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表題作ゆるく、とろけて

航大 高校生
碧 高校生

同時収録作品つららとろける

義春

その他の収録作品

  • ゆきどけみず

あらすじ

お前の本当の気持ちが知りたい。碧と航大は仲の良い幼馴染。昔からよく、二人で海に行っては遊んでいた。けれどある日、海でセックスをしているカップルを見てから、二人の関係はただの友だちとは少しずつ変わっていく…。歪んだ形のまま、高校生になり、航大は碧が好きだと言うが、それは勘違いだと、碧は航大をつっぱねて――。体が繋がっても、心が繋がるとは限らない。触れられるからこそ、伝えられないキモチ…

作品情報

作品名
ゆるく、とろけて
著者
香山アオリ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
発売日
ISBN
9784758074049
3.1

(15)

(0)

萌々

(6)

(6)

中立

(2)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
4
得点
44
評価数
15
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数4

おすすめします

本作は「遥か彼方、碧く」と「つららとろける」+描き下ろしの中編二本が収録されています。
物語は、どちらも昔からの幼馴染み同士で片側になんらかの弊害が生じて、なかなかうまくいかない恋物語。
タイトル通り、ゆるくとろけるような切ないストーリーの進み方になっていてスッと入ってきました。
最初から最後までとても綺麗な一冊になってます。

0

ストーリーがいいです。

2回読んだのですが、2回目の方がより良く感じました。
この作者の作品は初めて読むのですが、ストーリーが結構好きです。
1作品目は流れでエッチなことをしてしまい、本当に自分のことが好きなのか?体だけではないか?と悩む受の話で、それに対して攻は半年我慢すると言ってくれるのですが、その間も受の気持ちを考えていて、なんと幸せな受!という感じです。優しさがつたわってきます。
2作品目はノンケの受とゲイの攻の話。よくある話ではあると思うのですが、攻は受のことを思って8年間気持ちを隠し続けます。8年間も片思いとかしたことないよと思うと本当にすごいなって思います。あと、最後の攻の言葉だとか表情が幸せそうでいいですね。
両方とも好きだなーと思いました。

0

2作品収録

◾︎遥か彼方、碧く
◾︎航大×碧 幼馴染の高校生
表紙はこの作品の2人です。
かわいい絵柄と違って、背徳感とただれた雰囲気が結構強い作品でした。航大の笑ってない目がちょっと怖い…

◾︎つららとろける
◾︎義春×柊 攻が受に高校から8年片思い
本筋以外の間がないのがもったいない〜
小ネタや細かい萌が挟まってたらもっと厚みが出た気がします。本筋だけで構成されているので、テンポが良いのですが、あっさり終わってしまった。柊が鍋の具材考えてるときぐらいの温度感の脇道がもっと合った方が登場人物のキャラクターが見えてきてよかったな。

0

う~ん…

電子書籍の立ち読みを拝見して、すごく読んでみたくなって購入してみました。

う~んと、ごめんなさい、いまいちツボに入りませんでした…。
お話は2つ収録されています。前半は幼馴染の、高校生のCPのお話。後半はリーマンのCPのお話。内容をざっくりと。


『遥か彼方、碧く』
幼馴染の航大(攻め)と碧(受け)。幼馴染で、今は同じ学校に通う高校生。
子どものころから仲良しで一緒に遊び、海にもよく行っていた二人。が、今から10年以上も前に(年齢ははっきり書かれていませんが、おそらく小学生になったばかりのころかと思われる)たまたま海でセックスするカップルを見て、そのカップルの真似をしてキスをするようになり、中学生になったころには抜きあうようになり。
航大は碧に「好きだ」と何回も伝えているけれど、碧は「自分の体にハマっているのを『好きだ』と勘違いしてるんじゃないか」と思っていて…(ちなみにこの二人はまだセックスはしていない)。

というお話。

えっと、まずそんなに子どものころからカップルの真似をしてキスとかするなよ…。と親目線で読んでしまった。
お互い両想いなんですけどね、たしかに気持ちを確認しあう前に体の関係から入っちゃったら、そりゃ、相手は自分のことが好きなんじゃなくてただ単に体目当てだと思っちゃっても仕方ないと思うんですよ。

で、航大は碧のことが好きだと証明するために短くても半年は碧に触れない、って約束をするんですけどね。その約束を碧が破っちゃダメじゃないのかなあ。とか思ってしまった。

後半は表題作『ゆるく、とろけて』
高校の時からの友達の義春(攻め)と柊(受け)。
可愛い容姿の柊は高校生の時に男の先輩に無理やり関係を持たされそうになったことが原因でゲイが苦手。そんな柊を放っておくことができず気にかけているうちに、柊の事が好きになってしまった義春。
自分の気持ちが柊にばれてしまったら友達としても会えなくなってしまうと危惧する義春は自分の気持ちをずっと隠していたのですが、あるきっかけで自分の恋心が柊にばれてしまい…。

というお話でした。

うん、設定はとても好きなんです。
が、ゲイが苦手な柊が、なぜ義春の気持ちを受け入れたのか、いつ義春への想いが友情から恋愛感情へと変化していったのか、そのあたりが全く分からなかった。
義春にはセフレの愛人(あいと、と読むらしい)がいるのですが、この子も何というか中途半端な立ち位置というか…。
当て馬でもなく、応援しているというにはいじわるなことを言ったりするし、彼に何がさせたかったのかさっぱりわかりませんでした。

短編ではなく、どちらかの話に絞って、もう少し内容をしっかり描き込んだ方がよかったと思います。
色々薄っぺらいし、話に重みがなかった。

あとねえ、顔がみんな同じに見える…。登場人物が少ないので見分けはつきますが、これで登場人物が多かったら誰が誰かわからなかっただろうな、と。

きつい評価で申し訳ない。
が、個人的には再読はないな、という感想です。

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