掌の檻

tenohira no ori

掌の檻
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神77
  • 萌×249
  • 萌18
  • 中立9
  • しゅみじゃない8

--

レビュー数
32
得点
644
評価数
161
平均
4.1 / 5
神率
47.8%
著者
宮緒葵 

作家さんの新作発表
お誕生日を教えてくれます

イラスト
座裏屋蘭丸 
媒体
小説
出版社
幻冬舎コミックス
レーベル
リンクスロマンス
発売日
ISBN
9784344835108

あらすじ

絡めとられ、支配される悦びーーー

会社員の数馬は、ある日突然、友人にヤクザからの借金を肩代わりさせられ、激しい取り立てにあうようになった。
心身ともに追い込まれた状態で友人を探す中、数馬はかつて互いの体を慰め合っていたこともある美貌の同級生・雪也と再会する。
当時儚げで劣情をそそられるような美少年だった雪也は、精悍な男らしさと自信を身につけたやり手弁護士に成長していた。
事情を知った雪也によってヤクザの取り立てから救われた数馬は、彼の家に居候することになる。過保護なほど心も体も甘やかされていく数馬だったが、次第に雪也の束縛はエスカレートしていきーーー。

表題作掌の檻

椿雪也,26歳,人気弁護士,高校時代の同級生
春名数馬,26歳,会社員

その他の収録作品

  • あとがき

レビュー投稿数32

可愛く思えてきちゃって

あれ?なんで最初に評価を萌にしたんだろう?今なら萌2か神なのに。

定期的に読み返すのですが掌の花を寝かせてたのをいい加減読まねばと、何回目かの再読です。

レビュー数がすごいですね。確かに衝撃的な作品です。

再読すると、この時雪也は…と思うと余計ゾクゾクします。

何回も読むと、二人が可愛く思えてきちゃって。
数馬はチョロいし雪也は一途だし。
雪也の生い立ちを考えると数馬も罪なことをしたものよ。そりゃ執着されるよ。

あの頃も今も数馬も雪也が特別だったんですね。
雪也は本当に魔性ですね。老若男女問わず引きよせ見惚れて骨抜きにされちゃうような。
それは思春期から大人になってさらに磨きがかかって。

そして数馬を手に入れるために何重にも罠を張り巡らせて。
全てを失うプレゼント。すごいですね!
面白いように数馬は思考停止して雪也に依存してきいます。

雪也は自分なしではいられないようにして数馬を檻に閉じ込めて。誰にも関わらせず何も見せず何もさせず。
愛情をもらおうなんて思ってもなくて。
そんな健気?な怪物をほっとけない、こんなに自分を求めてくれるのは雪也だけと数馬も雪也を愛してると。 

何回読んでも内容はすごいゾワゾワ系なのですが、雪也が可愛く思えちゃうと後味が良くなっちゃうんですよね。

数馬の友人がひたすら可哀想ですが…。

宇都木聡介さんって悪食にもでてきますよね?

0

ハーブ

すみません、自分には合いませんでした。

法律の知識など無くとも明らかに自分には支払い責任のない難癖で途方に暮れる数馬に初っ端から挫かれまして。彼が頭弱々設定ならまだしも、高校時代から勉強しなくても成績良かったレベルの優秀な書き振り。警察や弁護士には助け求めても無駄と何故か言い切る様。意味がわからない…

そんなわけで、美貌の雪也やドロドロのエッチなどその後好みの描写はあれど、根底がぐらぐらなので乗り切れないまま。
終盤の実は雪也が〜ってあたりも「巧い」とまでは思えずズルッと書かれていて、ハマらず。結局読者である自分から見れば、雪也の表の顔の描写もあまりないので、ギャップの驚きもなくて。いや別にずっと狂気の人だったよ…?っていう。

電子書籍(ひかり)ですが座裏屋先生の挿絵はしっかり収録されてます。

1

じわじわと受けを…


宮緒葵先生の作品はほぼ読んでいて、大半が美人受けなのですが今回は攻めの方が美人、受けの方がイケメン設定。
先生は他に女装受けの作品があり、私自身、少し苦手意識があるので今回もまさか…?と、恐るおそるといった感じでした。

というのも、最初から受けが攻めの容姿を「美しい」と、べた褒めだったのでリバになってしまわないか、始終ビクビクしながら読み進め…。
結果、とりあえず大丈夫だったので一安心…。

気になる内容ですが、学生時代にセフレ関係のようだった二人。
しかし、受けの方が裏切る形で疎遠になります。そして社会人になり再会。

その時に攻めが受けのピンチを救ったことから、二人の関係が戻っていきそうになり…と、あらすじはだいたいこんな感じなのですが、この過程にすごく攻めの執着さを感じました。

中でも私のベスト執着は「手作りの料理を作り続けて、それ以外の食べ物を受け付けなくさせる」という所です。
気づいたら受けは、コーヒーマシンのコーヒーですら気持ち悪くなってしまう体に…。

