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今時いるのか・・・と思われるほどイケて無い書店員の伊織。
まず大学生でくまさんのトレーナーとかないから。
大学のために田舎から出てきて、バイトしながら勉強する伊織は
苦学生を絵に描いたような真面目な大学生。
そんな伊織がバイトする書店に来る装丁デザイナーの工藤は
必ず伊織のレジに並んで・・・
本屋のバイト青年と装丁デザイナーという組み合わせもさることながら
草食系の工藤さんが、結構ぐいぐい攻めていくのが意外でした。
工藤さんの同僚島崎も嫌味で嫌なやつだけど
この人のおかげで、二人の関係がぐっと近いものになったのは
ある意味感謝なんでしょうか。
好きな人にプレゼントを考えるとき、
あれこれ想像してこんな感じに悩むんだと
ちょっと新鮮な感情を思い出させてくれました。
オシャレな工藤さんと傍から見るとダサい青年の恋は見掛けじゃない。
他人にとやかく言われる筋合いはない、本人同士が認め合って
本物なんだと教えてくれる、そんなストーリーでした。
ちるちるのニュースでも読んでいたし、
本屋に寄ったら平積みしていたし、で
ふと手にとって読んでみました。
約半分は、表題作。
本屋でバイトをする、田舎から出てきた垢抜けない大学生・伊織。
憧れていたかっこいいお客さん(装丁デザイナー工藤氏)に
告白されて、付き合い、でも工藤氏の友人とばったり会って、
コンプレックスを刺激されて、……etc.
昔の少女漫画にありそうな設定と筋書き、
男の子であるという以外は、全くのそんな感じ。
可愛いといえば可愛い、うん、可愛い。
でも、くまさん柄(シュタイフとのコラボとかじゃなくね)の
トレーナーを着ている男子大学生って……、うーん……(~_~; )
そんな彼にも、H場面はありますです。
あ。その前の公園でも告白場面、
「ごめん、血液ヘンなとこ回って」と赤くなる工藤氏に萌え。
後半は全く別な話、『ラブもぐ!』
融通の利かない長身アナウンサーと、小柄なゲイの料理研究家。
これも、女性料理研究家だとしても成り立ちそうな話。
朝の番組の料理紹介コーナーでコンビを組んだ二人だが、
硬くなってしまう雰囲気に視聴率が下がり……、
落ち込むアナウンサーを励まし、心が通いあう中
番組の評判も上がっていく。
二人の仲は、料理研究家の友達がちょっと焚き付けて
まとまって、です。
たまには、昔懐かしい感じのこんな可愛い話もいいかな〜?
そうそう、両方ともメガネ攻めでした。
絵の雰囲気が可愛らしくて購入。
前にどこかで短編を読んでから、ずっと気になっていた作者さん。
平喜多ゆやさんっぽい雰囲気が好きなので、本編の作画も最高でした。
華奢で可愛らしいけど決して女の子には見えない少年や、すらっとした眼鏡スーツが好きな方はきっと好きですよね。
中編が2つ収録されています。
表題作は田舎から出てきた大学生と装丁のデザイン会社に勤めるリーマンの話。
伊織がバイトする書店の常連客・工藤は毎回伊織のレジで会計するので、周囲からも「狙われてるよー」と言われるほど。伊織も都会の匂いのする工藤に憧れのような気持ちを抱いていて、あるときちょっとしたトラブルで仲良くなるのですが…。
伊織が可愛いのですよ!書店バイトというだけで萌える。私服のセンスもブランドロゴを知らない辺りも良いです。都会に出てきてなお都会に染まらない。染まり方を知らない。可愛い…。
伊織のこういうところが「うざい」と感じられた方は合わないかもしれません。それくらい伊織の可愛さで読ませる作品です。
工藤の溺愛っぷりも溺愛系攻め好きにはたまりません。もう何とも言えず好き。同じカフェの近くのテーブルで観察したい。
ただほわっとした雰囲気が良かったのでえろすなシーンはわたしには蛇足でした。ほわっとしたまま、そういう部分を匂わせることなく終わってほしかったような。
