろしで構成。
今、2015年ですからかなり前の作品ですね。
表紙絵がひじょうにスタイリッシュなのですが、ただ口絵の恵のギャップが凄まじい。
いくら成長したからって表紙の恵になるかなあ…
サラリーマン設定なのですが、表紙の恵はフリーターか自由業みたいではないですか?
この辺りはどうにも違和感残ります。表紙絵って誰よ?的な。

**********************
受けの恵は、飲料会社の広告業務を担当するサラリーマン。
父親に縛られて育った為、学生時代は静かな怒りの炎を燻らせていました。

攻めは女優の母を持つ、恵まれた体躯の三神。
現在は地雷地域でリポートをしながら、ボランティア活動をしています。
**********************

八年後、大人になった恵が回想する高校時代の出来事が、本編では中心となっています。
恵は高校三年時に父親が亡くなり、止むを得ず転校した先で三神と出会いました。
高校時代の三神は道を踏み外した不良で、転校前は進学校へ通っていた恵とは真逆の存在。
ただそんな品行方正とも見える恵の歪んだ内面と、外見とはギャップのある性格のキツさがなんとも良かったです。
最初のうちだけね(苦笑
だんだんと溜息しかでなくなりました、恵については。

この二人って外野から見たら、力関係では三神の方が強く見えるわけですよ。
不良だし、金持ちだし、おまけに頭も良くて美形ときて。
ですが、三神の不器用なアプローチをことごとく切って捨て、三神の将来をある意味決めた恵の方が実は強者ですね。
三神なんて「お前の顔見ると気分が悪くなる」と言われ、自分の顔カッターで切ろうとさえしましたから…デカワンコの思い込みって怖い(苦笑
現在に至るまでの八年間、恵の言葉だけにしがみついていたというのも。

実は二人が異母兄弟だったというのはまあなんとなく途中で予想がついたのですが、恵が三神へ行った仕返しと言う名の犯罪はまさかで驚かされましたよー。
BLで久々に「はい?」となりました。
なんてことしてんのあんたは…(汗
恵が三神にされたことも監禁凌辱なので気の毒ではあるのですが、下手したら社会から抹殺ですよ恵の仕掛けた罠は。
個人的にちっとも二人を好きにはなれず、苦痛でした。
せめてもの救いは、八年後再会した三神が相変わらず恵へ執着しつつも、とりあえず普通の人間の感覚を培っていたことですねえ。
高校時代は世間の目なんてどうでも良くて、とにかく恵だけしか見てなかったわけですから。
「玄関先でうるさくしてごめん」なんて…お母さん感動した!
でも、恵は相変わらずでしたね(溜息
結果として三神と付き合うことに了承しましたけど、それは三神にこれからも海外で活動させ、自分の所へ戻るのは半年〜一年に一度とかならば良いって…あなたはどなた様なのですか?という傲慢振り。
それでも三神は幸せなようですが、こちらは読んでいて不快感でいっぱいになりましたよ。

三神と恵の担任の須崎がこの作品で一番お気に入りなのですが、同じ方はいないかなあ(苦笑
『電気信号が走った』という三神の台詞の説明をしてくれる須崎に、なぜかボーッとのぼせ上がってしまいましたよ。
まあ、あまりに主人公二人に萌えなかったせいでしょうが。

しかし恵の父親への嫌悪は、夜光さんなのでてっきり近○相○のせいかと決めつけていましたが、さすがに違いましたか(苦笑
この作品はリンクスさんなのですが、リンクスさんならば『忘れないでいてくれ』と『サクラ咲ク』のスピンオフを出して欲しかったです、個人的には。
まさか夜光作品に趣味じゃないつけることがあるとはなあ…

17

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