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表題作マッドシンデレラ 5

帝人朔一,財閥の跡取
貴志(帝人)良太,朔一の婚約者

あらすじ

「おまえの支えになれるようがんばるよ」
日本有数の財閥の跡取りである帝人朔一の婚約者は、
幼馴染みでお金のない苦労も知っている貴志良太だ。
長い長い春を乗り越え、ついに朔一と結ばれた良太は、
正式に朔一の筆頭秘書として働くことに。
慣れない仕事に戸惑いつつもがんばる良太の前に、
朔一をライバル視するアラブの富豪が現れて!?
マッドシンデレラついに完結♥

作品情報

作品名
マッドシンデレラ 5
著者
山本小鉄子 
媒体
漫画(コミック)
出版社
大洋図書
レーベル
H&C Comics ihr HertZシリーズ
シリーズ
マッドシンデレラ
発売日
ISBN
9784813030737
4.4

(89)

(57)

萌々

(22)

(8)

中立

(1)

趣味じゃない

(1)

レビュー数
10
得点
398
評価数
89
平均
4.4 / 5
神率
64%

レビュー投稿数10

長かった春、完結

サクカッコいい、そして可愛い。
そしてエプロンの似合う良太、やっぱり男前。

長い長い春にやっとピリオドが打てるところまで来て
サクと良太は一緒に住むことになり、荷物をまとめ始める。
サクの筆頭秘書となった良太は慣れない仕事を一生懸命覚え、
会社とサクのために日々努力を惜しまない。
健気に頑張る良太の姿は、リズさんはじめみんなの癒し。
それに比べサクの方は頭の中が良太とのSEXのことばかりで
一時も離れたくない、良太と仲良くしてる人を見たらやきもちばかりで。
良太の代わりに寮の食事作りとして来た良司にも嫉妬する始末。
その良司もサクのお兄ちゃんに認められ、
お兄ちゃんの元で研究員として働くこととなり・・
密かに良太を想っていた良司だけど、静かにその恋も幕を閉じ
最後には可愛い彼女ができたみたいで・・
ページをめくるごとにいろんなことが徐々に終わりに近づいていく感じがして
二人は確実に幸せになってるのに何とも言えない、寂しい気持ちになっていました。

今回はサクをライバル視するアラブのジャリルが来日。
留学時代の仲間だが、サクのほうはジャリルを苦手としていて・・
そのジャリルと良太を巻き込む事件が起こり
またもや良太は何者かに連れ去られてしまう。
こう何度もあると連れ去られることに慣れてくる良太だけど
今回ばかりは、もうダメかと腹をくくったみたい・・(後日談)

何か問題が起こるたび、怒ったり笑ったり泣いたりして
お互いがどんなに大切か、どんなに愛しているか伝え合って来た二人。
歳は一緒だけど苦労をしてきた良太は人の痛みや気持ちがわかる人
お金持ちだけどお金持ちなりの苦労をしてきたサクも
優しくて誰よりも良太のことを守ろうと思っていている人。

今までサクが良太を抱きたくても
必ず誰かに邪魔されて(ほとんどがお兄ちゃんだけど)
なかなか思うようにいかなくてもどかしいのが『マッドシンデレラ』
だったけど、婚約と言う形を正式にとり仕事も手伝い始めるなど
二人の関係が公になるともどかしさは少なくなり
むしろやりたいときにやってる感じ。
今までよりはHシーンもあるし、
二人の愛情を感じるところもたくさんありました。

終わってしまうのは本当に残念です。
可愛くてカッコいいサクと真面目でやさしい良太の幸せを祈ります。
またどこかで会えるといいなぁ・・

6

終わってしまうのが寂しいです

とにかく可愛いカップルでした。
もう見れないのはとても寂しいです。
5巻もありましたが、嫉妬して喧嘩とかなくて、ほのぼのしたカップルでした。
サクが良太を好きすぎて、スペック高いのに良太の前だとダメダメなのが可愛かったです。
最後の方で、二人が子供の時とは違う関係になったんだなーとしみじみしました。
仕事してる二人をもっと見たかったですが、良太なら慣れない世界でも一生懸命頑張って、ファンを増やしてるんだろうなーと安心て予想できます。
またどこかで二人に会いたいです。

