そして、家族になっていく。

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表題作相生結び・続

高橋光太,土木業勤務,受の店の手伝い
志田真人(まこさん),老舗小料理屋店主

同時収録作品番外編・藤

藤野明,32歳,パティシエ,製菓科の学生
志田真人,32歳,老舗小料理屋店主,調理科の学生

その他の収録作品

  • まかない
  • 榊(描き下ろし)
  • あとがき

あらすじ

弟のように思っていた光太と、長い年月を経て付き合い始めた真人。覚悟を決めて向かい合っているが、胸に溜まっていくのは…誰にも話せない重い感情だった。
そんな真人に気づき、光太は問う。
「俺の好きなとこ、言ってよ」
大人になった光太のまっすぐな眼差しに真人は…。

[相生結び]の二人のその後、真人の過去が描き下ろしも加えてたっぷり描かれた中編集。

心にしみる、とっておきの恋の続きどうぞご賞味ください。

作品情報

作品名
相生結び・続
著者
 
媒体
漫画(コミック)
出版社
一迅社
レーベル
gateauコミックス
シリーズ
相生結び
発売日
ISBN
9784758074995
3.6

(54)

(11)

萌々

(20)

(15)

中立

(8)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
7
得点
188
評価数
54
平均
3.6 / 5
神率
20.4%

レビュー投稿数7

いい続編

続編うれしいです。
しかもBL続編あるあるの新キャラ当て馬が出てこない。
前作で当て馬らしきキャラ2人いましたから、更に増えてもな〜ですねさすがにw

光太が実は犬を預かっているため真人と一緒にいる時間が少ないシーン…無言ながら、真人が作りすぎてしまった食事を見つめたり、一人で所在なげにしているさまが光太がいなくてさみしいと伝わってきてよかったです。
こういう描写好きです。

真人がまだ罪悪感を抱えているのはそれだけ光太の人生を思っているからだし、長年否定してきた気持ちだし、そう簡単に変えられないということがわかる。
でも大人っぽくなっていくところや、後ろ髪を切った光太(こっちの方が断然いい)に戸惑っちゃう真人がかわいい。
光太が「絶対に幸せにします」と力強く宣言したのがかっこいいし、その言葉に照れた真人もかわいい。
その勢いで光太が真人に迫り、真人が光太のどこが好きか白状しちゃう流れがめっちゃ萌えでした。

全体的にあっさり感じるけれど、見せどころはしっかり萌えるお話でよかったです。

前作から有匡視点が結構ありますが、先生お好きなのかな〜と思いました。

0

ゆったりと進んでいくお話

親代わりのまこさん、子犬のように懐く光太。
2人で人生を共にしていこうねっていう優しい世界観の裏にそれぞれのキャラのバックボーンがある、静かな展開なんだけどしみじみ出来ていいなぁ。
真人が覚悟を決めて2人一緒にいるんだぞというのが伝わってきます。

少し真人の感情が分かりにくいかな?
というのがあってそこがネックなんですが、続になってようやくまこさんの恋愛感情がハッキリします。
そこが上下巻ものなのに丁寧に同じことを繰り返しているような気になる…と感じる人もいるかも知れません。
ゆったりと焦れ焦れです。

1

それぞれ魅力があるのに少しもったいなかったかも

 なんというか、絶妙に惜しい感じがしました。絵のタッチもすごく好みだし、料理も美味しそうに描けているし、光太もまこさんもビジュアル的にも性格的にも魅力がたっぷり詰まっているんですが…。独特なモノローグの言い回しのせいなのか、まこさんの感情表現が元々薄いせいなのか、作品の奥深くまで引き込まれない感じがするんですよね。藤野や有匡の話も上手いタイミングで絡めきれてないような気がして。感覚的にしか説明できず申し訳ないのですが、いろんな要素が独立していてどこに集中したらいいのか戸惑ってしまいました。でも、光太の前で素直になったまこさんは可愛かったので萌評価で。

0

まこさんに共感できず

『相生結び』の続編です。
前巻はそれなりに楽しめたので、今回はもう少し進展あるのかな〜、と期待してたのですが皆様がレビューしている通りあまり進んでなかったです。
というか、まこさんはもっと健気な人だと思っていましたが、結構恋愛経験豊富で天然小悪魔な気がしました。光太のこともほんとに好きなのかなぁ?
なんだかんだ言っても、甘やかされることに慣れてそうなまこさんにちょっとガッカリしました。寂しいから光太の愛を受け入れた様に見えなくはないわけです。
光太が少し不憫かなぁ、という気がしてならないのでこの評価にさせていただきました。

1

あぐねる

淡々と続いていた日常の裏を垣間見て
しまった様な気まずさを若干覚えつつの
読了でした。
色々含みがあるからこそ成り立ってる面が
あるのは承知しているのですが、そう言う所へ
煽る様な帯をつけられてはね。
何処から何処までを落とし所にするつもり
なんだろうかと勘繰りたくもなる訳で。

収まりは良いと思います。
長くもなく短くもなく。
そしてもったりしつこくもなく。
まあしれっと40年後からまた始まっても
話としてはそれなりに美味しいでしょう。

1

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