掌の檻

tenohira no ori

掌の檻
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神68
  • 萌×243
  • 萌17
  • 中立7
  • しゅみじゃない7

161

レビュー数
28
得点
570
評価数
142
平均
4.1 / 5
神率
47.9%
著者
宮緒葵 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
座裏屋蘭丸 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
価格
¥870(税抜)  
ISBN
9784344835108

あらすじ

絡めとられ、支配される悦びーーー

会社員の数馬は、ある日突然、友人にヤクザからの借金を肩代わりさせられ、激しい取り立てにあうようになった。
心身ともに追い込まれた状態で友人を探す中、数馬はかつて互いの体を慰め合っていたこともある美貌の同級生・雪也と再会する。
当時儚げで劣情をそそられるような美少年だった雪也は、精悍な男らしさと自信を身につけたやり手弁護士に成長していた。
事情を知った雪也によってヤクザの取り立てから救われた数馬は、彼の家に居候することになる。過保護なほど心も体も甘やかされていく数馬だったが、次第に雪也の束縛はエスカレートしていきーーー。

表題作掌の檻

椿雪也,人気弁護士,高校時代の同級生,26歳
春名数馬,会社員,26歳

その他の収録作品

  • あとがき

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レビュー投稿数28

たまのこし、ですよね

超執着・超ヤンデレの有名作なので読む前から構えてたんですけど…
だけど、読んでる最中からこの感想しかない。

これ、ラッキーでしょ。
羨ましいでしょ。
玉の輿でしょ。

そんで、数馬の影がうっすーい。
これは雪也の存在感が圧倒的すぎるせいなんだけど。

食事の後睡魔に襲われ淫夢を見続ける…という序盤辺りから、雪也の企みというか、雪也が何をしているのかはわかっちゃう。
コーヒーまずい、マフィン吐きそう、クッキー窒息寸前…ここまで舌を作り替えるのには驚きましたが、添加物無しのクリーンな食材も、自分は用意しなくてよくて料理は全部作ってくれる…そんなの最高以外何ものでもない!
会社を辞めてもよくて。
家事もしなくてよくて。
ただただ羨ましいわ〜!

ただ、結末は予想外。
数馬は雪也の執着に耐えられず、自分の境遇は「監禁」と自覚してビクビクと怖れて生きるのかな、と思ってました。
しかし、逆に怯える雪也に愛を与えるていで〆るんですね。丸っとハッピーエンドじゃないですか。
怖い話というつもりで読んでたのに、甘々なラストでした。
挿入をお尻でもぐもぐ、と描写するのは変態っぽくてよかったです。

0

ヤンデレ最高

悩みに悩んで買ってみて読んだら…
すごく面白かったです。
テンポもよくてスピンオフの掌の花と一緒に1日にして読みきってしまいました
ただヤンデレのお話ですので人を選ぶと思います

主人公はイケメンですが、少々クズっけがありましてそれがまた以外と清々しかったりして…

そんな主人公を甲斐甲斐しくお世話する攻め様


そして全ては予定通りのすじがき…

とりあえず読んでみてくださいませ
ヤンデレ好き様にはかなり延髄ものだと思います

1

これも胃袋をつかむということですね…

座裏屋先生のイラストということで初・宮緒先生です。
かなり好きでした。。最新の”掌の檻”より、こちらのほうが好きでした…。
両方とも攻めの受けに対する執着っぷり(年月とその努力!)の凄さに圧倒されるのですが、手フェチより ”食べて…” のほうが個人的に好みだっただけです…。(そして、こちらのほうが読むことをやめられなかった…。)
”美味しい、美味しい”とお互いの身体を貪りあう二人の描写、美麗なイラストにうっとりしてしまいました。

最初に読んだのが”檻”だったので、どんなヒモが雪也にぶらさがってんの?と思って読んだら、”ヒモ”というより”ペット”に近い飼い殺しっぷりでした。
とんでもねーことになっていても、どこか”羨ましいぜ…”と思える。過保護も束縛も超越した献身!
恋愛は二人だけの世界で、その価値観も感情も他者に理解される必要はないと思うのですよ。基本、身勝手でいいという部分をとことん昇華させたような物語でした。

1

読み応えある執着攻めです!!