3

終わってしまった~

とにかくひたすら楽しくて、癖のある人達が良いスパイスになっていて、そして悪い人が出てこないので(御曹司との身分差恋愛だと、横やりが入ったり、反対にあったりするものなのですが、このお話にはそれがありません。むしろ皆受け様の味方。)、読んでいて温かい気持ちにもなる作品です。

4巻までは、なかなか受け様とHに至れない、超ハイスペック残念攻め様(←褒めています。大好きです!!!!)でしたが、4巻でようやくHが叶いまして・・・私としては、Hに至れない(寸前で邪魔が入ったり・・・で・・・)→攻め様が悶々とする・・・のお約束パターンが大好きだっただけに、その面白さがなくなってしまうのね・・・と思っていたのですが、初めてのH後、なかなか次の機会にめぐまれず更に悶々としてしまう攻め様・・という新たなパターンが登場してくれました!!

そんな楽しいこの作品も今巻が最終巻。読み終わってしまうのが本当に寂しかったです。
さて、悪い人が出てこない作品だ・・・と前述したのですが、実はこの巻では本当に悪い人が登場します。さすがに命の危険性もあって、冷や冷やする緊張感が漂うエピソードもありました。

でも、そんな展開もありつつも、最後までとても素敵で楽しくて良いお話でした。

1

朔がナイス☆

ついに完結しましたね。小鉄子さん作品は割とホンワカなものが多いですが、これも可愛らしい二人にいつも癒してもらってました。

内容はすでに書いてくださっているので感想を。

もうね、朔一が大好きです。貧乏で、頑張り屋で、人の事ばかりを優先させてしまう優しい良太くんに萌える方も多いのかと思うのですが、私は朔一が大好きで。わんこ攻めが好きなこともありますが、何より彼の「良太バカ」がナイスすぎる。

「マッドシンデレラ」はドタバタするストーリーが盛り込まれていて、今巻も朔をライバル視するお坊ちゃん絡みで良太が誘拐されるシーンがありますが、そういうシーンがあっても朔一の良太への執着ぶりがあるので安心して読んでいられるというか。
家柄良し・ビジュアル良し・頭脳明晰なパーフェクト攻めでありながら、良太とするまでDTだったとか、早〇とか…。もう可愛すぎです。

最後の良太が朔の前で号泣するシーンは萌えまくりでした。もちろん今までもお互いを尊重し大切にしてきた二人ですし、5巻は初めの方から公私ともにパートナーという感じで話が進んでいきますが、本当の心の奥底で繋がったんだなあ、とほろりとしました。

書き下ろしの「あれから」は爆笑。リズさんや良司くんの、良太に対する好意も非常に良かったです。良司くんは恋人は男の子じゃないんだね。男の子ならスピンオフも…、と思ったのは内緒です☆

小鉄子さん作品のほかの作品とリンクさせて、またこの二人を登場させてい欲しいなあと思います。

5

嘘だ!完結なんて!!(大泣)

冗談じゃない……誰か、嘘だと言ってください…。
完結なんて…。
聞いてないぞ…。
私の「超絶萌え作品」が完結なんてえええええ!!
いやだ、いやだ、いやだー!ジタバタ(笑)

うう、スミマセン。
でも、取り乱すくらい、この作品が好きなんです…。
私の最大萌え補給作品なんです。
ストーリーは何もかも今からなのに、
「なんで終わってしまうんだ!?」っていうのが
正直な感想ッス…。

-------------------

ストーリーのレビューの前に、
「どうしてもこれだけは!」と思うキャラの魅力について
語らせてください!><
一番は、主人公の良太(受け)!……ではなく、
その相手の朔一(攻め・通称「サク」)について!

