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表題作六畳一間の同居人

陸奥,アパートの六畳一間に住みついている幽霊
小野雄大,大学1年生,18才

その他の収録作品

  • 描き下ろし

あらすじ

六畳一間風呂トイレ付
築35年でちょっと古いけど内装はリフォーム済み
駅から5分で立地もいいのに管理費込3万5千円!
大学入学を機に格安物件でひとり暮らしを始めることになった小野雄大。
同級生からは事故物件とか言われたけどそんなの気にしない。
と思っていたけど実は引っ越し当日からテレビが勝手についたり、冷蔵庫の電源が勝手に切れてたり、あまつさえ金縛りにあってエッチな夢を見るように…
それでも、急な環境変化によるストレスだろうと高をくくっていたある日、学校から帰ると自宅に見知らぬ男がいて!?

作品情報

作品名
六畳一間の同居人
著者
鴨川ツナ 
媒体
漫画(コミック)
出版社
竹書房
レーベル
バンブーコミックス Qpaコレクション
発売日
ISBN
9784801954793
3.6

(37)

(7)

萌々

(14)

(13)

中立

(3)

趣味じゃない

(0)

レビュー数
5
得点
133
評価数
37
平均
3.6 / 5
神率
18.9%

レビュー投稿数5

最後まで裏切られたのが面白かったです

格安物件に引っ越したら、そこには先住の幽霊がいた…というファンタジーもので、丸々一つのお話です。ただ、その幽霊は精力をもらわないと実体化できない、家事万能な幽霊(そして攻めです)だったのです。

最初の方こそホラーっぽいシーンもあったけど、尽くし系(?)の幽霊なので怖さとかなくホノボノと進みます。

なぜ成仏せずに幽霊になったのか、受けの雄大にしか見えない理由…。その点(2人の過去)がチラッとしか出てこないのがちょっとモヤッとするけど、最後まで幽霊のままだったのがイイ意味で裏切られて(いつ人間になるのか?とドキドキしてたから)面白かったです。

おまけに、御祓いされて成仏してしまったのか!?と思った後の結末が、望みどおりでキュンとなります。
未来を考えると幸せになれるのかは不安だけど、友達公認でイチャイチャしてる2人に、読後感はとても良かったです。

3

受けのデレにはオバケもズギュン、だそうです


・いわく付きの同居もの
・受けの髪がピンク!(かわいい)
・その受けのツンデレがさりげなく(かわいい)
・受け攻めのコント(主に攻めのギャグセン)にじわじわ噴く
・意外にもストーリーがしっかりしていることに気付く
・フラグの張り方に好印象
などなどで萌2にUP↑しました。さらっとしている為、Qpaさんだしあわよくば潮の件りももう一声!お願いしたいところでしたがいい意味で登場人物たちも真っさら、癖のない作品なのかと。
攻めが笑顔で、場合によってはモザイクかかるようなサインを出していたりするの、物凄くじわじわきて楽しいです。

幽霊であることに関しては終わりに向かうに連れて意味のある流れができていましたが、受けとのやり取りではこのふたり、男女のNLでも上手くやっていけただろうな〜とほっこり。男同士以前に、幽霊ですもんね。そうですよね!笑 男同士よりも重大な問題です。

男同士だからどうの、相手が幽霊だからこうのなく、自分がその人を大切かどうかで決断していってる。

ただ、受けが突然バイト始めていたのにはついていけてませんでした…いつの間に!笑

生きてる生きてない関係なく、末永く幸せでいてほしいふたりでした。
ありがとうございました!

3

結局、何で幽霊に?

アパートの部屋憑き幽霊と、その幽霊の誘惑にホイホイほだされちゃう純朴青年とのほのぼの同棲物語。
恋のお相手が幽霊なので、寝ている間にエッチなイタズラや、ありえないところから手だけを出してグニグニとか、エロ妄想のお約束ネタはキッチリと押さえつつ、全体のトーンは、軽妙でほのぼのとした、二人の掛け合い漫才のような日々を描いているので、エチシーンの分量の割には、読後感はエロくない。
まあ、幽霊のくせに何で実体化して家事だのセックスだのできるのかとか、
そもそも、雄大は相手が幽霊で構わないのかとか、
それ以前に、何でこの幽霊はこの部屋についているのかとか、
ツッコミ所は多々あるけど、とりあえずかわいいからオッケーでイイんじゃないかな。

0

幽霊だけどコミカル

初読みの作家さんですが、絵は綺麗でエロシーンもなかなかに濃厚でよかったです。

幽霊ものではありますが、幽霊本人のノリがかなり軽いこともあり、コミカルに進んでいくのが読んでて面白い。
ただ、二人の過去についてがあまり描かれていなかったため、攻めがなんで幽霊になってなんであの家に住み着くようになったのか、という部分が気になります。

お話の間の4コマが面白くて可愛いので、幽霊ものなはずなのにほっこりしてしまいます。

0

ヤマトのラインナップに笑えた

初めて読んだ作家さんでしたが絵も可愛らしいし、物語もきちんとしていて楽しめました。
作家さんが昭和の方なのかな?至るところに昭和のギャグや言い回しがあり、懐かしい!と思いつつ、クスッとさせられました。

お化けなんて絶対に嫌だけど、殺されなくて身の回りの世話を焼いてくれるんならいいですよねぇ。受けの子が快楽と涙に流されやすいから、あっという間に丸め込まれてエッチしちゃうのも、ばっちグーでした。

ただ、ムツさんが雄大を欲しいと思った瞬間から黒い影になってしまったと言うところ、黒い影は悪霊と言ってたけど、なんでそうなってしまったのかがいまいちわからなかったです。欲が出ると悪霊になるのかな?ま、安藤くんのお陰で最後には元の害のない霊になってよかったよかった。

1

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