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表題作愛艶のきずな

爽、美貌の妖
神那岐稔、扶桑神社の神職、22歳

あらすじ

扶桑神社で神職を勤める稔は、類まれな強い力の持ち主で
その力に引きよせられた美貌のあやかし・爽と共に暮らしている。
爽は美しく神格のあるあやかしだったが、
生活能力が皆無で、日々稔が世話を焼く始末。
更には気を吸うためだと不埒ないたずらを仕掛けてきて――?

作品情報

作品名
愛艶のきずな
著者
橘かおる 
イラスト
駒城ミチヲ 
媒体
小説
出版社
海王社
レーベル
ガッシュ文庫
発売日
ISBN
9784796408356
3.1

(6)

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萌々

(2)

(3)

中立

(1)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
2
得点
18
評価数
6
平均
3.1 / 5
神率
0%

レビュー投稿数2

父の居ぬ間に♡

神那岐一族の中で強大な霊力を持つ者が取り仕切っている扶桑神社。
本宮の主だった父親が妖怪に吞み込まれて居なくなってしまい、残された息子・稔は妖の者・爽と他の妖怪と協力し合いながら末社に移って暮らしている。
霊力を維持しながら家事や神社の神事を切り盛りしている日々だ。

稔の霊力の高さに惹かれて顕現した爽は、人外といった威厳よりも、人に慣れ親しみそうな親近感を感じる妖だ。
爽が霊力不足になるのを心配して、必要以上のスキンシップを許している稔の誤解を黙っている辺りに、父の居ぬ間に大好きな稔に手を出しているちゃっかり感が強い(笑)。

過度なスキンシップ=爽が隠していた嘘に長年気が付かなかった稔もかなり呑気だ。
しかし、爽は残された妖達を守る事もちゃんと弁えているし、自身も幼い頃から好きになっちゃっているんだし、って前向きさで許せているのが憎めない。
ま、早々と両想いを確認して、お互いがエッチに積極的だったりするのが妙に微笑ましい。
二人の仲を誰にも邪魔される事なくいちゃついているので、エッチ成分は結構高めかな。
全体的にオカルト色よりもアットホームさに満ちた話だったが、霊力を発揮して活躍する見せ場もあった。

終わり方も次に繋げられそうな形になっているし、稔の周りにいる妖の者達のいぬっちやコロコロさんとかも活躍できそうだし、これは是非続きが読みたい。
今度は稔をベタ可愛がりしている父親vs爽の巻き起こす騒動ってのを想像してみると、何だか面白そう…。

5

妖とふつーに家族となって生きる霊力持ち

ありゃ。レビュー1個目かいな。んじゃちょっと詳細目に。

受けさん:神社当主の息子。霊力持ち。
     いろいろ引き寄せちゃって耐えられなくなった実母はとんずら。
攻めさん:受けさん4歳ごろ?の霊力にふらふらと寄せられてきた妖。
     神格レベル(by父)
受けさん父:霊力持ちだったけど油断した時に疫鬼とかいう
      悪いのに取り込まれちゃった。(受け10歳)
親族:みんな霊力持ち。当主の座を狙って、色々すったもんだ。

で、おとんがいなくなって泣きわめく受けさんを
側で支えたのが攻めさん。
攻めさんが、おとんのふり(見た目もだましちゃう)してるが、
霊力衰えたのはばれてしまって
当主の座を追われ、末社に追いやられる。

攻めさんは実体化してるのに力いるから、霊力よこせ 
てなことで受けさんにべたべた 
というのが最初。

で、あとはラブラブのすったもんだと霊力合戦みたいなので
最後は大団円!な王道のお話。

あんまりおどろおどろしてなくて、怖がりの私でも大丈夫なレベルです。
さっくりしている語り口なんで、あんまり残らない。
ラブラブラブラブシーーーーーーーン は少ない とは言わないレベル。
私はちょっと多い気がしてラブシーンは飽きちゃった。

自分的に羨ましかったのは、変な妖が二つ、三つ、ペット?家族?みたいにいること。(犬飼いたいんだよな、今)
犬ころ(柴犬系)、毛糸玉みたいなのと、知恵者らしい本さま(笑)。
この三つが結構かわいいっす。
この三つが可愛いのと、戦闘シーンで受けさんが案外強く
カッコよかったので 萌。

あんまり引っかからずに読めると思います~

3

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