最後まで飽きることなくとても楽しく読ませていただきました。

執着攻めは色々と読みましたが、いつも最後のクライマックスでおいおいとかそりゃないだろとか急に現実的に冷めてしまう自分がいたんですよ。
ありきたりなハピエンが見えた途端どこにでもいる物語のキャラにしか見えなくなってしまったりして。

なのでこの作品も同じような気持ちを最後に味わうんだろうな…と勝手に思っていたのですが…違いました。
一般人から見れば理解しがたい…しかし攻め受けにとっては最大のハピエンで終わった本作ですが、普通に、これはありだな、と自分の中で受け入れた気持ちでいっぱいなのは少し驚きです。
それだけの書き込みがありここにいたるまでの積み重ね、変化が強引ではなく読者の心も一緒に連れていってくれたような気のする作品です。純粋にマジ良かった。


過去に唐突な別れをされたというのに手を差し伸べ至れり尽くせりな序盤の攻めは正にスパダリ状態なのですが…どことなく底の見えない怖さを纏っているように見えて…いやでも信じていいだろうと思う善人ぶりにとても楽しませていただきました。

そしてなんといっても椿 雪也という名前。彼にぴったりですよね。
その名の通りの容姿の説明は的確で何度も描写される肌の白さ、真っ赤な唇、そして黒い目……彼の魅力が最大限に伝わりとても印象深くどのシーンもはっきりと彼の姿をイメージできました。

料理もうまく受けの胃袋をつかんだどころか味覚が改変してしまうよう仕向けた徹底ぶりには拍手でした。怖いけど凄い!!
だって食が揺らげば感情論とか関係なくもう彼なしでは生きられないじゃないですか。
最初はハーブで洗脳しているのかと思った…ごめんな。

数馬がどんどんと陥落していく姿は見ものでした。
学生時代にも関係があり攻め側だった彼が大人になり再会してから後ろの喜びを知り変わっていく様は最高だった。
ただただ快感に流されただのビッチになってしまったようなアルアル感はなかったです。

しかし攻め受け逆転した…というわけではなく肉体的にはそうなるのですが二人の中では数馬が食べて雪也が食べられな関係で互いの体を言葉通り味わい尽くしているエロ描写も文句無しでした!
どこもかしこも美しい雪也の中心だけはそれにそぐわない立派なものがついてるところも好きでした(笑)

3

病み具合が愛しい。

病んでる人は大概どの方も好きなんですが(笑)この作品の攻め様はオーダーメイドじゃないかってくらい私の萌えにドストライク。

相手の意思なんか全くお構いなしに、手に入れるために用意周到に計画を練っちゃうところをはじめ、他の人間は無害なモノか、敵としか思ってないところとか、相手をリスペクトし過ぎておかしくなっちゃってるところとか、1から10まで尽くすことに全神経を注いで幸せ感じてるところとか、挙げたらきりがないくらい。受けに対する狂おしいまでの執着心が、も〰️っ、いとおしくて仕方ないです(笑)

序盤から雪也の手の内はちらちら見えているのですが、受の数馬は暴力団から脅され、暴力をふるわれたり、精神的にも追い込まれていること、さらには以前に自分が一方的に雪也を捨てたことに対する罪悪感もあって、自分を取りまく環境や自分自身が雪也にコントロールされていることも知らず、どんどん依存していき、雪也の描く術中に面白いように嵌まっていく過程は、ドキドキしながらも楽しくてウキウキしてしまいました。

