犬の王の溺愛花嫁

inu no ou no dekiai hanayome

犬の王の溺愛花嫁
  • 電子専門
  • 非BL
  • 同人
  • R18
  • 神4
  • 萌×213
  • 萌2
  • 中立3
  • しゅみじゃない5

--

レビュー数
6
得点
81
評価数
27
平均
3.3 / 5
神率
14.8%
著者
 
イラスト
 
媒体
小説
出版社
KADOKAWA
シリーズ
角川ルビー文庫(小説・角川書店)
発売日
価格
¥600(税抜)  
ISBN
9784041040461

あらすじ

もう飼い犬ではいられない。主従の枠を超えて、お前が欲しい――。三年前に失踪した愛犬を探して異世界に迷い込んでしまった郁己。戸惑う郁己の前に現れたのは、探し求めていた愛犬・シロが人型になった姿だった。犬の国の王となり、白毫と名前を変えていたシロは、郁己を「嫁にする」と城に連れ帰る。更に、郁己が拒むのも意に介さず、「ずっとこうしたかった」と強引に郁己を抱こうとしてきて…!? 一途な犬の王×奥手な飼い主の溺愛わんこラブ!

表題作犬の王の溺愛花嫁

白毫(シロ)、犬界の王
郁己、大学生、18歳

評価・レビューする

レビュー投稿数6

受けに優しくない世界

タイトルから王様に溺愛されて困る受けを想像していました。
確かに王には愛されすぎでした。
異世界召喚の話の場合、今までの生活を捨てないといけないことに同情して周りの人が親切なものなのですが、この世界は人間が憎悪される世界なため周りの人たちが優しくなくて、それなのに要求だけしてくるしんどい世界でした。

母親に育児放棄された郁己(受け)は祖母と飼い犬のシロと仲良く暮らしていました。そのシロが行方不明になってしまいます。3年が経ちそれでも諦めきれなかった郁己はいつもの散歩コースの神社を歩いていると、異世界に紛れ込んでしまいます。
そこは、犬人間のいる世界だったのです。突然複数の犬人間に襲われますが、すんでのところで白毫(攻め)に助けられるのですが、何故か郁己のことを知っているようです。
白毫に城へ連れて行かれるのですが、突然白毫がシロに変化し驚きます。
シロはこの国の王だというのです。もともと、犬界での争いから避けるため人間界に逃されたのですが、国が落ち着いたのと王の直系男児が白毫だけだということで、人間界から連れ戻されたのです。混乱し人間界に戻ろうとする白毫が王を継ぐ条件と続きして出したのが郁己を伴侶として迎えることでした。
突然のことに拒否しようとする郁己ですが、薬で抵抗できないようにされ、無理やり契らされてしまいます。郁己は伴侶になってくれないなら殺してほしいと懇願する白毫に絆される形で受け入れることにします。

この世界は人間界での犬の扱いが知られているため、人間は憎悪されています。
白毫がどうしてもというので仕方なく従っただけなので、郁己は白毫の妹や職務に忠実な側近、郁己が命を助けたならず者たち以外からは憎悪の目で見られます。
それでも、自分を溺愛する白毫のために健気に犬世界に馴染もうとする郁己でしたが、男同士で子ができないから、白毫には側室を娶らせると聞かされます。

なんていうか、犬界の人たちの勝手さに呆れました。
自分たちは直系の王しか認めない。だから、唯一の直系男児である白毫に王になってもらわなければならない。王は伴侶が郁己ではなければ承知しないから、人間は大嫌いだけど仕方ないと無理やり召喚して契らせる。でも人間は嫌いだから嫌悪を隠さない。今度は子が生まれないから側室に産ませるって。
全て自分たちの都合なのに何一つ郁己に譲歩せず、郁己には全てを捨てることを強いる姿が勝手すぎてイライラしました。

白毫以外も郁己と親しくした人はみな郁己のことを好きになってくれるのでひどい扱いは受けないけれど、それ以外の人達の目がしんどい。無理やり連れてきておいてそれはない。皆の白い目が耐えられないと郁己が帰ってしまったらどうするつもりなんだろうか。白毫も行ってしまうのに。郁己も白毫が頑張ってるからと我慢ばかりしないで、一回くらいやってみたらいいと思いました。思い知るといいのです。
執着する王と健気に馴染もうとする受けという設定は良かっただけに残念でした。