2つ目は人気上昇中の男性アナと料理研究家の話でした。
朝の情報番組内の料理コーナーで組むことになるのですが、料理研究家の青一郎はアナウンサーの小野宮が元々タイプ。そこへ加えて生真面目さを崩せないで苦しむ小野宮の姿を見て、余計に絆されるという展開でした。
こちらも可愛らしい話でした。
ただ。
ただですよ。
両方に共通して出てくる「悪意ある第三者」のせいで本来「萌2」だった評価が「萌」に落ちてしまいました。
表題作の方は工藤の同僚の嶋崎、お料理の方は青一郎の腐れ縁で料理研究家の圭祐。この2人がまあ、ひどいのです。
嶋崎の方は最初、工藤が大学時代から使っているブックカバーをプレゼントしたひとなのかな?と思いました。もしかして工藤がずっと片思いしていた相手で、それを察した伊織が落ち込むのかなとか。全然違いました。ブックカバーの話は単純に伊織がプレゼントをするためだけの伏線だったようで、くれたひとについては一切出てこず。あんなに思わせぶりだったのになあ。
というわけで単なる同僚の工藤、このひとはターゲットを定めていじめ倒すようなタイプのひとだったようです。それでターゲットに何か言われたら「からかっただけじゃん。熱くなるなよー」って笑うタイプ。工藤を好きとかそういうのではなく、ただ常に見下せるひと、バカにできる相手を探しているような、そんなひとだったもよう。分かりますか、どういうタイプか。
料理研究家の方の圭祐も似て非なるというか、状況をかき混ぜて混乱を楽しむタイプでした。別に腐れ縁の青一郎の進展しない恋に弾みをつけてやろうとか、後押ししてやるか!という「かわいいあいつのために一肌脱ぐ」タイプではなかった…。そうだと思いたかった…。あとから「俺のおかげだろー?」みたいなやり取りが出てくることを期待したものの出てこなかった…。単純に嫌なやつでした。
この純粋に嫌なやつらのおかげでメインCPの気持ちが進むのは事実なのですが、何かもうちょっと「実はいいやつ」感を出してほしかったです。この2人の悪意を食らったせいで毒が回って嫌な気分が晴れず。
物語を動かす第三者の人格設定も、作品の雰囲気にここまで大きく影響するんだなと思った作品でした。
ヤサグレた気持ちになった時に読むといいかもしれませんw
ホワホワしててキラキラで、少女漫画を読んでいるようで
微笑ましい作品でした
表紙になっている作品「純情書店」では
攻め様はおしゃれな感じの方で、とにかく「好きだ愛してる」と
連呼して溺愛したいタイプの方です
受け様は当初まあちょいダサい男の子かと思いましたが
ダサいというより天然そのものだと思いますw
おしゃれな攻め様に、ダサい自分は釣り合わないんじゃないかと
受け様は悩んでいくし、それでも一緒にいたいってなるんですが・・・
2人共にキャラがいい感じだったのですが
もう少し攻め様が受け様を溺愛する様が欲しいところです!
もう1作品「ラブもぐ!」
気真面目×天真爛漫??かな???
こちらの作品も受け様が天然とまではいきませんが
おっちょこちょいさんですw コケますからwww
今回の1冊、受け様のほわほわ感が楽しめる1冊でした!
タイトルがすべてです。
ただただ可愛い作品。
それ以上は特になかったかなぁという印象。
よくある可愛いBLですが、疲れた時に読むと癒されそうです。絵も癒やし系ですし。
表題作の「純情書店」は、
スーパーハイスペックイケメンが!!!!
ほんわか天然純情書店員に!!!!!
一目惚れ!!!!
運命!!!!!!
以上!!!!!!!!!
って感じでした。(褒めてます)
「ラブもぐ!」のほうは、
スーパークール不器用系アナウンサーが!!!!!
ほんわか純情料理家ゲイに!!!!!
ころっと惚れて!!!!!!!
運命!!!!!!!!!
以上!!!!!!!!!!
って感じです。
どっちも同じようなテンションで読めるお話ですよ。
深いことは何もないので、何も考えず、
可愛いな~~~って読めるコミックスでした。
