表題作はーとをふんずけて。

受をいじめているグループのひとり,高校生
髪をピンク色に染めている目立つ高校生

あらすじ

ヘタレいじめっ子×淫乱ピンクちゃんのお話

髪をピンク色に染めている目立つ彼は、毎日抵抗せずにいじめられているけれど…

作品情報

作品名
はーとをふんずけて。
著者
北別府ニカ 
媒体
漫画(コミック)
サークル
鉄人〈サークル〉
ジャンル
オリジナル
発売日
3

(1)

(0)

萌々

(0)

(1)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
1
得点
3
評価数
1
平均
3 / 5
神率
0%

レビュー投稿数1

ふんずけていたのは、どっち?

タイトルのところの表紙がハート型にくり抜かれていて、
とても可愛い同人誌です。

でも、内容は可愛らしい感じではありませんでした。


表紙の子、色白で髪の毛が透けるようなピンク色の子は、
学校ではとても目立つ存在のため、
複数の男子たちに苛められています。
体を抑えられて、バケツに顔を突っ込まれたり…

でもピンクの髪の子は、それを辛く思ってはいないよう。

イジメグループのひとりが心配して戻ってくると、
「 別に、絡まれんの嫌じゃないし…
いじめられると、興奮しちゃうんだよね 」
そう濡れた髪の毛のまま、妙に色っぽい顔で言うのです。
そして、
戻ってきた子(攻め)が、
押さえつけてイジメに加担しながら、
いつも半ダチなのを指摘して、その子のを触って、誘って…

結局、ピンクの子(受け)に誘われるままに2人はセックスを…


そして数年後、
そのイジメグループの子は、
偶然街でそのピンクの子を見かけ、昔を思い出しつつ、
彼が自分にとって特別な存在だったとのだ感じる…

そんなちょっと切ない余韻が残るお話でした。

イジメていた方の子が、
数年経っても忘れられないほど、
まだ恋の痛みが胸に残っているってことかな?
まるでハートをふんづけられたような、甘く切ない痛みが。

気付いていないふりをして、実は気付いていたピンクの髪の子、
その後のふたりを勝手に想像してしまいます。


いただいたペーパーによると、
ニカさんは2014年の夏から産休をとっておられたよう。
まだきっととてもお忙しいでしょうに、
この同人誌を作ってくれたりイベントに出てくれたりして、
とてもありがたいなぁと嬉しく思いました。

3

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