サクは「これでもか!」というほど、
ハイパーウルトラ金持ちの息子。帝人グループの跡取りです。
容姿端麗・眉目秀麗・頭脳明晰な少年(青年?)です。

なのに……
超ワンコ。
ワンコ攻めです。
良太を前にすると、もう見境が
なくなってしまうぐらい盛ります。
ああ、もうワンコ攻め!
私の大好物なんです!!><
しかもここまでくると、もう本当に素晴しい。
この潔いワンコっぷり。
しかも、早漏って設定ってなんですか!(笑)
ヨダレが出てたまりません。
読んでいる間も、ニヤニヤが止まらない。
本当に、めちゃくちゃ「萌え」キャラクターです。

-------------------

さて、ストーリーのほうですが、
前作で登場した当て馬(?)らしき、下宿の管理人候補・良司。
ダサイ良司にノーマークだった朔一(攻め・通称「サク」)と、
良司に親切にする主人公の良太(受け)。
そして、良太への気持ちを自覚する良司。
(名前がややこしいな!)

サクの兄ちゃんが所長になった会社へ、
良司は半ば無理やり就職させられることになってしまいます。

そして、主人公の良太は改めて帝人家にお引っ越し。
これから帝人家の一員として暮らすことになります。
でも、
到着した早々、サクが鼻息も荒く、
「(エッチを)するよ!!」と……。
ああもう、ムードもへったくれもありません。
でもこういうところが、サクなんだよなぁ……。

そしてエッチシーンへ。
相変わらず、致すときの声が大きいと、
サクに思われてしまう良太でした(笑)
ああ、でも良太、こういうところが可愛い!

そして良司は色々と迷った挙句、良太の一言がきっかけで
「帝人ケミカル」に入社を決心。
そして社会人になるべく、ダサ髪、ダサ眼鏡を取って、
超イケメンに変身!
でも中身はそのままで、良太に片思いしたまま……。
「片思いぐらいは許されるよね…」と一人思う良司が切ないです。

一方の良太(受け)とサク(攻め)は、豪邸に帰ってもラブラブ。
特にサクかこれでもか!ってくらい、ワンコで可愛い。
「挿れないから(Hしよう)」というサクに対し、
それを許してしまう良太も相当キテるなー。
このバカップルめ!


そしてストーリーは新しい登場人物が。
ジャリルという大学時代の友人?が会社に来ますが、
ジャリルが嫌いなサクは早々に追い返してしまいます。
が、ジャリルは良太がサクの恋人だということに感づいてしまいます。
おお、よく気付いたな。第六感?

しかも、そのジャリルと一緒に誘拐されてしまいます。
えー、また誘拐ネタ!?
もっといろいろ楽しい話題があるのに、何故その方向に走るんだ!
誘拐ネタ、3回めだよもう!
慣れちゃったよ!

それでも結局犯人は逮捕。
ジャリルの父親である社長の秘書でした。
というお粗末な結果に。


そして、新年を迎え…サクの誕生日である1月1日。
晴れて、良太は皆の前で「帝人良太」になったということを
皆に祝福されることになります。
要はアレです。
まあ、サクと良太が恋人同士だと知っている人たちが集まり、
養子縁組を祝ったということですね。
つまりは結婚!!!!
あああ、ついに良太とサクが結婚!!!><

いや、いつかはするのかなぁと思いつつ、
ホントに結婚しちゃったよ!
みたいな気分でした。

そしてハッピーエンド。
最後まで、ワンコのように良太にじゃれついて
エッチするサクでした。

【完結】

-------------------

ああああああ!!!

私の萌えがああああ!
ついに終わってしまった!
まだまだネタはあったのにー!
「ほんと野獣」みたいに、ずっと続くと思ったのにー!><

サクがめっちゃワンコで可愛かったので、
残念でなりません!
(早漏ネタは物語を通して、ホント面白かった)

良太も健気なのに男らしく、大人びた考えで
ホントにいい子で萌えました。

ホントは「神」付けたかったんですが、
誘拐ネタが3回めで、「またかー」と思ったので
とりあえず、「萌×2」で。
しかし、限りなく「神」寄り。

これにて完結!
ちくしょおおおおお!!
お幸せにっ!!

4

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