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表題作脚本家は愛を乞う

加山浩平
29歳,カリスマ美容師
天海慎吾
25歳,新進気鋭の脚本家

その他の収録作品

  • あとがき 洸
  • あとがき 小路龍流

あらすじ

カリスマ美容師の加山はイケメンで世渡り上手な遊び人。
いつでも『軽く楽しく』をモットーに生きている。
そんな加山が出会ったのは、ダサい風貌の駆け出し脚本家・天海だった。
天海を売り出そうと目論む知人の番組プロデューサーの依頼で、今どきのさわやか青年に変身させることになった加山。
一緒に過ごすうち、天海から「好きです。付き合えなくていいから、初めては貴方がいい…」と乞われ、
キスやセックスのレクチャーまですることになり――!?

作品情報

作品名
脚本家は愛を乞う
著者
 
イラスト
小路龍流 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
シリーズ
翻訳家は愛を知る
発売日
ISBN
9784796407243
3.4

(7)

(0)

萌々

(3)

(4)

中立

(0)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
3
得点
24
評価数
7
平均
3.4 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

攻めにより見違える受け!

 カリスマ美容師の加山はイケメンで世渡り上手な遊び人。
 人の人生を背負うのは重すぎる、と「適当」に人生を歩んでいた。
 そんな加山の元に急な依頼が舞い込む。
 それは今度デビューする脚本家の見た目をマシなものに変えてほしい、というものであった。その脚本家・天海は長く伸びた髪に分厚い眼鏡。ところが、眼鏡を外すと思ったよりもキレイな顔が出てくる――という王道展開。
 こんな擦れてなくて、こんなに純粋な性格で世の中わたっていけるのだろうか……? など、寝た子を起こしてしまったのではないかと不安になりながらも、絶対に自分に惚れさせてはいけない、とブレーキを踏む加山。
 ところが、天海から「好きです。付き合えなくてもいいから、初めては貴方がいい……」と言われてしまい……

 という話でした。
 よくあるマイ・フェア・ボーイものの王道展開。
 でもちょっと違うのは、最初に体の関係をお願いしたのが、ピュアピュアな受けだった……というところ、しかも、本当に「付き合えない」と思っていて、よくある受けの嫉妬展開でハッピーエンド! ではなかった……というところでしょうか?
 なんにせよ、攻めによって見違える受け! が好きであれば、オススメします。

4

控えめ過ぎて・・・

「翻訳家は愛を知る」のスピンオフになります
すみません・・・知らずに手に取りました(;´Д`)
ですが、単品でも読めます!
攻め様が前作品の受け様とちょっと何か訳ありのお方の様です
前作品のカップルもしっかり出てきますが、説明もあるので
なにも問題もなく読めました

見た目が野暮ったい受け様が、攻め様の手によって
華開いていくという、見た目もエッチもwwww

受け様はとにかく控えめで自分に自信がなくて
人と目を合わせて話せないぐらいキョドっていますが
慣れてくると人当たりもやさしく面倒見がいい子です

攻め様はなにをやるにものめり込むようなことはせず
自らいい加減な男だと言っていますが、
受け様と出会うことによって大切な相手だと気付かされます

受け様ですが見た目も攻め様に変えてもらい
人に対する意識も教え込まれ、どんどんと攻め様を好きになってますが
何事にも自分に自信が持てないために
攻め様にセフレがいても一歩引いた感じで
「自分の事は気にしなくていいから・・・」と恋人になってほしいともいいません
ただ、初めての相手&エッチを教えてくれる相手として
攻め様と一緒にいたいと・・・・

そんな受け様にジレた攻め様が・・・とハッピーエンドになります

攻め様目線で話は進み、受け様の心情がどうなのか気になるところではありますが
受け様の健気さにグッとくる作品でした

3

遊び人×ウブ

1冊丸ごと表題作。加山(攻め)の視点で進みます。

「翻訳家は愛を知る」のスピンオフ作品です。
前作を未読でも楽しむことができます。というより、前作は読まなくても良いのでは…?というくらい説明をしてくれています。ストーリーの邪魔にはなっておらず、加山の性格や過去の補完になっていますし、加山を後押ししてくれます。4人のイラストもありますので、前作がお好きな方にはお勧めではと思います。

内容は、遊び人の加山が、純情な天海に惹かれ、「愛する」意味を知るというシンプルなものです。加山が天海に惹かれて戸惑う過程がスムーズに受け入れられて楽しく読むことができました。

ただ、加山が反省して天海に告白するラストですが、天海がすんなり受け入れたのがちょっと物足りなかったです。加山も花を持っていくとか何かもう一つ欲しかったかな、と。

なお、加山は健一というセフレがいます。過激な性描写はないのですが、苦手な方はご注意ください。

小路先生のイラストも素敵でした。表紙イラストは天海(受け)が足を露出した色っぽいものですが、帯があったら上手に隠れます。あと、あとがきイラストの鍵宮店長のお尻がぷりっとして良かったです!

3

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