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表題作オタ恋トランスフォーム♥︎

幾田浩三,菓子メーカー勤務のオタクリーマン,24歳
辺見勝臣,同会社のリア充に見える先輩

同時収録作品ジェミニの憂鬱 / ジェミニの平衡(描き下ろし)

鹿沼要次,現代アーティスト,受の叔父,四十路
八葉ミチル,高校生,攻の甥,サトルの双子の兄

同時収録作品ジェミニの憂鬱 / ジェミニの平衡(描き下ろし)

鹿沼要次,現代アーティスト,受の叔父,四十路
八葉サトル,高校生,攻の甥,ミチルの双子の弟

その他の収録作品

  • あとがき
  • カバー下:漫画

あらすじ

某菓子メーカーに勤める幾田浩三(24歳・童貞)は美少女アニメのコスプレイヤーを取るのが趣味なしがないサラリーマン。
ある日イベントのコスプレ会場で出会った“完璧な嫁キャラ”の正体は会社の先輩・辺見勝臣だった。
仕事もできてトーク上手で社交的、おまけに顔良し。
自分とはまるで正反対な先輩がなんでここに…!?
そんな先輩に押し切られ、コスプレデビューすることになった幾田。
大好きなアニメキャラのコスプレ姿にスイッチが入りキャラになりきった勢いで先輩を押し倒してしまい…!?

作品情報

作品名
オタ恋トランスフォーム♥︎
著者
縞島おせろう 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801953062
2.9

(17)

(0)

萌々

(5)

(8)

中立

(2)

趣味じゃない

(2)

レビュー数
3
得点
46
評価数
17
平均
2.9 / 5
神率
0%

レビュー投稿数3

好き=エロへのスイッチがいい!

ぱっと見から華がある先輩が実は腐女子を3人も姉にもつコスプレ好きで、
見る専門で地味な絵に描いたように冴えないヲタなメガネ後輩が実はメガネ取るとイケメン!
という、漫画でもやり過ぎな感じすらする都合の良いキャラ設定。
そしてお互いのコスプレロープレからスイッチ発動!という都合のいい結合でありながら自然とすっと認められました。
多分、初コミックとか嘘やろ級に安定して男女どっちのキャラでもカッコ可愛い辺見先輩を見たらそりゃエロスイッチはいるわ!な位絵に説得力を感じたからじゃないのかなあ、と。
可愛い、とト書きに描かれるのと実際に可愛いのは違うのです。それはジェミニの憂鬱でも言えます。
多分ストーリーの展開とか予想通りのウルトラベタでえっ!?なところはほとんどないんですがこれで嘘っ!なドンデンなんて身につけたらえらい事になります。
そこまでやんなくても萌えます。神棚に飾るかというと急に絵が合わなくなるのが怖いんで保留します。

2

コスプレで盛り上がってH♪

デビューコミックです☆
受けが女の子っぽく見えるところが、あまり好みじゃなかったけど、
絵は見やすいし、分かりやすい展開ながら細かい設定が凝っていたり、
オタク思考には共感できたりで、なかなか楽しく読めました~~

■表題作「オタ恋トランスフォーム♥︎」3話+描き下ろし
童貞のオタクリーマン(攻め・表紙左)がイベントで、
嫁キャラの、本物そっくりなコスプレイヤーを見かけて驚いていたら、
それはリア充なはずの同じ会社の先輩(受け・表紙右)で…というお話。
で、なぜか攻めも、
受けの先輩に誘われるままに相手役のコスプレをしてみたら、
気分が盛り上がっちゃって、なりきっちゃって、
Hな二次同人誌のようなエロい展開に進んでそのまま童貞喪失~~~

あれ?ふたりともノンケのはずなのに、そんなにあっさりHすんの?
後ろあんまり慣らしてないようだったけど、
そんなすぐ挿れて気持ちよくなっちゃうの~?とは思ったんだけど、
萌え&面白ポイントも意外と多いお話でした♪

冴えない攻めが眼鏡を外してコスプレをすると、
なかなかのイケメンに変身して、キュンとくるのも分かる気がしたり、
かと思えば、告白の時に噛んじゃって、可愛かったり、
そんなヘタレな攻めも、
ポジティブな受けの影響で次第に変わっていって頼もしく…
だけど、受けのポジティブ思考の裏には…と、
どちらのキャラもなかなか魅力的に描かれていました。

そして度々出てくるコスプレも単に着せるだけじゃなくて、
ちゃんとそのコスプレのアニメがどんな内容かも設定してあって、
すごくありそうなキャラやストーリーで面白い~
描き下ろしの、
ふたりの好みが分かれてムムム…となるお話も可笑しかったな。

エロは、コスプレありもナシもあって、結構回数ヤってます。
受けが女装して下着をずらして誘う姿は、なかなかエロかったです☆
(でも絵は可愛系で、受けが女の子っぽく見えるので好みは分れそう)

■「ジェミニの憂鬱」2話+描き下ろし
可愛い双子の兄弟(受け)が、小さい時に同じ叔父さんに初恋。
それぞれ成長して、
兄は美人なのに地味で消極的に、弟は才能を伸ばしつつもビッチに。
そんなふたりの前に、10年以上ぶりに叔父さん(攻め)がやってきて、
兄は控えめに好意を寄せるだけだけど、
弟は積極的で、兄に見せつけるように叔父さんとキスを…

恋よりも双子の関係に重きが置かれた話のよう、
双子のふたりはライバルでもあり、ひとつでもある…ってことみたい。
弟が仕掛けて3P☆
エロいし初恋の終結…って展開は嫌いじゃないんだけど、
やっぱり受けが男の子っぽくないのがどうも気になってしまう…

5

深くて暗い軽やかさ

あばたもえくぼ、と昔から申します。
その感覚をBLに導入して軽やかに仕上げたのが
この表題作でございますね。
もっともこの軽やかさの裏には深くて暗い部分も
しっかりとあります。ただ辛気臭くならない様に
描かれているだけで。
カバーと帯だけ見る限りでは普通に色物という
感じなんですけどね。
良い意味で『どうしてこうなった』と苦笑して
しまう仕上がりです。

併録作は併録作で重く扱われそうになる題材を
逆に軽やかに描いてみせて、新たな旨味を
引き出すことに成功している様です。
悪くない食感ですね。

0

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