ただちょっと残念に感じたのは、そんな執着心の塊の雪也の所業を知ってなお、一緒に生きていく道を選んだ数馬が、ただ愛でられ、愛されるだけの存在になってしまったことです。

これこそが雪也が数馬に求めていたことなので、雪也の方は、余計なことに気を使うことなく、お仕事の方もさらに精力的に励まれるんだろうとは思うのですが、何かもう1つほしいかなぁ~。ただ食べて、寝て、エッチしての人生かぁ~。それもまた二人にとっては最上級の幸せなんだろうなぁと納得しつつも……数馬もう一波乱起こさないかな(笑)

座裏屋さんの美しすぎる挿し絵で脳内補完もばっちりだし、その後を妄想する楽しみも残してくれた病み好きにはたまらない作品でした。

2

タイトル通り掌の檻

さすが宮緒葵先生の腹黒ヤンデレはすごい面白かったです。
座裏屋蘭丸先生のイラストも良かったです。
表紙の椅子に座る受けを、耳元で何か囁くようにして後ろから抱きしめる攻め。
お話を読んだ後に表紙を見ると、受けの虚ろな目に2人の関係性をみた気がしてゾクゾクしました。
前情報なしで読んだ方が絶対いい作品です。

1

地雷だけど、地雷じゃなかった

すべてが攻めの計画通りで、掌の上で踊らされていただけだった、という宮緒先生お得意の腹黒攻めのお話ですが。
あとがきで書いておられた、「さびれた北の宿で、着てはもらえないセーターを一目一目怨念をこめて何枚も編み上げているような攻の話」というまとめが実に言い得て妙だなと感じました。
本作の攻めは、実に怨念こもってる。
そしてラスト、その怨念ごと攻めを受け止めた受けは実に懐が深いなと感嘆しました。

大変おもしろかったのですが、私にとって地雷ギリギリだったのが、高校時代と現代とで攻守が交代しているという点。
ただ、絶妙に地雷を踏み抜いてはいない。
というのも、高校時代は数馬が攻め的立場で、雪也が受け的立場なわけですが、コキ合うだけで挿入までしていないことに加えて、現代になって攻守交代しても、雪也(攻め)は数馬(受け)に「食われる」立場(数馬が雪也を「食らう」立場)として描かれていたので、実質的には攻守交代しているのだけれど立ち位置が変わっていない気がして、嫌悪感が起きなかったのでした。

あくまで数馬(攻め)が食われる立場なのだというのは、攻守交代に抵抗感がある数馬(受け)のための雪也の詭弁なのですが、それでも一物を突っ込みながら“食われる”ことに喜びを感じる雪也(攻め)は、さすが宮緒先生の攻めだけあって色々なものを振り切ってる。

そんなこんなで地雷原を地雷を踏まずに渡り終えたわけですが、少々残念だったのは攻めの先輩の扱いでしょうか……。
この先輩、受けに「攻めと別れろ」と迫る役割なのですが、その後すぐに真相解明ルートに入ってしまうので、せっかくの先輩の余計なお世話が完全に空振りに終わってしまっていて。
先輩は何のためにわざわざ二人の愛の巣まで出向いたのだろう……と思ってしまいました。
無駄足すぎる。
しかも先輩は攻めの本性を知らず、騙されていて、ちょっと可哀想になりました。