じわじわと攻めが受けを囲っていくのを楽しめます。

ただ、最初にも書きましたが、体格はそうでもなかったのですが受けが女性的、逆に受けは攻めのように見えてしまい、私的にはいつもの作風が好きなので性癖を惜しくも掠めた印象でした。

逆カプだったら「神」評価だったかもしれません。

1

イケメン無罪

三行感想
> 受けが終始攻めの顔の良さによろめいてる
> 攻めが人としてカス
> イケメン無罪✌三✌('ω')✌三✌大勝利✌三✌('ω')✌三✌


普通に感想
最初にも書きましたがイケメンだから何でも許されたんやろうな…みたいな話です。
受けが色々な意味で人生詰んでます。というか攻めさえいなければ適当に可愛い子と結婚して普通の幸せが歩めたんだと思いますが、なんせ攻めの顔が好きなんで逃げられません。
なんかもう幸せならそれで良いんじゃないかな…みたいな感じです。
読後は、相思相愛だし幸せそうだしで謎に安心感があります。

受けは一見カスみたいなキャラに見えるんですが、まぁなんか普通(普通?)のノンケ寄りの人なんで、攻めとのなんやかんやな経緯は仕方ないかなぁという感想。
他の方が受けの気持ちの遷移について書かれてましたが、多分攻めの顔が良いから何でも許せるんだと思います。
しかも甘えとけば衣食住に一生困らないし。
すこぶる自分のことが好きで幸の薄い美人が自分のせいでブッ壊れたんなら、罪悪感も湧くでしょうし、しかもその美人は人生の何もかもを保証して愛してくれるっていうんだからもうイチコロですよ。

攻めは人としてカスです。
というかデミサイコパス的な感じ。
でも顔が良いから何でも許されます。地位も名誉も金もある。しかも顔が良い。
幸の薄い背景もあり、そんななか直接手を伸ばしてくれた受けにゾッコンです。
最後らへんに、可愛げのあるようなないような部分を出しますが、正直こいつそれも含め全部計算なんじゃ…?と読み手を構えさせる余地を残して話が終わります。
身近にいたら絶対に関わりたくありませんね!

まとめ
ヤンデレ美人攻めがお好きな方はハマると思います。
あとひたすら攻めの顔によろめいてる受けがお好きな方にもおすすめです。

1

たまのこし、ですよね

超執着・超ヤンデレの有名作なので読む前から構えてたんですけど…
だけど、読んでる最中からこの感想しかない。

これ、ラッキーでしょ。
羨ましいでしょ。
玉の輿でしょ。

そんで、数馬の影がうっすーい。
これは雪也の存在感が圧倒的すぎるせいなんだけど。

食事の後睡魔に襲われ淫夢を見続ける…という序盤辺りから、雪也の企みというか、雪也が何をしているのかはわかっちゃう。
コーヒーまずい、マフィン吐きそう、クッキー窒息寸前…ここまで舌を作り替えるのには驚きましたが、添加物無しのクリーンな食材も、自分は用意しなくてよくて料理は全部作ってくれる…そんなの最高以外何ものでもない!
会社を辞めてもよくて。
家事もしなくてよくて。
ただただ羨ましいわ〜!

ただ、結末は予想外。
数馬は雪也の執着に耐えられず、自分の境遇は「監禁」と自覚してビクビクと怖れて生きるのかな、と思ってました。
しかし、逆に怯える雪也に愛を与えるていで〆るんですね。丸っとハッピーエンドじゃないですか。
怖い話というつもりで読んでたのに、甘々なラストでした。
挿入をお尻でもぐもぐ、と描写するのは変態っぽくてよかったです。

1

ヤンデレ最高

悩みに悩んで買ってみて読んだら…
すごく面白かったです。
テンポもよくてスピンオフの掌の花と一緒に1日にして読みきってしまいました
ただヤンデレのお話ですので人を選ぶと思います

主人公はイケメンですが、少々クズっけがありましてそれがまた以外と清々しかったりして…

そんな主人公を甲斐甲斐しくお世話する攻め様


そして全ては予定通りのすじがき…

とりあえず読んでみてくださいませ
ヤンデレ好き様にはかなり延髄ものだと思います

1

これも胃袋をつかむということですね…

座裏屋先生のイラストということで初・宮緒先生です。
かなり好きでした。。最新の”掌の檻”より、こちらのほうが好きでした…。
両方とも攻めの受けに対する執着っぷり(年月とその努力!)の凄さに圧倒されるのですが、手フェチより ”食べて…” のほうが個人的に好みだっただけです…。(そして、こちらのほうが読むことをやめられなかった…。)
”美味しい、美味しい”とお互いの身体を貪りあう二人の描写、美麗なイラストにうっとりしてしまいました。

最初に読んだのが”檻”だったので、どんなヒモが雪也にぶらさがってんの?と思って読んだら、”ヒモ”というより”ペット”に近い飼い殺しっぷりでした。
とんでもねーことになっていても、どこか”羨ましいぜ…”と思える。過保護も束縛も超越した献身!
恋愛は二人だけの世界で、その価値観も感情も他者に理解される必要はないと思うのですよ。基本、身勝手でいいという部分をとことん昇華させたような物語でした。

1

読み応えある執着攻めです!!