そして、これは私の問題ですが、モブ姦未遂が2回もあります。
ちょっと触られるくらいならまだいいのですが、薬を使われたり口淫させられたりはっきりいって淹れられてないだけの未遂なので本当に嫌でした。
白毫の初めの行為もはっきり言って強姦なので嫌だったです。まだ伴侶なので許容範囲ですが、完全モブにあんなに色々させなくても話的には問題ないのに何故ここまでさせたのか。ただでさえ、人間というだけで嫌悪されて不憫なのに郁己がかわいそうです。
地雷つながりで、獣姦が一回あります。苦手な方はご注意を。

最終的に、起承転結の結を半分で唐突に話が終わった感じでそれも不満でした。
郁己発案の改革案がこれから実施されるというところまでだし、側室問題も白毫が拒否していることがわかっただけでちゃんと解決していないし、郁己と直接関わった人には受け入れられてきたけど、まだまだだし、すごく中途半端な気がしました。もう少し、先が楽しみになるところまでもっていって終わってほしかったです。


イラストはとても綺麗で素敵でした。

1

プロポーズの言葉が可愛い

受けが赤ちゃんの頃から一緒に過ごしてきたワンコが攻め。
人間並みの知能があるとはいえ〝まさかの勘違い/覚え間違い〟発動してて、ところどころ噛み合ってない会話が面白かった。
郁己の部屋そっくりに揃えさせた部屋も、蔵書の中身は真っ白ページとかあるし。
何より「優しくしてね」→「分かった。よし俺のを舐めろ」展開には郁己と一緒になんでやねん!ってなりましたw
でもよくよく話を聞いたら人間界におけるセックスの儀式だと思いこんでいたというw
しかも郁己が見ていたAVから得た知識と判明したから、郁己のダメージ半端ないwww

犬の世界に迷い込んだ直後の輪姦未遂シーンは結構焦らされました。

郁己が中々白毫を受け入れられない、精神的な葛藤もよく分かる。
だってね、そらね、赤ちゃんの頃から一緒にいた飼い犬だよ?
いきなり人間の姿になってるわ、家族じゃなくて恋愛的な気持ちでずっと見られていたわ…そんな直ぐに受け入れられないよね。
精神的に不安定な時に「シロになって」ってのが何か特にインパクトあるわけじゃないんだけど、何か郁己の心境を現している感じで好き。

側室の話聞いて犬の世続き界が人間にとって危険なのを知っているのに、逃げ出して襲われるなんて馬鹿じゃないの!?…でもよく考えたらあれだよね。
犬の人たちは人間である自分をよく思っていない人が多い。
ある意味、白毫からの愛情が命綱。
側室を持って赤ちゃんが生まれたら?
赤ちゃん可愛いよね。
可愛くて白毫の後継者でもある赤ちゃん。
いくらなんでも完全放置はないよね。
それを自分は影で見ているの?
ってなったら今の白毫の愛情が自分に向いているとはいえ、やっぱり不安になるし苦しくなるかなぁ…なんて思ったり。

白毫のプロポーズの言葉が可愛かった。
王様で、結構強引で、なのに一途で健気さもある。
「お嫁さんになってください」とかなにそれ可愛い。

白毫が治める犬の国の国政がどんなふうになっていくのか地味に気になる。




あと全く関係ないんですが、作者さまのペンネームが「かわい こい」さんではなく「かわいこ」さんだということを知りました←
ずっと「かわい こい」さんだと思ってた。
失礼をばーorz

2

わんわん王国

陵辱強姦でエロエロな作品は嫌いじゃないけど、かわい恋さんの作品は淫乱受(苦手)なイメージだったのでちょっとだけ読むのに躊躇っていましたが、もふもふの誘惑には逆らえませんでした!
結果、読んでよかったです。
白毫は、基本的には男前で伴侶には優しく一途で、まさに理想の旦那様なのですが、郁巳のことが好きすぎてぐちゃぐちゃに抱きながらも、泣いて「捨てないで」と懇願する様がいじらしく愛らしいです。人の姿にはなれても、本性が犬だから、駆け引きとか理性とか相手の都合とかをすっとばして郁巳を押し倒しちゃうのに滾りました。
あと、人外モノではよく男性同士でも妊娠が可能だったりしますが、あえてその設定がなかったのが良かったです。
妊娠出産が嫌なわけではないですが、同性だからこそ周りに認められなかったり、後継を残せないからもどかしさや迷いを感じたり、そういった切なさがまたBLの醍醐味でもあるのかなぁ、と考えたり?
続きがあるならぜひ読みたい作品です。