2

幸せそうで何よりです。

いつもは甘々な作品を好んで読みますが、ときどき水原とほるさんや丸木文華さんのような、病みBLに手を出したくなります。

宮緒葵さんの作品はこれが初めてでした。座裏屋蘭丸さんがイラストを描かれていることもあり、結構前から気にはなっていました。
まず表紙からしてゾッとしませんか?ワイシャツをはだけて座っている方が受けである数馬で、彼を背後から抱きしめている方が攻めの雪也です。容姿端麗で成績優秀、加えて裕福な家庭で育った数馬は、学生時代からそれはそれは順風満帆で女性にモテて、大学卒業後は外資系企業に就職するという勝ち組でした。
それなのに、表紙の彼は勝ち組とは程遠い目をしています。
数馬は、雪也と関わらなければそのまま桃花辺りと結婚して、時々浮気とかしながらもそれなりに充実した家庭を築いていたんでしょう。が、高校時代雪也に情けをかけてしまったのが、運命の分岐点でしたね。それでも私としては、数馬の初恋は雪也だったんじゃないかと思っています。女の子を取っ替え引っ替えしていた数馬は、自分から好きになったわけじゃなく、あきらかに性欲と自らの優越感を満たす為に付き合っていたことが伺えます。
捉え方は様々なんでしょうけど、数馬のそういった不誠実な過去があったので、この作品を読んだあとの率直な感想は『受けザマァ』でした。私は、受け攻めどちらにしてもヤリ◯ンな設定というのに萎えてしまうので、数馬がもっと無垢で健気な性格だったら間違いなく“神”でした。好みの問題ですね。
一方の雪也は、数馬の為に弁護士となっただけでなく、本人に気付かれることなく着々と外堀を埋め、家事の技術を磨いた努力家です。あとがきで“さびれた北の宿で着てはもらえないセーターを…”と、ありましたが、まさにそんな感じの献身的な攻めです。
真綿で包む様に甘やかし、心ごと底なし沼に沈めた雪也の執着っぷりは凄まじいですね。Hシーンも濃厚で良かったのですが、数馬がちょいちょい女性とのそれと比べているのに興ざめしてしまいました。
全体的には神寄りの萌萌です。

あ、久々にこれ系の作品を読んだので興奮して長々と語ってしまいました。

4

イラストが神

好きが拗れて、大変なことになっちゃっているお話。

勝ち組生活を謳歌していた春名が、高校生の頃に散々快楽に溺れて、その快楽のあまりの深さに恐れをなして逃げ出した、そんな因縁の同級生、椿雪也に再会したのは、ある事情から切羽詰まって参加した同窓会で…。

もう、過去の回想の時点でやばげな臭いがぷんぷんしている椿雪也。
春名としては、表面的には8年も勝ち組モテモテな青春を過ごさせて貰ったんだから、まあ、いいじゃん。
結局、自分でも納得して受け入れているようだし、どうにもこうにもでも、これはこれでハッピーエンドなんだと思う。
好みとしてはあまり後味は良くなかったけど、挿絵の素晴らしさに加点して萌×2です。

2

史上最高ライドな濡れ場

まず、単純に面白かったです。いきなりヤクザに追われているところから始まり、どんどん数馬が追い詰められていく…という目が離せない展開が楽しかったです。完全無欠な雪也が数馬を世間から遠ざけていく様はヤンデレ好きとしてはたまらなかったです。
私は結構最初の方でオチが読めたので、「え?数馬素直すぎない?ていうか雪也に見とれすぎじゃない?」という激しいツッコミの中で読んでいました。それもまた、私としては面白かったです。(これは私だけかもしれない…)
そして、これはかなりどうでもいいことなんですが、なんというか濡れ場で何度か私は笑いそうになっていたのです。私はやや斜めに小説を読む癖があるので、そういうことはしばしばなのですが…。読まれた方はわかると思いますが、数馬はかなり雪也を溺愛しています。(身体的な意味で)ゆえに、雪也の身体に対する描写も多いのです。「雪也を食べる」という描写が何度かあり、最初は違和感なく読んでいたのですが、あまりに連発するので「雪也を食べる(物理)」に読めてしまって…。「あ、食べてる…笑」ってなってました。すみません。
そしてこれ何人がわかるんだよって感じですが、中盤ぐらいで一回、「ビンタしてるみたい…」という表現があって私は萌えを忘れてツッコミを入れてしまいました…。
こんなこと書いてますが、面白かったです。読まれる方は是非濡れ場に注目していただきたいと思います。

5

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