最後まで飽きることなくとても楽しく読ませていただきました。

執着攻めは色々と読みましたが、いつも最後のクライマックスでおいおいとかそりゃないだろとか急に現実的に冷めてしまう自分がいたんですよ。
ありきたりなハピエンが見えた途端どこにでもいる物語のキャラにしか見えなくなってしまったりして。

なのでこの作品も同じような気持ちを最後に味わうんだろうな…と勝手に思っていたのですが…違いました。
一般人から見れば理解しがたい…しかし攻め受けにとっては最大のハピエンで終わった本作ですが、普通に、これはありだな、と自分の中で受け入れた気持ちでいっぱいなのは少し驚きです。
それだけの書き込みがありここにいたるまでの積み重ね、変化が強引ではなく読者の心も一緒に連れていってくれたような気のする作品です。純粋にマジ良かった。


過去に唐突な別れをされたというのに手を差し伸べ至れり尽くせりな序盤の攻めは正にスパダリ状態なのですが…どことなく底の見えない怖さを纏っているように見えて…いやでも信じていいだろうと思う善人ぶりにとても楽しませていただきました。

そしてなんといっても椿 雪也という名前。彼にぴったりですよね。
その名の通りの容姿の説明は的確で何度も描写される肌の白さ、真っ赤な唇、そして黒い目……彼の魅力が最大限に伝わりとても印象深くどのシーンもはっきりと彼の姿をイメージできました。

料理もうまく受けの胃袋をつかんだどころか味覚が改変してしまうよう仕向けた徹底ぶりには拍手でした。怖いけど凄い!!
だって食が揺らげば感情論とか関係なくもう彼なしでは生きられないじゃないですか。
最初はハーブで洗脳しているのかと思った…ごめんな。

数馬がどんどんと陥落していく姿は見ものでした。
学生時代にも関係があり攻め側だった彼が大人になり再会してから後ろの喜びを知り変わっていく様は最高だった。
ただただ快感に流されただのビッチになってしまったようなアルアル感はなかったです。

しかし攻め受け逆転した…というわけではなく肉体的にはそうなるのですが二人の中では数馬が食べて雪也が食べられな関係で互いの体を言葉通り味わい尽くしているエロ描写も文句無しでした!
どこもかしこも美しい雪也の中心だけはそれにそぐわない立派なものがついてるところも好きでした(笑)

3

病み具合が愛しい。

病んでる人は大概どの方も好きなんですが(笑)この作品の攻め様はオーダーメイドじゃないかってくらい私の萌えにドストライク。

相手の意思なんか全くお構いなしに、手に入れるために用意周到に計画を練っちゃうところをはじめ、他の人間は無害なモノか、敵としか思ってないところとか、相手をリスペクトし過ぎておかしくなっちゃってるところとか、1から10まで尽くすことに全神経を注いで幸せ感じてるところとか、挙げたらきりがないくらい。受けに対する狂おしいまでの執着心が、も〰️っ、いとおしくて仕方ないです(笑)

序盤から雪也の手の内はちらちら見えているのですが、受の数馬は暴力団から脅され、暴力をふるわれたり、精神的にも追い込まれていること、さらには以前に自分が一方的に雪也を捨てたことに対する罪悪感もあって、自分を取りまく環境や自分自身が雪也にコントロールされていることも知らず、どんどん依存していき、雪也の描く術中に面白いように嵌まっていく過程は、ドキドキしながらも楽しくてウキウキしてしまいました。

ただちょっと残念に感じたのは、そんな執着心の塊の雪也の所業を知ってなお、一緒に生きていく道を選んだ数馬が、ただ愛でられ、愛されるだけの存在になってしまったことです。

これこそが雪也が数馬に求めていたことなので、雪也の方は、余計なことに気を使うことなく、お仕事の方もさらに精力的に励まれるんだろうとは思うのですが、何かもう1つほしいかなぁ~。ただ食べて、寝て、エッチしての人生かぁ~。それもまた二人にとっては最上級の幸せなんだろうなぁと納得しつつも……数馬もう一波乱起こさないかな(笑)

座裏屋さんの美しすぎる挿し絵で脳内補完もばっちりだし、その後を妄想する楽しみも残してくれた病み好きにはたまらない作品でした。

2

タイトル通り掌の檻

さすが宮緒葵先生の腹黒ヤンデレはすごい面白かったです。
座裏屋蘭丸先生のイラストも良かったです。
表紙の椅子に座る受けを、耳元で何か囁くようにして後ろから抱きしめる攻め。
お話を読んだ後に表紙を見ると、受けの虚ろな目に2人の関係性をみた気がしてゾクゾクしました。
前情報なしで読んだ方が絶対いい作品です。

1

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