1

愛犬と飼い主の結婚話

祖母を亡くし、愛犬・シロと2人きりだった郁巳(受け)は、そのシロが行方不明になって3年ものあいだシロを探し続けていた。よく散歩に訪れた神社をいつものように探していたら、郁巳は突然異世界へと紛れ込んでしまう。そこは犬が治める世界だった。
犬耳と尻尾をつけた住人たちに襲われ、輪姦されそうになった郁巳は、白い長髪に長身の和服の男に助けられる。その男・白毫(攻め)は、自分はシロだ、俺とつがいになれと郁巳を連れ去って…。


犬の国の王(元愛犬)攻めと、幸薄い大学生の受けの異種婚姻譚です。

犬の国へと飛ばされた受け。犬の国の犬(人型で耳尻尾つき、犬の姿にもなれます)たちは、仲間が人間界で一方的に忠誠心を求められ、ペットという名の奴隷扱いをされているため、基本的に人間を嫌っています。そのくせ人間の体液はごちそうで、そのへんの設定がイマイチ納得いかないような…。
まあともかく、犬の国に飛ばされて、悪漢に輪姦されそうになっていた受けは、駆けつけた攻めに保護され、居城に連れて行かれます。攻めは犬の国で王様になっていたのです。
大好きな受けと再会できて喜びの絶頂の攻め。受けの言葉も聞かず続き、「伴侶にする!」と言い張って婚姻の儀として3日間犯します。

陵辱強姦なのですが、攻めが受けのことが好きすぎて、ハァハァ暴走してるのがなんとも微笑ましいような受けが気の毒なような。宮緒葵さんの犬攻めとかお好きな方にはきっと楽しめると思います。
最初は嫌がっていた受けが落ちるのが早い気もしますが、まあこれは生まれて10数年ずっと一緒だったという積み重ねがあったからでしょうね。

エロはなかなかツユダクでよかったです。攻めの犬っぷりが可愛くて健気だし、犬ならではの射精の長さとか、そういうのも楽しかった。
獣姦ありますので、そちらが苦手な方はお気をつけください。

ひとつすごく引っかかったのが攻めの名前。白毫って、長い一本の毛が巻きついてできているという、大仏さまの額のホクロ的なあれと同じ名前ですよね。それが気になって気になって…。
攻めが「白毫」って呼ばれるたびに、脳裏に大仏さまの顔が浮かびました。(笑)

6

お犬様

かわい恋作品にしては、設定も表紙の雰囲気も甘めな
雰囲気だなーなんて思いながらの購入だったのですが
あまあまでしたね*。(*´Д`)。*°

唯一無二の存在だった犬のシロ
育ててくれた祖母が亡くなり、二人きりになってから
シロまで行方をくらましてしまう。
何年も捜し歩いたが手がかりすら見つけられず。
そんな時、異世界にトリップ→再会なお話なのであります。
犬の国で王となったシロとのエトセトラなお話。
シロからしてみれば、いつか夫婦に。
ずっとずっと愛しの~だったわけですが、
そんな思いとは思わない受とのすれ違いがよかったですね。
陵辱とまではいえませんが、意に反しておかされる受がオイシイ。
あまつさえ変な薬を飲まされてしまっているが故に感じてしまう
いやはやスバラシス(*`▽´*)
犬のように這わされたり、犬の状態でだったり
愛かわらずのエロも満載でカワイイ作品でした。
純粋な目でみれば、従順かつ愛情深いシロを応援せざるを得ない
よきお話。
個人的にはジロちゃんにいい伴侶を見つけてあげてほしいなーと
思うのですがいかがでしょうか。
人間と続きかいいと思いますww

3

溺愛と葛藤の物語

異世界トリップ物。犬の国に迷い込むとそこには行方不明になっていた飼い犬シロが王となって白毫として自分を待っているという、最初から溺愛の予感しかしない始まり。
しかし主人公の郁己にとっシロは大切なペットというそんざいであり、嫁として求められることに葛藤し続ける。犬の世界では人間が嫌われていることもあって、人間世界に戻りたい郁己を応援したくなってしまう。
しかし郁己を求める白毫の必死さに、郁己が絆されていくのがキュンキュンします。
ラストの事件で子ども達が出てくるのもカワイイ。
是非とも2人のラブラブな続編を読みたい1冊。

3

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